子育ての困り事は毎日のこと。ママは日々解決するために頑張っていることと思います。ですが、ママが先を見据えた目的を持っているかどうかで、実は子育てが大きく変わります。今回は、人生をも変える目的を持つということについてお話しします。 |
【目次】
1.目標をもって頑張るのはよくないこと?
2.一番大事なことは、私がどうしたいのか?
3.人生の目的をもつ、軸を定めるために大切なこと
4.自分のリーダーシップをとることで子育てもママの人生も変わります。
1.目標をもって頑張るのはよくないこと?
みなさんは目標を持って毎日を過ごしていますか?
そして、お子さんにも目標を頑張って追わせていませんか?
実はそれ、やってはいけない生き方なんです!
なぜかと言うと、目的のない目標を追うことは、理由もなく頑張ること。
決して楽しくないからです。
決して楽しくないからです。
目的と目標。この違いを皆さんはお分かりですか?
目的は、将来叶えたい夢やゴールです。
そして、目標は、そのゴールに至る過程にある途中途中での通過点。
将来なりたい夢や生き方が目的で、そのために受験があったり、テストがあったりするなら、それらは全て目的に到達するための目標になります。
大人になってからも、資格を取ろうとか英語を勉強しようとかそういう風に努力しているママもたくさんいると思います。
だけど、その資格をとって何がしたいのか?その英語を使って何がしたいのか?
その目的=夢が大事なのであって、資格を取ることや英語を勉強することが大事ではないのです。
子どもたちも同じで、ただ勉強を頑張らせようとか、ただ受験をさせようと目標を立てさせても、そのゴール(目的)が見えない中で目標に向けて頑張らせても長くは続きません。
さらに言うと、子育ても同じです。
発達凸凹の子育ての悩みを解消することは目標でしかなく、その悩みが解消した先にどんな未来を叶えたいのか、どんな生き方をしたいのか。
この目的、ゴール、もっと言うと夢を持つことが最も大事なのです。
2.一番大事なことは、私がどうしたいのか?
そうは言われても、夢をもたせろと言われてもどうやって?ってなりますよね。
私のおすすめは、子どもがやる気になるような目的=夢を持たせたいなら、まずはお母さん自身が夢を持つことです。
ママが夢を持ってないのに、子どもにだけ夢を持ちなさい!なんて言えないですよね。
私は、人生は、夢を叶えるためにある!と考えています。
今の人生がつまらない、しんどいなと感じているなら、夢や未来を描き直すタイミングです!
日本の教育は「手が届きそうな目標を立てる」ことを良し!とします。
しかし、本当にそうでしょうか?
届きそうな目標を掲げることは、本当にその目標に到達したら恥ずかしい思いはしなくていいし、周りも評価してくれます。
だけど、そうやって生きることが本当の夢に、目的に、自分の喜びになるんでしょうか?
その目標を超えたらその先には、どんな未来が待っているのか?
本当はゴールが大切なのに、ゴールを描くのは大変だからつい目の前の目標を掲げて何の役に立つのか分からない努力をして疲れてはいないでしょうか?
未来に確証はありません。
けれども、少なくとも、その心躍る未来を自分で描かない限り、誰かが描いてくれるものではないのです。
3.人生の目的をもつ、軸を定めるために大切なこと
さて。ここで1つ皆さんに質問です!
皆さんは、リーダーシップを張って生きているでしょうか?
こう聞くと、私には役職がないのでとか、私には部下がいないのでという答えが返ってくるかもしれません。
だけど、私が言うリーダーシップの意味はそうではありません。
私が、普段発コミュママたちにトレーニングしているリーダーシップは、他人に対して、ではなく、自分自身に対するリーダーシップ!です。
例えば、何か決めようとするとき、「旦那さんに相談して決めよう」としていませんか?
え?ダメなの?と思うかもしれませんが、自分にリーダーシップを張ってない人にはこの意味がピンとこないかもしれませんね。
何か子育ての心配事やストレスを抱えた時のことを考えると分かりやすいかもしれません。
「学校の先生にこんなこと言われた」
「ママ友にこんなこと言われた」
「子どもにこんなこと言われた」
「ママ友にこんなこと言われた」
「子どもにこんなこと言われた」
その他人の言葉に気持ちが左右されるストレスは、自分の人生の軸を持ててないからかもしれません。
だから、目の前のやるべきことばかりに振り回されては、疲れる人生になってしまう。
人に何と言われようが、旦那がどう言おうが、先生がどう言おうが、私の子育てはこうするの!私はこうしたい!
そう言えるだけの知識、技術が手に入る「環境」を手に入れれば、自分はこうしたいからこうします!と言う自分へのリーダーシップが手に入ります。
ですから、もしかすると皆さんが普段がむしゃらに頑張っているのは逆効果かもしれないんです。
例えば、将来子どもがやりたいことを自分で歩める人に育って欲しいから、子育ての軸は発達科学コミュニケーションで習ったことに集中する!と決める。
そして、そのための自分の生き方は、自分で決める。
自分の時間やお金は、自分で使い道を決める。
そんな欲を持つことから自分へのリーダーシップは開花し始めます。
4.自分のリーダーシップをとることで子育てもママの人生も変わります
逆に言えば、リーダーシップを手に入れなければ、どんなにノウハウを手に入れても決して楽にはなりません。
どうか発コミュから発信される情報をただのノウハウだと思わないでください。
発コミュを学ぶ、教えると決断した女性が、どんな自分の人生のリーダーシップを手に入れて悩みから脱却したのか?
そんなポイントにも注目してみてください。
今、発コミュを教えているトレーナーの成瀬まなみさんは、私のところに来た時は、娘さんの困り事をなんとかしようと、毎日娘さんとケンカばかりでヤンキーのような印象でした。
ところが、発コミュで子育ての軸を手に入れ、対応を変えたら子育ての悩みはスッキリ解消。
そして、この発コミュメソッドを他のママたちにも手渡したい!とトレーナーとして起業しました。
さらに、「子どもが将来、仕事にありつける大人になれるようにキャリア教育がしたい」という大きな夢をもちました。
自分のための生き方、そして、自分のための夢=目的
人に、世間に、振り回されるのではなく、自分だけの目的、夢、軸を持って生きてるか?
そのためには、自分で決断して、決めた考動にチャレンジする!ということから始めてみましょう!
私らしい人生の目的を持ちたい方へ情報をお届けしています!
執筆者:吉野加容子
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)