子育ても仕事や趣味も充実させたいと思いませんか?発達凸凹のある子どもを育てるお母さんが育児と仕事を両立して働く素敵なお母さんになるために必要なのは、お母さんが〇〇することでした!発達科学コミュニケーショントレーナーに両立のコツを聞きました!
【目次】
1.子どもへ放ってしまった言葉で自分を見つめ直したあの日
2.発コミュってすごい!やればやるだけ出た変化
3.子育てと仕事の両立のため、家族に認めてもらいたい!
4.動いた人から子育ても自分の生き方も変わります!
1.子どもへ放ってしまった言葉で自分を見つめ直したあの日
発達障害・グレーゾーンのお子さんを育てるお母さんは、定型発達のお子さんに比べると子育てで苦労されることが多いと思います。
世の中には、インターネットや書籍などで発達障害への対応方法が載っているものはたくさん出回っています。ところが、全ての情報が我が子に当てはまるわけではありません。
「こんなに調べているのにちっとも我が子が良くならない!」と悩んでいるお母さんは大勢います。
中には、保育士や幼稚園教諭など、子育てのプロとして働いているお母さんでさえ、自分の子どもへの対応に悩み苦しんでいることが少なくないのです。
発達科学コミュニケーショントレーナーの渋沢明希子さんも、その一人でした。
渋沢さんが専門にしている頑固な子どもが将来有望になる!お母さんの対応方法はこちら!
この記事では、渋沢さんの発達科学コミュニケーション(発コミュ)との出会いから、現在までの母として、一人の女性としての成長について伺っていきたいと思います。
ーーー発コミュに出会ったきっかけについて教えてください。
「はい。私は、自分自身の子育てですごく悩んでいました。私の場合、娘がADHD傾向があって、思うように言う事は聞いてくれないタイプだったんです。
すごく私が怒鳴ってしまったり、ときには手が出てしまうことがあったりしたんですね。
そのことで凄く悩んでいて、これはどうにかしないといけないという焦りがありました。
元々保育士もしていたので、『こんな職業をしていながら、自分の子どもも見れていない自分はなんなんだ?』という想いがありました。
本当に変わらなきゃまずいなという気持ちがすごくあって、インターネット等を夜な夜な検索したりしていろいろ探している中で発コミュに出会いました。」
ーーー渋沢さんは、いつも笑顔で”優しいママ”オーラが漂ってるんです。正直なところ、怒鳴って、しかも手が出ていたというのは信じられないですね…本当に変わらないといけない!と決意したエピソードがあったら教えてもらえますか?
「一番これはまずいと思ったのは、娘が子ども園の年長さんのときに仲の良かったお友達にすごい暴言を言ってしまったことです。
どんな暴言かというと…『あんたおかしいんじゃないの?』とかなりきつい口調でズバッと言ってしまったそうなんです。
お迎えに行ったときに先生からそのことを聞いて、私本当にどきっとして。
その言葉は、実は私が娘に行ってしまった言葉だったんです。
娘が言うことを聞いてくれなくて、私が『もう!』とイライラした時に『おかしいんじゃないの?!』って言ってしまったことがあって…
これはまずいと思って、先生にも、『すみません。私がそう言ってしまったことがあって、娘はその言葉を言ってしまったんです…』と先生に伝えました。
そのときに、心の底から本当に娘に対してひどいことをしていると思って、本気で変わろうと思いました。そのエピソードが、私が1番変わろうと思ったことの中でも強いエピソードですね。」
ーーーありがとうございます。渋沢さんにとってもとても辛いことだったと思います。話してくれてありがとうございます。
◆ポイント解説
子育てをしている中では、ついついイライラしてしまって自分でも言おうとは思ってはいなかった言葉を言ってしまったり、お子さんに手をあげてしまったりした経験があるお母さんはいらっしゃると思います。
それほどに、正しい知識のないままに、発達に凸凹のある子どもを育てるということは難しいことです。
渋沢さんは、ご自分の過ちを認め、園の先生に正直に謝ったとのこと。その誠実さに、とても感動しました。どうしても、自分を守ろうとして言い出しにくいということもあると思うのです。
けれども、先生にも娘さんにも謝罪の気持ちを持ち、『私が変わらなければ!』と自分が変わる決意をされました。その素直さと、決意によって、渋沢さんの子育てはどんどん良い方向へ変化をもたらしてくれたのです。
2.発コミュってすごい!やればやるだけ出た変化
渋沢さんの自分自身を変えよう!という決意によって、子育てにどんな変化が起きたのでしょうか?
