1.今年の夏休み、分離不安キッズの挑戦をふたばschoolは応援します!
2.子どもの特性に合わせた楽しみ方ができる!〜埼玉県 鉄道博物館〜
発達科学コミュニケーショントレーナー
永瀬 未歩さん
学校が苦手、不安が強い子どもの背中をそっと押す
◆学校が苦手、不安が強い繊細キッズ向け
◆繊細キッズのやる気を引き出す
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みほさんが「鉄道博物館」にお子さんを連れていくことになったきっかけや思いを教えてください!
シュミレーターで鉄道の運転体験が出来る「仕事」エリアや、実際の車両が展示されている「車両」エリアなど、5つのエリアがある鉄道博物館は、鉄道に親しみながら、さまざまな学びを得ることができる場所です。
息子は幼児期に一度、「遊び」感覚で行ったことがありますが、今は夏休み!
息子にも相談して、お出かけと夏休みの自由研究もかね
「遊びと勉強の一石二鳥作戦」で久しぶりに行くことにしました!
みほさんが「鉄道博物館」を分離不安キッズや発達凸凹キッズにおすすめする理由を教えてください!
私が鉄道博物館をおすすめする理由はズバリ!
楽しみ方の異なる5つのエリアがあり
凸凹キッズの特性にあわせた楽しみ方ができるからです!
鉄道博物館には「車両」「科学」「仕事」「歴史」「未来」の5つのステーション(エリア)があります。
息子は私と離れて1人で行動することに不安があり、においや音にも敏感。
「仕事」ステーションのシュミレータを使った運転体験には不安があり、「車両」エリアに展示されている実際の車両の大きな汽笛音や寝台車のにおい等には嫌悪感を示します。
けれど、自分のペースで体験ができる「科学」「未来」ステーションには1時間以上滞在!
タイヤの種類の異なる自転車のペダルをこいで、空転の発生を検証する実験や、自分のアバターを作って未来の鉄道を考えるエリアには、「もっとやりたい!」と楽しんで参加していました。
体験プログラムへの参加ができない子も、日本最大級の鉄道ジオラマや「鉄道文化ギャラリー」の展示物をゆっくり眺めたり、ミニシアターで立体映像の映画を楽しむこともできます。
子どもの特性に合わせて、興味のあるエリアで十分楽しむことができるのはとても魅力的ですね!
「鉄道博物館」に分離不安キッズや発達凸凹キッズを連れて行く際、気をつけておくべきこと、事前に準備をした方がいいことがあったら、教えてほしいです!
①事前にアプリをダウンロードしておきましょう!
シュミレータなどの体験型の有料プログラムは、土日祝日は抽選となるため、事前に専用アプリ(てっぱく抽選アプリ)をダウンロードしておきましょう。
平日は抽選ではなく先着順のプログラムもありますが、人気の体験を希望する場合は、早めの入館がおすすめです。
② お弁当の持参も可能です!
食事に心配のある凸凹キッズは、お弁当の持参も可能です。
鉄道博物館にはレストランもありますが、現地で売っている駅弁や持参したお弁当を食べることができるランチトレイン(車両)もあります。
旅行気分で車両に座りながら、家から持参したお弁当を食べたい!という場合には、お弁当を持参するのもおすすめです。
電車で旅をしている気分を味わいながらお弁当を食べるなんて、最高ですね!
「鉄道博物館」に行って、みほさんのお子さんはどう成長しましたか?
実は鉄道にはあまり興味はない息子(笑)
そんな息子が帰りの電車でこんなひと言を。
「今乗ってるこの電車もさぁ、俺が大人になったら『昔の電車です』って展示されるのかもね」
自分が見た体験と実生活をつなげる感想が出てきました。
さらには「昔は自動改札がなくて、駅員さんが切符を切ってたんだもんね」と改札の歴史を振り返る発言も。
普段、本や教科書で学んでも、目から入る情報だけではなかなか記憶に残らない。
けれど、実物を見たり実際に触れる体験をしたことで、息子の中にたくさんの学びが残っていました!
「次に行ったら、また(摩擦の仕組みの)トロッコの実験をやりたい!」と鉄道から派生した科学への興味も湧いたようです。
脳は好きなこと、楽しいことをしている時に、1番成長します!
電車好きのお子さんには、好きを極める絶好のスポットですね。
体験から学びを深めることができる「鉄道博物館」
みほさん親子のように、夏休みの研究として訪れるのもいいですね!
みほさん、素敵な情報、ありがとうございました!