質問しても「わからない」ばかり…子どもの言葉の発達が進まない理由とは?

 

子どもの言葉の発達が気になり、「会話を増やせば伸びる」と信じて頑張っているのにうまくいかない…。実はその原因は話す力ではありません。話す前の脳の発達に目を向けることで、会話力が伸びていきます!言語聴覚士がわかりやすく解説します。
 

【目次】

 
 

1.会話を増やしても言葉が伸びないのはなぜ?

 
 
言葉の発達がゆっくりなわが子に一生懸命会話を増やしているのに、返ってくる返事が「わからない」「忘れた」ばかりで悩んでいませんか?
 
 
「会話を増やしましょう。言葉は会話で育ちます」
 
 
子育てをしていると、よく聞く言葉ですよね。
 
 
ですが実は、そうとは限りません。
 
 
子どもの言葉の発達は「話す前の脳」が整っていないと進まないからです。
 
 
 
 
実際、一生懸命話しかけても、
 
 
・何を聞いても「わからない」「忘れた」
・返事は「普通」「楽しかった」だけ
・話し始めると長いのに、結局何が言いたいのかわからない
・そもそも話したがらない
・吃音があって言葉に詰まり、苦しそう
 
 
と、会話を増やそうとしているのに理想の会話なんて全然増えない…。
 
 
こんな現実はありませんか?
 
 
これは、話す前の段階の情報を整理する力がまだ育っている途中だからなんです!
 
 
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2.言葉の発達を紐解く!情報の4つのコップとは?

 
 
会話が苦手な理由は、「話す力」が弱いからではありません。
 
 
情報の処理をする4つのコップが関係しています。
 
 
言葉の発達には、昔からずっと変わらない脳の発達の順番があります。
 
 
それは、「理解」が先、「表出(話す)」が後
 
 
理解できないものは、表出できません。
 
 
会話として言葉に出るのは、いちばん最後の工程です。
 
 
インプットする力を発達させることが何よりも大事なんです。
 
 
 
 
子どもたちの脳には、1日中、こんな情報がドバーッと入ってきます。
 
 
・ママの声
・先生の説明
・周りの音
・表情、視線
・友だちの反応
・兄弟の声
・明るさ、暑さ、寒さ
・自分の疲れや空腹
・気持ち
 
 
全部、五感+体の感覚や記憶から流れ込んできます。
 
 
この情報が4つのコップに順番に入っていきます。
 
 

◆① インプットのコップ

 
五感・体の感覚で情報をキャッチする器
→入る量が多すぎたり、刺激が強すぎるとパンクして「わからない」になる。
 
 

◆② 理解のコップ

 
入ってきた情報の中から“大事な情報だけ”を残して意味づけをする器
→ここが弱いと「普通」「楽しかった」しか出てこない。
 
 

◆③ 思考のコップ

 
理解したものを、自分の経験・気持ちとすり合わせ“自分の意見”にしていく器
→ここが弱いと話が迷子になる・長くなる。
 
 

◆④ 表現のコップ

 
思考を言葉として外に出す器
→ここが最後のステップ!
 
 
つまり、子どもが「わからない」「普通」と答えるのは、話す力が足りないからではなく、その手前の脳の処理が追いついていないからなんです。
 
 
だから、会話は増えなくて当然なんです。
 
 

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3.タイプ別!情報のコップを整理しておしゃべり上手にする声かけのコツ

 
 
インプット→理解→思考→表現の流れを整えれば、確実に言葉が発達して会話力が伸びます!
 
 
今日からできる声かけを、会話のつまづきのタイプ別に紹介します!
 
 

◆① すぐ「わからない」タイプ

 
 
インプットのコップに情報が入りすぎてどれを拾えばいいか整理できないケースと、そもそも注意散漫で、コップに必要な情報が入っていないケースの2つあります。
 
 
このタイプの子には質問を「ワンシーン」にしぼって聞いてあげましょう。
 
 
・今日どうだった?
→外でいちばん走ったのはいつ?体育?休み時間?(場面をひとつに絞る)
 
 
・今日あったこと話して!
→今日ピカイチのできごとは何?(情報量を減らす)
 
 

◆② なんでも「楽しかった」「普通」タイプ

 
 
インプットのコップを通過して、「これってどういうことだったのかな?」と理解しようと、自分の感情や過去の経験とすり合わせようとするけれど、それがつながらない迷子さんです。
 
 
効果的なのは「言葉のラベル貼り」です。
 
 
例えば、お子さんが「楽しかった」と一言で返してきた時は、「それってさ、『みんなで笑って楽しかった』のと『前より上手にできて嬉しい楽しかった』のどっち?」と、ママが選択肢を提示します。
 
 
このようなやりとりを繰り返すと、少しずつ「なにが楽しかった」「どう楽しかった」と表現のバリエーションが増えて、会話が広がりやすくなっていきます。
 
 

◆③ 話が長くて迷子タイプ

 
 
思考のコップで順番に整えるのが苦手な子たちです。
 
 
たくさん話すので、いっけんおしゃべりが上手に思われてがちな子ですが、実は脳の中の言葉の回路は大渋滞しています。
 
 
このタイプにはママが話の内容に番号札をつけてあげましょう。
 
 
ママが一度「3つに要約」します。2つでも3つでも4つでも、それはシチュエーションに応じて変わります。
 
 
「今の話、まとめてみるね。①◯◯があって、②そのあと××で、③そこでびっくりしたんだね?」
 
 
このように思考のコップに“番号札”をつけるイメージです。
 
 
こんな会話を繰り返していると、次第にお子さんも順番に会話ができるようになっていきます。
 
 
 
 
「会話力が伸びる」ということは、情報を整理して、理解して、考えて、言葉にできるようになること。
 
 
会話は総合力なんです。
 
 
これはAI時代を生き抜く力にも直結します。
 
 
まずはママの声かけで、「話すって楽しい!」という自信を授けてあげてくださいね。
 
 
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執筆者:おざわつきこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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