思い通りにいかないと癇癪!外で泣き叫ぶ子どもの気持ちを切り替える方法

泣いている子ども
思い通りにいかないと外で癇癪を起こす子どもに困っていませんか?公共の場で癇癪が起きた時、言葉で説得するのではなく、場所や目に入るものを変えて、子どもの気持ちの切り替えを助ける方法を実体験からご紹介します。
 
 

1.外での癇癪に戸惑っていませんか?

 
 
子どもがスーパーやレストラン、電車やバスなどの公共の場に出掛けるたびに癇癪を起こし、子どもとの外出が怖くなっているママはいませんか?
 
 
外出するたびにこの癇癪に付き合わなければならなくなると、親の負担も相当なものです。
 
 
公共の場ですから、もちろん初めは優しく注意するものの、一向に落ち着かない子どもの態度にこちらもヒートアップ。
 
 
それに対して子どもは床に寝転がって、さらに大声をあげて泣き叫ぶ…
 
 
そんな負のループに陥ってしまうこともあるでしょう。
 
 
「もういっそのこと、子連れでの外出はやめてしまおう」と思ってしまうほどに悩んでいるママも少なくないと思います。
 
 
けれど、癇癪が起きているときに言葉で何とかしようとするよりも、まずは子どもが気持ちを切り替えやすい状態をつくることで、落ち着くきっかけをつくれることがあります。
 
 
この記事では、公共の場で子どもが癇癪を起こしたときの対処法と、癇癪が大きくなる前にできる関わり方をご紹介します。
 
 
大泣き中の男の子
 
 

「この癇癪、どう対応すればいいの?」と迷ったときに。

泣く・怒る・暴れる…
実は、癇癪には理由があります。

関わり方を少し変えることで、
落ち着いて過ごせる時間が増え、
ママの気持ちもラクになっていきます。

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2.思い通りにいかないと泣き喚く我が子に手を焼いていた過去

 
 
息子が3歳の頃、思い通りにならないと泣き喚くことが頻繁にあり、悩んでいた過去があります。
 
 
何か欲しいものを見つけると、手に入るまで大泣きをして大人を困らせることがあり、家の中でも、きょうだいが持っているものを欲しがっては、自分の手に入るまで延々と泣き続けることがありました。
 
 
自宅ですら、息子が癇癪を起こすと泣き止むまでの時間は本当にしんどく、対処法も知らなかった私は、ただひたすらにこの苦痛な時間を耐えるしかありませんでした。
 
 
息子の気性を知っているからこそ、日常の買い物はなるべく子どもを連れて行かずに済む方法で済ませるように工夫をしていました。
 
 
しかし、どうしても買い物に連れて行かなければならない日がありました。
 
 
「スーパーであの癇癪を起こしたらどうしよう…」と不安を抱えながら、どうしても必要な買い出しをするべく家を出ました。
 
 
すると、スーパーに行く途中に通る消防署で、いつもは見かける救急車がその日は停まっていないという事実を目の当たりにした瞬間、恐れていた癇癪が始まってしまいました。
 
 
「救急車がいない!見たい!見たい!」
 
救急車を見るまで帰らないの一点張り。
 
 
「先にお買い物してまた帰りに見にこようか?」という私からの提案には全く聞く耳を持たず、救急車がないことを理由に延々と泣き続けました。
 
 
そこは大通り、道行く人からの冷ややかな視線と早く買い物に行って帰らなければいけないという焦り、そしてなかなか泣き止まない息子に私は途方にくれました。
 
 
忘れもしない極寒の中、「やっぱり連れてこなければ良かった」とやり場のない絶望感に打 ちひしがれました。
 
 
こんな毎日がこれからも続くのかと思うと、 この先の子育てにも希望を持てず、ただただ辛い日々を送っていました。
 
 
しかし、子どもの癇癪には対応の仕方があることを知り、私の関わり方は少しずつ変わっていきました。
 
 
そして、あれほど怖かった息子の癇癪にも、以前より落ち着いて対応できるようになったのです。
 
 
頭を抱える女性
 
 