ーーー発コミュの講座を受け始めるきっかけはどうだったのですか?
「私の場合はずっと吉野さんのメルマガを読んでいました。そのメルマガの記事でこれいいなぁと思ったことをひたすらノートにメモをして見返したり、実際に娘にやってみたりしていました。
私、結構真面目なんです!
そうしたら、やっぱりすぐ変わったんですよ、娘が。すぐに変わった!というのがすごく驚いて、メルマガを読んでいくうちにこれだったら私でもできるかもしれないと思い、吉野さんの個別相談に申し込みました。」
ーーーでは、個別相談に申し込んだときは、もう絶対にやると決めていたという感じですか?
「はい、そうですね。」
ーーー本当に真面目なんですね!ちなみに、メルマガを読んでいる段階から娘さんが変わったとおっしゃいましたが、具体的にどんな対応をしたらすぐに変わったと、今でも覚えてらっしゃいますか?
「一度、できていないことを一言うのをやめたことですね。元々、娘ができていないなら、注意しなきゃいけない、どうにかしてやらせて直してあげないと、という意識がすごくあったんです。
それを一旦捨てて、とにかく言わない。だけど、できていることを、これできているねって言ったり、楽しく遊んだりするという方に方向転換してみたんですね。
部屋もぐちゃぐちゃだし、もう色々と本当にできていないけど一切無視したんですよ。そうしたら自分から気づいてちょっと動き出したりしたんですよね!
『えー⁉︎これでこんなにすぐ変わるの?』って思いました!
『やりなさいって言わないと、子どもは動くんだ!』というのがわかって、衝撃でした。その娘の変化を見て感じた私自身の気持ちの変化がとても大きかったです。
この講座、このメソッドはすごいなぁ!いいなぁと思って、やろうと決めました。」
◆ポイント解説
子育てに良いと言われている本や、ネットの情報等を読んで、「いいなぁ」と思っても具体的に自分がどのように動いて良いかわからず、読んで終わってしまっているということも多くなりがちですよね。
しかし、渋沢さんは、メルマガを読んでいる段階から、自分に取り入れることができるものを実践して、メモにとるなどの記録もしていたとのことです。
できていないことを完全に言わないようにするというのは、お母さんの究極目指すところだと思います。でも、目の前にいっぱい問題があって言いたくてしょうがない…となりやすいです。それを、一回止めて変えられた。
すごい行動力を持っている女性なんだな!と感じました。
「あぁ、いいなぁ」で終わらせず、自分なりに実践してみるということが、何事においても上達する秘訣ですね!
3.子育てと仕事の両立のため、家族に認めてもらいたい!
続いて、発コミュのトレーナーになられてからの渋沢さん自身の更なる変化について聞いていきたいと思います。
ーーートレーナーとして活動されていて、子育てと仕事をうまく両立されていると思うのですが、その中で自分自身が変わったなと思えるようなターニングポイントとなる出来事はありましたか?
「はい。夫と義理の両親に自分の本当の思いを伝えることができるようになりました!以前は、私はなかなか言えない人だったんです。
この活動を通してすごく自分にも自信がついてきて、自分はこうしたいからこれをしてくれない?という風に夫にも交渉できるようになりました。
先日、実は義理の両親に私の仕事について、半分ちょっと注意みたいなものを受けました。
『今の仕事、それはちょっと心配だよ』ということをすごく言われて。
『どうしてもやりたい』
『このまま後悔して死にたくないからやらせてください』
『絶対に子育てと両立します』
という話をきちんと2人にしたら、『やってごらん』と、言ってもらえて凄く嬉しかったです。
人から言われてすぐ折れない。自分の気持ちを理解してもらえるよう歩み寄ろうと思える。そういうところがすごく変わったと思います。」
ーーーすごいですね。やはり、色々忙しくなると、周りの方も心配になりますよね。義理のご両親にしっかり自分の考えを伝えることができるというのは、本当に強い心が必要ですよね。
「今までは、義理の両親に対しては、言われた事に『はい。』と従うだけで、自分の気持ちは言えなかったので本当に変わったと思います。」
ーーーなるほど!渋沢さんはトレーナーデビューしてからもうすぐ1年ですね。自分に自信がついて、人にも自分の意見を堂々と言えるような自分を発見できたのは、どれくらいのタイミングのときでしたか?
