発達凸凹キッズを抱えるママに聞きました!これからの働き方に必要な絶対ルールとは?

コロナウイルス感染防止の観点から、働き方にも変化が求められています。発達凸凹キッズを抱えるママも家族と自分の幸せのため、ライフスタイルを見直すときなのかもしれません。今回はアンケート結果から、これからの理想の働き方を提案します。
 

【目次】

 
【アンケート概要】
調査期間:2020年3月28日〜4月6日
調査方法:インターネット調査
対象:発達科学コミュニケーショントレーナーまたはリサーチャー、受講生、メルマガ会員、パステル総研・SNS読者 計385名
 

1.これからの働き方について考えてみませんか?

 
 
緊急事態宣言が再発令されて10日。コロナ終息はまだ見えませんよね。
 
 
こんな今だからこそ、ママは自分のことを後回しにしないで欲しい、と私は思います。
 
 
お母さんに影響されない子どもはいない。だからママは子育てを考えるのと同じくらい、自分の人生のことも考えて欲しい!
 
 
発達凸凹(パステル)の子どもを抱えているママだからこそ、将来に備えた働き方をして欲しい!
 
 
そこで今回は、パステル総研で行ったアンケートをもとに、これからのママの働き方について考えていきたいと思います。
 
 
 
 

2.満足度の高いママの働き方とは?

 
 
今回のアンケートでは、ママのグループを3つに分けて調査をしました。
 
 
アンケートに答えてくださった3つのグループの働き方への満足度はこうでした。
 
 
【主婦グループ】
 
 
 
【出勤グループ】
 
 
 
【在宅ワーカーグループ】
 
 
 
①専業主婦や育休中のママなどの主婦グループ:20%
 
②会社員やパートタイマーなどの出勤して働いている出勤グループ:28%
 
③テレワーク中の人、起業家・フリーランスなど家で仕事をしている在宅ワーカーグループ:73%
 
 
ひと目で分かるように、桁違いの満足度を示したのが在宅ワーカーのグループです。
 
 
家にいながら仕事ができる。
 
 
私自身も在宅ワーカーですし、在宅での起業をプロデュースしてきて、在宅ワークや在宅起業は、本当にママ向きだと思います。
 
 
昨年のコロナ休校という状況にも右往左往しないで済んだ、というメリットもありますが、コロナと切り離して考えても、発達凸凹キッズの子育てに在宅ワークは有利なんです!
 
 
例えば、子どもが急に学校に行きたくないと言い出しても、出勤時間に慌てる必要はありません
 
 
学校や園から電話がかかってきても、上司に謝って早退する必要もありません
 
 
不登校気味になっても、風邪を引いて休んでも、学校の帰りが早い日も、ママが家にいられるメリットはとても大きいのです
 
 
では、実際に在宅ワークの経験がある125名が答えてくれた、在宅ワークの実際のところをリポートしたいと思います!
 
 
 
 

3.在宅ワークがもたらすメリットはコレ!

 
 
まず、在宅ワークではメリットとデメリット、どちらが多かったのか?
 
 
調べてみると、61%の回答がメリット39%の回答がデメリットを示していました。
 
 
そのメリットのリアルな声を見てみましょう。
 
 
 
 
まず1番回答が多かったのが、通勤時間が省けるのがいい!という結果。
 
 
ただでさえ忙しいママですから、通勤時間が省けるだけで、家事をする時間や用事を済ませる時間が手に入るメリットは大きいと思います。
 
 
2位以下の回答についても、私自身、全く同じメリットを感じています。
 
 
つまり、今のみなさんの働き方の不満や不便が1位~7位の回答で解決できる悩みなら、在宅ワークに切り替えることが有効に働くということです!
 
 
ところが在宅ワークにも種類があるので、在宅ワークなら何でもいいというのは間違いです!
 
 
在宅ワークには、デメリットもあるからです。
 
 
特に、今回のコロナの一件で急に在宅ワークを始めた企業は実はあまり成果を出せていないという声もあります。
 
 
ではどんな在宅ワークなら、発達凸凹キッズの子育てに有利なのでしょうか?
 
 
 
 

4.知っておきたい在宅ワークのデメリット

 
 
続いて在宅ワークのデメリットについて解説します。アンケートによるとママたちの感じるデメリットとは
 
 
 
 
という結果でした。
 
 
第1位から第5位までを並べてみましたが、どれも同じようなことを表しているように見えるのは私だけでしょうか?
 
 
要するに「家にいると仕事がしにくい…」と感じている人がいるんです。
 
 
実際に、このコロナ騒動で急にテレワークを取り入れ始めた会社は、家にいて仕事をしない社員に頭を抱えていたり、解雇対象になっていますよね。
 
 
要は在宅ワークにもやり方があるのです。
 
 
 
 

5.発達凸凹のママが子育ても自分の人生もあきらめない働き方

 
 
発達科学コミュニケーションは時代の先を見て、もう2年半以上前からオンラインの発達支援を実現してきました。
 
 
発達凸凹の子育てを学びながら、ママが在宅で起業やパート感覚のお仕事もできるように整えるまでには、多くの試行錯誤のプロセスがあったからこそ!
 
 
ママが家で仕事をしているからと言って、「今ママは仕事してるんだから黙ってて!」な~んて怒り出すような仕事をしていたら、本末転倒ですよね?
 
 
こういう本末転倒なのは当たり前ですが、発コミュでは禁止です。子育てをおろそかにしてはいけないルールと技術があります。
 
 
それに加えて起業まで考えている人には、家の中にお仕事専用スペースを創ってもらいます。誘惑に負ける人には自分が働きやすい時間割をつくって頂きます。
 
 
もちろん、タスク管理や目標達成の方法まで!
 
 
その他にも、たくさんのママのおかげで、在宅だからこそ生じる問題を解決できるノウハウが発コミュには蓄積されています。
 
 
要は自立してシゴトする!
 
 
これができるか、できないか?の差だけ。だからこそ、在宅ワークなら何でもいいという訳にはいきません。
 
 
在宅ワークには大きく2種類。雇われながら在宅で働く方法と、雇われずに在宅で働く方法があります。
 
 
インターネット環境がどうの…というお話なら物理的に解決できることですが、在宅ワークをしようかな!と思っている人にとって大事なのは、自立して仕事したいかどうか?なんです。
 
 
在宅ワークは、
 
 
・仕事を指示してほしい
 
・何をするか決めてほしい
 
・どこまでやればOKか判断してほしい
 
 
という人には不向きか、もしくは、新しい仕事のスタンスを習得するチャンス!だと捉える意識が必要です。 
 
 
逆に、
 
 
・会社や上司に細かく管理されたくない
 
・自分で考えて働きたい
 
・もっと自由にやらせろ~!
 
 
という人には天国のような働き方です。しかも、発コミュは子どもを伸ばす方法を学びながら在宅ワークができる♪
 
 
我ながら、最高の仕事だと思っています。(勝手に思っているだけです、許してください)
 
 
 
 
先日、アメリカのウォルトディズニー社が従業員10万人以上に対する給与支払いを停止することが明るみになりましたね。パリのディズニーでも給与停止されるそうです。 
 
 
ディズニーが経営難に陥るなんて、従業員は思いも寄らなかったかもしれませんが、大企業だから安心、雇われているから安心、なんて時代は、もう本当に終わってしまったんだと思うようなニュースです。
 
 
雇われていても安心ではない。
 
 
子どもの発達と切り離せない、ママの人生を考え直すヒントになれば嬉しいです。
 
 
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執筆者:吉野加容子
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)
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