発達障害の子が下の子をいじめる…1週間できょうだい喧嘩を減らしたママの対応

 

毎日毎日繰り返されるきょうだい喧嘩にウンザリ。子どもにつられてママまで爆発していませんか?今日は、発達障害を持つ兄が下の子をいじめるように見えてしまい、毎日イライラしていた私が実践して、きょうだい喧嘩が激減した「たった3つのステップ」を紹介します。
 

【目次】

 
 

1.発達障害グレーゾーンのきょうだい喧嘩をどうにかしたい!

 
 
毎日勃発するきょうだい喧嘩、多少は目をつむろうと思っていてもこうも頻繁に繰り返されると騒がしい声や泣き声にうんざりしてしまいますよね。
 
 
喧嘩を通して自己主張の仕方や力加減を学んだりと、喧嘩は対人関係や社会性を学べる機会であることは理解できます。
 
 
他人と喧嘩するよりはきょうだいで喧嘩をして、対人関係や社会性を学んでくれた方がマシだなと思う面もありますが、さすがに毎日繰り返されてはママも気が滅入ってしまいます。
 
 
 
 
発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)には特性として衝動性があり、集中したり興奮しているとブレーキが利きにくくなってしまう事があります。
 
 
そのため、自分がやっていることを中断されたり邪魔されるとかんしゃくを起こしたり、怒りの歯止めが効かずに手を出してしまう事も少なくありません。
 
 
きょうだい喧嘩でも、そのような様子が毎日くりかえされたら発達障害を持つ兄(姉)が下の子をいじめるようにも見えてしまいますよね。
 
 
高学年になると多動や衝動性は落ち着いてくると言われていますが、そんな悠長なことは言っていられません。
 
 
しんどいのは「今」なんですから!
 
 
「今」からできることを始めて少しでも自分でブレーキをかけられるようになれば、本人にとっても生きやすくなるはずです。
 
 
きょうだい喧嘩を減らすと共にブレーキの仕方も学び、子どもはもちろん、ママのストレスも軽減させたいですよね。
 
 
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2.発達障害の兄が下の子をいじめる…きょうだい喧嘩に危機感を感じた瞬間

 
 
私には発達障害・ADHDグレーゾーンの低学年と定型発達の幼稚園の男の子がいます。
 
 
それまでは長男の言いなりだった次男が、4歳になる頃から長男に意見するようになり、ケンカが増えてきました。
 
 
長男が、自分の言う事を聞いてくれない次男に対し、暴言を吐いたり手を出す事がだんだんと目につくように。
 
 
私が在宅ワークをしていることもあったので、次男が私に泣きついて来ることにより、仕事や家事が中断されることが私にとって大きなストレスになっていったのです。
 
 
発達障害グレーゾーンの兄は弟をいじめるつもりはないのですが、発達障害ADHDの特性があり衝動的に暴力をふるってしまうことがあります。
 
 
次男が悪い時もありましたが、最終的に長男の暴力が原因で次男が泣いてしまうため、私の怒りの矛先は長男に向かっていました。
 
 
泣く弟を見ると、また発達障害の兄が弟をいじめるといった気持ちを待ってしまっていたのです。
 
 
毎日のきょうだい喧嘩にストレスを感じていた私は、長男に手をあげたり怒鳴ったりしてしまったことも1度や2度ではありませんでした。
 
 
しかし、いくら叱っても、事態は悪化する一方。
 
 
今思えば子どもを伸ばしてあげる導きとは全く逆のことをしていたので当然ですが、長男の弟に対する暴力暴言はおさまらず、とげとげしい雰囲気を醸し出すようになっていきました。
 
 
ある日、長男が英語教室の先生に「自分ばかり怒られる」と相談しているのを知り、長男の自己肯定感が下がってきているのを痛感しました。
 
 
このままではいけない!と私は心を入れ替え、子どもたちへの接し方を変えるようにしました。
 
 
 
 
するとたった1週間、子供たちへの接し方を変えただけで、驚くほどに喧嘩が減り、また私のストレスも軽減されたのです。
 
 
きょうだい喧嘩が減った子どもたちへの接し方はたったの3STEP、その方法を紹介します。

 

 
 
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3.1週間できょうだい喧嘩が激減した3STEP

 

 
 

きょうだい喧嘩が激減したのは、子どもたちを叱ったり罰を与えたわけではありません。

 
 
私が接し方を変えただけで、子どもたちが相手を思いやれる様にみるみる変わっていったのです。
 
 
それでは実際に私が変えた「子どもたちへの接し方」を紹介します。 
 
 
 
 

◆STEP①ケンカしていない瞬間を見逃さない

 
 
毎日ケンカばかりの2人、褒めるところを探しても見つかりません。
 
 
でも特別仲良くしていなくても、きょうだいで並んでお菓子を食べてたり、テレビを見ていたり、ケンカをしていない瞬間ってありますよね。
 
 
私はその瞬間を逃さず、「一緒に食べてるんだね。」「仲良く見てるね~、何見てるの?」と関心を寄せ、「2人が仲良くしてくれてるの、とっても嬉しい!!」と伝え続けました。
 
 
すると「仲良くする = お母さんが喜ぶ」事がインプットされたようで、最近ぼくたち仲良しでしょ?と仲良しアピールしてくるようになりました。  
 
 

◆STEP②八方美人大作戦

 
 
子どもが言いつけに来た時は、「ふーん、そっかぁ。」とただ共感するだけで子どもはずいぶん落ち着きました
 
 
相手を批判するでもなく、ただ言い分を聞くだけでジャッジはしませんでした。
 
 
また、子どもと2人きりの時には次男の時には「弟くんが一番大好きだよ」と伝えました。
 
 
「お兄ちゃんは?」と聞かれたら「お兄ちゃんも好きだよ。でもやきもちを妬いちゃうから、お母さんが弟くんのこと大好きなのはお兄ちゃんには秘密ね」と、兄弟それぞれに話しました。
 
 
みんなでいる時にお兄ちゃんが「誰が一番好き?」と聞いてきたら、弟に目配せして「お兄ちゃんも弟くんも大好きだよ」と答えるのですが、納得しないお兄ちゃんは一番になりたがります。
 
 
自分のことを一番だと知っている弟は「お兄ちゃんが一番だって!」と私との秘密の約束を楽しむかのように兄に1番を譲ってくれ、 私を取り合うケンカが一つ減りました。
 
 
また愛情で満たされたのか子どもたちの心が安定したように感じ、長男は今までよりも「お母さん、お母さん」と甘えるようになりました。  
 
 

◆STEP③サプライズご褒美を与える

 
 
仲良くしてくれるのが嬉しくて、私は子どもたちにサプライズでご褒美をあげたくなりました。
 
 
お買い物中に「今日は仲良くしてたから特別にお菓子を一つ選んでいいよ」とか、普段は買わないけど子どもが欲しがっているもの(我が家の場合はちょっと高いお豆腐屋さんのお団子)があれば「最近仲良しだからご褒美に買ってあげよう!」とプレゼントしました。
 
 
また、ずっと探し求めていたものを街中で見つけた時にも「ずっと仲良くしているから良い事があったね!」と仲良くしている事と良い出来事を関連付けるようにしました。
 
 
子どもたちへの接し方をたった3つ変えただけで、私のストレスがなくなるほどにきょうだい喧嘩がなくなり、今では穏やかな日々を過ごせています。
 
 
すぐにでもできる簡単3STEPで、今日からきょうだい喧嘩を解消してくださいね!!  
 
 
 
 
 
 
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執筆者:武原仁美
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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