7歳の子の癇癪が家でだけ激しいことに悩んでいませんか?外ではいい子なのに家で暴れる背景には、脳にたまったストレスがあります。7歳・小学校1年生の子が家でだけ癇癪を起こす理由と、ストレスを和らげて子どもが落ち着いていく声かけのコツを紹介します。
【目次】
1.7歳の子の癇癪が家でだけ激しいのはなぜ?
2.外ではいい子なのに家で暴れる…7歳・小1の息子と私の経験
3.家だけ癇癪を起こす子が落ち着いた!ストレスを和らげる声かけのコツ
1.7歳の子の癇癪が家でだけ激しいのはなぜ?
外では落ち着いているのに、家に帰るとまるで別人のように癇癪を起こす…。
そんな様子を見ると、どうして「家でだけ」こんなに荒れてしまうのだろう?と、戸惑いと不安でいっぱいになりますよね。
実はこの状態、わがままでも、しつけ不足でもありません。
背景にあるのは、脳にたまったストレスです。
外では、学校という環境の中でたくさんの刺激を受けています。
先生の声、友達との関わり、周囲の空気。
小学校1年生、7歳頃の子どもは、それらを必死に受け止めながら頑張っています。
特に、注意欠陥多動性障害(ADHD)×自閉スペクトラム症(ASD)の特性を持つ子は、周囲の情報や感情を強く受け取りやすい傾向があります。
例えば、こんなことです。
・先生から怒られている子を見るだけで、大きな不安や恐怖を感じてしまう
・お友達が何気なく言った一言に傷つく
さらに1年生は、見るもの全てが新しいので、インプットする情報がたくさん!
ADHDの不注意や衝動性から、ついいろんなものに目移りしてしまう反面、先生のお話に集中しなければいけない、というプレッシャーもあり、脳にストレスがかかってしまいます。

その一方で、自分の気持ちを言葉で外に出すことが苦手な傾向もあります。
自分の感情にはとても鈍感なのに、感情のアウトプットが苦手なため、自分の思いをうまく表現できず、ついついガマンしてしまうことも…。
そのため、外では気を張って耐え、安心できる家に戻った瞬間、たまっていたストレスが一気に噴き出してしまうのです。
「家でだけ癇癪を起こす」という行動は、子どもなりに頑張ってきた証であり、脳が発しているSOSなんです。
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2.外ではいい子なのに家で暴れる…7歳・小1の息子を育てる私の経験
実は私の息子も、小学校1年生になった頃、同じ状態でした。
朝はきちんと登校し、学校から問題行動の連絡が入ることもありません。
先生から見れば、「落ち着いたいい子」。
けれど家に帰ると、癇癪が激しくなり、弟に一方的に当たってしまうことも増えていきました。
兄弟喧嘩が絶えず、そのたびに止めに入る毎日。
体も大きくなり、力も強くなってきた息子を抑えながら、
「どうしてこんなふうになるんだろう」
「私の関わり方が悪いのかな」
と、自分を責めていました。

今振り返ると、私が必死にやっていた「止める」「抑える」「叱る」という対応は、息子の脳にとっては、ストレスを抜くどころか、さらに緊張を高めてしまっていました。
息子に必要だったのは、行動を止めることでも、力で抑えることでもなく、脳にかかりすぎているストレスを和らげる関わりだったんです!
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3.家だけ癇癪を起こす子が落ち着いた!ストレスを和らげる声かけのコツ
私が息子にしたことは、肯定の声かけでポジティブな感情で過ごす時間を増やしていくことです。
脳は、安心や心地よさを感じているときに、感情をコントロールする力を育てていきます。
家での癇癪が頻繁に起きているということは、子どもの脳に過度なストレスがかかっているという現れです。
私が特に意識したのが、「3S」です。
Smile(にこやかな表情で)
Sweet(やさしい声で)
Slow(ゆっくり、間をとって)
周りの感情に敏感なADHD×ASDキッズには、「3S」を意識してコミュニケーションを取ると、子どもの脳は「安全な情報」として受け取れるようになり、ストレスがスッと和らいでいきます。

癇癪が激しいときほど、親も余裕がなくなりがちですが、そのタイミングこそ、子どもは限界に近づいています。
脳の疲れに気づき、回復の方向へ関わり方を切り替えることで、親子の毎日は確実に変わっていきます!
「3S」を意識した肯定の関わりで脳に過度にかかっているストレスを緩和し、癇癪を減らしていきましょう!
▼小1の癇癪対応について動画でも解説しています!
お母さんが声かけを変えるだけで、子どもがぐんぐん伸びるヒントをお伝えしています!
執筆者:大谷むつみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)



