自分の子どもの事を謙遜し、「〇〇ができないんです。」と子どもの前で言ったことありませんか?子どもはママがいう「できない」という言葉に過敏に反応してしまいます。子どもの事を信じて子どものやる気を育てる方法をお伝えします。
1.母子分離不安っ子のやる気を奪う悪魔の言葉
子どもは、経験を積むことで、沢山の事ができるようになっていきます。
その経験を積む過程で言われる言葉は、子どもの成長に影響します。
「うちの子できないんです。」
「こんなこともできないの?」
という言葉を聞いた子どもは、自分はできないんだ…と思うようになってしまいます。
2.私もその言葉を使ってしまった…
友人と話をしている時
「娘は〇〇ができないんだよね」
という言葉を娘の前で言ったその後の事。
「私はどうせできないんだ。そうなんでしょ。」
と言われた時のことが忘れられません。
できないことに対し娘を直接責めた訳ではないのに、結果として責めてしまったのです。
その時に、このような対応ではダメだと気付きました。
3.ママのココロを整えよう!
子どもの前でできないと言ってしまうママの心理には、子育てに対して自信がないことによる不安が原因となっていることが多いのです。
ですので、まずはママのココロを整える事が必要です。
子育ての不安は誰でもつきもの。
なので人と比べないで自分の子どもだけをまっすぐ見つめる事。
子どものできるようになるスピードは個人差があるもの。
という想いをしっかり持つことが大切です。
4.子どもの出来たことにスモールステップで気付いてあげる事が大切
つい最終目標に到達したときの事に注目してしまいがちですが、子どもは少しのできたを認めてもらいたいのです。
例えば、1回もできなかった前とびが1回飛べるようになった。
その変化に対して大きく褒める事が大切なのです。
ママが子どもの出来たを信じ、子どもはママが認めてくれたと喜ぶ。
このサイクルで、子どもはどんどん頑張り成長していくことができるのです。
スモールステップは、じっくり子どもと向き合う必要があり、焦ってしまうこともあるかと思います。
じっくり向き合った分、子どもはママの事を信じることができ、やる気も成長します。
そして、子どもが進んでママの事を気遣ってくれる、うれしい変化も出てくるかもしれません。
執筆者
発達科学コミュニケーション
トレーナー まつのえり