年末年始の帰省が憂うつ…ママが犠牲にならない冬休みの過ごし方

年末年始の過ごし方に頭を抱えているママはいませんか?発達凸凹の子を連れての帰省や親戚の集まりって憂うつですよね。ママ自身帰省をどうしたいのか?どのように休みを過ごしたいのか?考える機会を作ってみませんか?
 
 

1.親戚の集まりや帰省が憂うつ…

 
 
私は数年前まで、親戚の集まりや帰省することに大きな壁を感じていました。
 
 
不安の強い分離不安の息子は私にべったりなため、その姿を親や親戚に見られるのが恥ずかしかったのです。
 
 
「いつまで甘やかしているの?」
 
 
「過保護なんじゃない?」
 
 
「しつけ方が悪いんじゃないの?」
 
 
と言われるのではないかと内心ドキドキ・ハラハラしていました。
 
 
自分を責める
 
 
年に一度会うか会わないかの人たちに、息子の特性を説明したところで逆に気を遣わせてしまうし、そもそも話が嚙み合わないかもしれないと思っていたのです。
 
 
それに、何でも自分でできる親戚のお子さんを見ると、
 
 
「あれもできる」
 
 
「これできる」
 
 
と、比べてはいけないと頭では分かってはいても、「なんでうちの子はできないんだろう?」子育てに自信をなくしてしまっていました。
 
 
ただ単に疲れてしまう帰省と親戚との集まり…。本当に憂うつでした。
 
 

2.帰省などで更に疲れがたまるママ達

 
 
せっかくの長期の休みでママもリフレッシュしたいはずなのに、帰省や親戚との集まりがあるとママは行った先での食事の準備や後片付け、慣れない人とのコミュニケーションなどで、子どもだけに集中できなくなってしまいます。
 
 
ただでさえ、発達障害・グレーゾーンのお子さんや分離不安のお子さんは人見知り、場所見知りなどもありいつもと違う状況だと余計に手がかかってしまうのに、ママ自身もいつもと違う環境でいつもと違う対応をするのはとっても大変です。
 
 
また、親や親戚が子どもに掛ける言葉に対して違和感を感じることってありませんか?うまく流せたらいいのですが、どうしても気になってしまうこともありますよね。
 
 
特に特性のあるお子さんに対しては理解し難いところもあり、悪気のない一言であってもママにとっては傷ついてしまうこともあります。
 
 
 
 
言葉の違和感(=もやもや)を感じながら過ごすのは、家事の手伝いなどにプラスして精神的疲労に繋がってしまいます。
 
 
・年末年始くらいは孫の顔を見せないといけない!
 
 
・年末年始は帰省するべき!
 
 
・親戚の集まりは参加するべき!
 
 
などの考えに囚われ過ぎしてしまい、自分自身の気持ちに正直に動けなくなってしまう。そんなママはいませんか?
 
 
せっかくの休みも休みにならず、連休明けなどに決まって体調を崩してしまうという人がいるくらい、本当にママってどこに居ても家族のために働いて、ゆっくり休めない!それが現実なんです…。
 
 
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3.帰省しない選択

 
 
帰省や親戚の集まりについて、本当はどうしたいのか?ママ自身の気持ちはどうなのか?真剣に向き合うことはとても大事なことなんです。
 
 
私は、ママ達にしんどい思いをするようなら「無理して帰省しなくていいよ!」と伝えたいです。
 
 
気持ちが乗らないのなら、帰省するタイミングは今じゃないんです!
 
 
「帰っても良いな」と思えた時がタイミングなので、今あまり気分が乗らないのなら決して無理して帰らないで良いと思います。
 
 
少しでも無理なく年末年始を過ごすために、どのような選択肢があるのかちょっと考えてみました。
 
 
① そもそも帰らない、家族だけで過ごす
 
 
② 子どもとパパだけが帰る
 
 
③ 日帰りで帰る(場所によると思いますが…)
 
 
④ 帰省してもホテルに泊まる
 
 
⑤ 時期をずらして帰る
 
 
 
 
今までと違う選択肢を選ぶことは戸惑うかもしれませんが、毎年同じじゃなくても良いのです。
 
 
もしも帰省を断るときは
 
 
「体調があまりよくないから」
 
 
「仕事が忙しいから」
 
 
「コロナやインフルエンザが流行っていて心配だから」
 
 
などと嘘も方便という言葉があるように、ダイレクトに行けない理由を言わずに、オブラートに包むようにやんわりと断る理由を告げたらいいのです。
 
 
子どもの様子が落ち着いたときに帰省したら良いので、罪悪感などを持つことはありません。決して自分を責めるようなことはしないでくださいね。
 
 
どうしても断ったことが気になるようでしたら、何か美味しいものを送るなどしてできることをしたらいいと思います。
 
 
ママ達の年末年始の憂うつが少しでも晴れ、楽しい時間を過ごせるよう私も応援しています!
 
 
 
 
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