だんだんと回数が増してきた登校渋り。このまま新学期は大丈夫?と不安なママはいませんか?実はお休みに生活習慣を整えるより先に意識したい順番があります。登校しぶりの小学生がスムーズな新学期を始めるための春休みの過ごし方をお伝えします。
【目次】
1.登校渋りの小学生、春休みでどう立て直す?
2.登校渋りぎみの小学生に起きている3つの状態
3.私も春休みを使って子どもを頑張らせようとしていました
4.登校渋りぎみの小学生が回復する春休みの過ごし方と3つの視点
1.登校渋りの小学生、春休みでどう立て直す?
3学期に入り、少しずつ増えてきた登校渋り。
「今日はちょっとお腹が痛い」
「行きたくないな…」
そう言いながらも、なんとか登校し、けれども、帰宅後はぐったりして会話も少なめ。
そんな様子を見ていると、
「4月から大丈夫かな」
「このまま不登校になったらどうしよう」
と胸がざわつきますよね。
だから、春休みこそ立て直しのチャンスかもしれない、そう感じますよね。

・生活リズムを整えよう
・だらけさせないようにしよう
・体験活動を入れて自信をつけさせよう
ちゃんと計画を立てて、新学期を元気に迎えさせたい。
そう思うのは、3学期不安定だったわが子を見ているママなら無理もありません。
けれど、ここで一つ大切な視点があります。
登校渋りが出ている子どもにとって、春休みは必ずしも“整える期間”になる、とは限らないということです。
ママの関わり方の順番を間違えると、4月のスタートがさらに重くなることもあります。
一体、何が起きているのでしょうか。
2.登校渋りぎみの小学生に起きている3つの状態
まずは、現状の子どもの状態を整理してみましょう。
◆① エネルギーが下がっている
学校は、子どもにとって大きな刺激の場です。
授業、友達関係、集団行動、先生とのやりとり。
目立ったトラブルがなくても、1年間の積み重ねでエネルギーは消耗しています。
特に、繊細さや発達特性がある子どもは、見えない緊張を抱えやすいものです。
家に帰るとぐったりしているのは、怠けているからではありません。
外でがんばった反動で、お家という安心できる場所で力が抜けているのです。
そんなエネルギーが下がっている状態で、さらに「立て直そう」とすると、回復の時間が削られてしまいます。
◆② 新学期への不安がすでに始まっている
春は変化の季節です。
クラス替え、先生の変更、新しい友達関係。
大人が思う以上に、子どもは先の変化を感じ取っています。
「またうまくやれるかな」
「前みたいに行きたくなくなったらどうしよう」
そんな気持ちが、言葉にならないまま心に残っていることもあります。
この不安がある状態で、春休みに新学に向けた準備を計画に詰め込むと、子どもにとっては「また準備しなきゃ」「また頑張らなきゃ」という負担になります。

◆③ “できない自分”の記憶が残っている
登校渋りを経験すると、
「また行けなくなるかもしれない」
「自分は弱いのかもしれない」
というネガティブな自己評価につながることがあります。
表面上は元気に見えても、自信が揺らいでいることは少なくありません。
ここで生活リズムの改善や目標設定を強く意識すると、「ちゃんとできないといけない」というプレッシャーが増えてしまうのです。
この3つの状態を理解せずに“立て直す”ことを優先すると、親子の空気が少しずつ硬くなります。
では、春休みはどう過ごせばいいのでしょうか。
3.私も春休みを使って子どもを頑張らせようとしていました
実はわたしも以前、登校渋りの娘が新学期にスムーズにスタートできるか不安だったことがあります。
「春休みでなんとかしなきゃ」
「早く追いつかなきゃ」
そう思い、遅れている学習を取り戻そうと春休みの1日のスケジュールをたてていました。
そして、娘に「一緒にやっていこう!」とばかりに、毎日声をかけ続けていたんです。
最初はしぶしぶ取り組んでいた娘ですが、お休みの前半で疲れてしまったのか、だんだんと朝起きてくるのが遅くなり、だらだら過ごす時間が増えていきました。

「こんなはずじゃなかったのに…」
春休みで立て直すつもりが、むしろ悪くなっているように感じました。
そして迎えた新学期のスタートは…やはりグズグズ。
そこから立て直すのに、さらに時間がかかってしまいました。
春休みにまず必要だったのは、整えることではなく、心を回復させることが先だったと気づきました。
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4.登校渋りぎみの小学生が安心を回復する春休みの3つの視点
ポイントは、関わり方の順番です。
生活リズムを立て直そうとする前に、まず回復することが大事なんです。
生活リズムを立て直そうとする前に、まず回復することが大事なんです。
そのための3つの視点を整理します。
◆視点① 気持ちの回復を最優先にする
まずは、子どものいつものエネルギーを戻すこと。
早寝早起きの完璧さよりも、
・安心して遅めに起きる日がある
・予定のない日がある
・「何もしない時間」がある
こうした余白が、心身の回復につながります。
「4月のために」ではなく、「今の回復のために」と考えてみてください。
◆視点② 不安を“解決しようとしない”
「新学期、どう思ってる?なにかやってみたいことある?」と問い詰めたり、前向きにさせようと説得するよりも何気ない会話で出てきた言葉を、まずはそのまま受け止める。
簡単なようですが、大切なことなんです。
「そう思ってるんだね」
「ちょっと心配なんだね」
評価もアドバイスも足さずに聞くことで、安心は少しずつ増えていきます。
安心が増えると、子どもは自分から話し始めます。

◆視点③ 小さな“自分で選ぶ”経験を増やす
春休みにできることは、勉強や新たな習い事だけではありません。
・今日はどこに行く?
・何を食べる?
・どの本を読む?
ちょっとした選択を積み重ねることが、「自分で決められる」という感覚につながります。
この感覚が、自信の土台になります。
“やらせる”よりも、“選ばせる”それが新たな環境へ飛び込む心の準備になっていきます。
すこしずつ安心が戻ると、子どもは未来の話題を口にし始めます。
「新しいクラス、どうなるかな」
「友達と同じクラスがいいな」
そんな言葉が出てきたら、それは回復のサインです。
春休みは、新しい何かを始めたり、劇的に生活を変える時間ではありません。
安心を積み重ねる時間なんです。
登校渋りのあった小学生の春休み過ごし方を考えるとき「何をさせるか」ではなくまずは、「安心は増えているか」を問い直してみてくださいね。
その順番が、きっと新学期への一番確かな準備になりますよ。
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よくある質問(FAQ)
Q1:登校渋りの小学生は、生活リズムを立て直すことが最優先なのでしょうか?
A1:最優先とは限りません。
登校渋りが出ている時期は、子どものエネルギーや安心感が下がっていることがあります。生活リズムを立て直すことよりも、まずは「回復 → 安心 → 行動」の順番を意識することが、新学期につながりやすい関わり方です。
Q2:春休みに新学期の準備をさせないと、遅れてしまいませんか?
A2:準備そのものよりも、準備に向かえる状態を整えることが先です。
不安が強いまま準備を詰め込むと、「また頑張らなきゃ」と負担になることがあります。安心が戻ってくると、子どもから少しずつ未来の話題が出てきます。それが準備に向かえるサインです。
Q3:回復してきたサインはどうやって分かりますか?
A3:「未来に触れる言葉」がひとつの目安です。
「新しいクラスどうなるかな」「友達と同じクラスがいいな」など、子どもから新学期に関する言葉が出てきたら、安心が増えてきている可能性があります。焦らず、そのペースを大切にしてください。
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執筆者:井上喜美子
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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