3.子どもが気持ちを切り替えられない理由と癇癪が起きた時の対処法

 
 
幼い子どもは、欲しいものが目の前にあったり、「こうなるはず」と思っていたことが実際には違っていたりすると、すぐに気持ちを切り替えることが難しい場合があります。
 
 
息子の場合も、「救急車が見たい」という欲求だけではなく、「いつもいるはずの救急車がいない」 という予想外の出来事から、気持ちを切り替えられなくなっていたのだと思います。
 
 
さらに、癇癪を起こして興奮しているときには、ママが一生懸命言葉で説明しても、その言葉をうまく受け取れないことがあります。
 
 
そんなときは、まず子どもを説得し続けるのではなく、落ち着ける状態をつくることを優先します。
 
 
たとえば、「これが欲しい!」と駄々をこねているなら、可能なら欲しいものが見えない場所までいったん移動してみましょう。
 
 
外出中や公共の場で癇癪を起こした場合には、
 
  • 今いるところからいったん離れて気分を変えること
  • 見える景色や目に入るものを変えること
 
この二つを心がけます。
 
 
場所を変えることで、それまで目に入っていたものとは違う情報が入ってきて、子どもが気持ちを切り替えるきっかけになることがあります。
 
 
反対に、「これが欲しい」と目の前に欲しいものがある状態で、
 
「さっき、おやつを食べたばかりでしょ」
「ダメ!」
 
とネガティブな言葉で説得をし続けても、興奮している子どもにはなかなか届かず、さらに「受け入れてもらえない」と感じ、逆効果になることも。
 
 
まずはその場から離れて、子どもが落ち着ける状態をつくる。
 
 
そのうえで必要なことを短く伝えることで、気持ちを切り替えやすくしていきます。
 
 
ポイント
 
 

4.目に入る情報を変えて、気持ちの切り替えを助ける

 
 
この関わり方を知ってから、以前だったら癇癪につながっていたような場面でも、大きな癇癪になる前に対応できることが増えていきました。
 
 
たとえば、先ほどのような息子が消防署を見て、「救急車がない!」と癇癪を起こしそうになったとき。
 
 
今は、「救急車、いないね」とまずは事実を短く伝えます。
 
 
そして、
 
「あ、消防車はいるね」
「この消防車、ホースはどこについているんだろう?」
 
というように、今そこにある別のものへ息子の目が向くように話しかけるようになりました。
 
 
「救急車がいない」ということだけに向いていた息子の意識を、別の目に入る情報へ少しずつ切り替えていくのです。
 
 
癇癪が起きそうなときには、すっとベビーカーに乗せてその場から離れ、見える景色を変えることもありました。
 
 
そうすることで、息子の気持ちがスムーズに切り替わることが少しずつ増えていきました。
 
 
癇癪がまったく起きなくなったわけではありません。
 
 
それでも、「また癇癪を起こしたらどうしよう」と外出を怖がっていた私は、
 
「こんなときは、まず場所を変えてみよう」
「別のものに目を向けてみよう」
 
と、落ち着いて対応できるようになりました。
 
 
そして、あれほど苦痛だった息子との外出も楽しい時間へと変わっていきました。
 
 
公共の場で子どもが癇癪を起こすと、周りの目も気になり、「早く泣き止ませなきゃ」と焦ってしまうこともあると思います。
 
 
そんなときこそ、言葉で何とかしようと頑張りすぎず、まずは「いったん場所を変える」ことから試してみてください。
 
 
子どもの癇癪に日々向き合い、辛い思いをしているママにとって、この記事が解決の糸口となり、親子で安心して外出できるきっかけになれば嬉しいです。
 
 
両親と手を繋いで楽しそうな子ども
 
 

毎日の癇癪に、どう対応すればいいのか迷っているママへ。

癇癪には理由があり、
関わり方を少し変えることで、
落ち着いて過ごせる時間は増えていきます。

同じやりとりを繰り返す毎日から抜け出すヒントを、
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執筆者:小川よしこ
発達科学コミュニケーション トレーナー
 
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