コロナウイルスによる休校期間、親子でどのように過ごしていますか?実は時間に余裕のある今こそ、新学期に向けてHSCや発達障害の子との親子関係を立て直すチャンスなんです!そのための秘策をお伝えします。 |
【目次】
1.コロナウイルスによる休校の日々、親子関係は良好ですか?
一斉休校になってから、HSC(Highly Sensitive Child)や発達障害グレーゾーンのお子さんとどのように過ごしていますか?
一緒にいる時間が長くなって、親子ともイライラしたり、鬱々とした気分になってしまったりしているご家庭もあるかもしれません。
「早く学校始まらないかな…」
「もう子どもと一緒に過ごしたくない…」
「とにかく離れたい…」
しかし、見方を変えると、このコロナウイルスによる休校期間というのは今までになかった親子の時間を過ごしているということ。
実はこのタイミングは、新学期に向けて親子関係を立て直すのにベスト!なんです。
2.HSCや発達障害の子との親子関係の立て直しのチャンスは今!
学校があったときの朝を思い出してみてください。親子のコミュニケーションは、ママの指示出し、確認の声かけばかりではありませんでしたか?
「もう〇時だよ!早く起きて!」
「朝ごはん食べ終わった?」
「〇時までに支度しないと間に合わないよ!」
そのとき、言われれば言われるほど、お子さんは不機嫌になって行動しなくなるということが起きてはいませんでしたか?
実は、子どもが動き出しやすくなるためには、声かけに秘訣があるんです。
学校があったときには時間に追われていて、急かすような声かけをせざるを得なかったかもしれません。でも、休校の今であれば、学校があったときに比べ、時間に余裕がありますよね。
この期間を利用して、根本的に親子のコミュニケーションを変えてしまいましょう。
3.新学期に向けて親子関係を立て直すための秘策
発達科学コミュニケーションでは、指示出しのとき、肯定的な声かけでサンドイッチするのが基本です。
肯定の声かけ
↓
指示出し
↓
肯定の声かけ
という感じです。そこで時間に余裕のある今だからこそ、お子さんが行動するのを待ってから、ママが声かけするようにしてみましょう。
例えば、
「おはよう!あっ!目があいたね!」(肯定の声かけ)
↓
「朝ごはんは〇〇(好物)だよ!布団から出ようか!」(指示出し)
↓
「もう布団から出たんだね!」(肯定の声かけ)
という声のかけ方です。
ポジティブなコミュニケーションを繰り返していくと、お子さんの耳にママの言葉がスッと入るようになります。そして、叱ったり注意したりしなくても、自ら行動するようになっていきます。
ぜひ新学期に向けて、親子のコミュニケーションを見直して、親子関係を良好にしておいてくださいね!
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執筆者:渡辺カナ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー、臨床心理士)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー、臨床心理士)