「発コミュや他の起業家の方が集まるチャンスプロジェクトの度に少しずつ自信がついていきましたね。
あと、吉野さんの主催するYell’sでの『夢のりバーベキュー』で自分がリーダーとして活動させていただいた時にも、皆さんのことを先導していかなきゃというプレッシャーを乗り越えたなと感じて。
それからは人前でも割と自分から意見を言えるようになったように思います。」
◆ポイント解説
トレーナーとしてデビューして起業家としてやっていくというと、最初から素質があったんでしょ?と思われがちですが、渋沢さんはそうではなかったということでしたね。
最初は、自身のお子さんの行動に困り、ご主人や義理の両親にも自分の意見が言えない一人のお母さんだった…
しかし、自分が変わろう!と動き出したことで、色々なチャンスが巡ってきて自分自身の想いを確信できるようになり自信をつけ、周りの人にも伝えることができるようになった。
子育てと仕事の両立は大変ですが、それすらも楽しんでいるように私の目には映りました。
そんな渋沢さんは、8月にパステル総研のNicotto!ライブにも出演していただいたんですよ!
4.動いた人から子育ても自分の生き方も変わります!
ーーー先日のNicotto!ライブに出演されてみていかがでしたか?記念すべき第1回目のライブへの出演ということで、実際にどんな風な思いを持って出演していただけましたか?
「はい。出演できてとても嬉しかったです!
お母さんたちの実際の気持ちをチャットでも知ることができて、自分が話したことによってお母さんたちの気持ちが楽になったり、前向きな気持ちを引き出せたりして参加できてよかったなぁと思いました。」
ーーーそれは、よかったです!読者さんの中で、これからライブの参加に迷っている方もいらっしゃると思うんですが何か一言メッセージをいただけますか?
「はい!参加するとどうなんだろう、何かしなきゃいけないんだろう?と、不安に思うかもしれないですよね。でも、本当に気軽に参加して、ただ聞くだけでも全然いいと思います!
みんなで同じ空間に集まって、同じように悩んでいる人の意見を聞くとすごく安心すると思うんですね。だから本当に気軽に、ぜひ聞きに来るだけでも聞きに来て欲しいなと思います。
まずは、自分を癒してあげないと、子どもにも優しくなれないし、夢を描くこともできないですもんね。」
◆ポイント解説
渋沢さんが出演したNicotto!ライブは、Nicotto!塾生限定サイトでフル動画を、ダイジェスト版を無料公開中です。
渋沢さんは、トレーナーとして世の中のお母さん達に発コミュのテクニックをレクチャーするだけではなく、本当に心から、
困っているお母さん達を助けたい!
お母さん達の気持ちが楽になってほしい!
と考えている、あたたかいハートの持ち主の女性でした。
今はまだ、自分の子育てに自信を持てないお母さんも、
毎日必死に職場と家の往復をして疲労困憊のお母さんも、
義理のご両親に気を使っての育児に困っているお母さんも、
大丈夫です!
同じ経験をして、それを乗り越えて、自分にも子育てにも自信を持って活躍している人がいます。
少し勇気を出して、今とは違う方法で、違う場所で、子育ての方法を学んでみませんか?
渋沢さんのように新しい自分と出会えるチャンスがきっとありますよ!
パステル総研のNicotto!ライブでも、皆さんのお悩みを解決するお手伝いを全力でサポートさせていただきます!
皆さんも、子育ても、自分の人生も楽しむことを両立できちゃうお母さんになりましょう!
執筆者:すずき 真菜
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)