ネガティブな子どもに疲れる…繊細な心への関わり方とネガティブ発言の原因とは?

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繊細な子どものネガティブな発言には理由があります。繊細な子どもになぜネガティブな発言が多いのか、その時どのように親は対応していけばよいのかを本記事ではご紹介します。
 
「どうせ僕(私)なんて…」「どうせダメだと思うけど…」
 
行動の前にいつもネガティブな発言が飛び出すお子さんを見て、イライラしたり、うんざりしたりしていませんか?
 
 
本当はやりたい気持ちがあるのに、自信が持てずに行動の前にネガティブな言葉を挟んでしまう。
 
 
そんなお子さんの姿を見ると、親としては「どうしたらもっとポジティブになれるんだろう…」と悩んでしまいますよね。
 
 
この記事では、ネガティブな発言を繰り返す子どもの気持ちを理解し、親自身が疲れずに子どもと向き合うための具体的な関わり方をご紹介します。
 
 

1.ネガティブな子どもの発言に、親が疲れる理由

 
 
「なんでうちの子はいつもネガティブなんだろう」
「私の子育てが間違っているのかな」
 
 
もしあなたがポジティブ思考の持ち主なら、なおさらそう感じてしまうかもしれません。
 
 
ネガティブな発言をされるたびに、親は「大丈夫だよ」「そんなことないよ」と励まそうとしますが、子どもはなかなか前向きになれず、親の言葉も響いているように感じられません
 
 
このような状態が続くと、親は疲れてしまいますよね。
 
 
しかし、その疲れは決してあなたが悪いわけではありません。
 
 
まずはその感情を否定せず、「疲れて当たり前だ」と受け入れることから始めましょう。
 
 
実は、お子さんのネガティブな発言の裏には、「繊細な心を守りたい」という気持ちが隠れているのかもしれません。
 
 
考える女性
 
 
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2.ネガティブ発言は「繊細な心のサイン」だった

 
 
繊細な子どもは、ちょっとした言葉や表情にも敏感に反応します。
 
 
ネガティブな発言は、単なる「考え方の癖」ではなく、子どもの繊細さ(傷つきやすさ)からくる自己防衛のサインかもしれません。
 
 
例えば、親子の間でよくある、こんな会話を想像してみてください。
 
 
【繊細ではない子の場合】
子:「ママ、お菓子食べていい〜?」
母:「ダメ!さっき食べたでしょ!」
子:「え〜いいじゃ〜ん。ちょっとだけ〜」
 
これはよくある日常のやりとりです。
 
 
【繊細な子の場合】
子:「ママ、お菓子食べていい…?」
母:「ダメ!さっき食べたでしょ!」
子:「…(ガーン。さっき食べたのに、また食べたいって言っちゃった。ママ怒ってないかな?どうしよう)
 
 
同じ「ダメ!」という一言でも、繊細な子どもは「ママに怒られた」「ママに嫌われたかも」と、必要以上に深く受け止めてしまいます
 
 
このように、繊細な子どもはちょっとした言葉にも敏感に反応し、傷つくことを恐れます。
 
 
そのため、「どうせダメだろうけど…」と先にネガティブな言葉を口にすることで、もし否定されても傷つかないように「予防線」を張っているのです。
 
 
私たち大人もちょっと自信がないなぁという時は「間違っているかもしれないけど…」と前置きしてから話すことってありますよね。
 
 
繊細な子どもがネガティブな言葉を枕詞として使うのもこれと同じ心境です。
自信のなさの現れなのです。
 
 
 
 

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3.【体験談】息子のネガティブ発言にうんざりした日々

 
 
実は、私自身も息子のネガティブ発言にうんざりしていました。
 
 
息子はゲームが大好きです。
我が家では「ゲームは1時間まで」というルールを設けていました。
 
 
息子が「ママ、ゲームしていい?」と聞くたびに、私は「いいけど…。1時間だけね」と答えていました。
 
 
ゲームばかりの毎日にうんざりしていた私は、正直、快く返事できていなかったのかもしれません。
 
 
すると、そのうち息子は「ママはどうせダメって言うと思うけど…。ゲームしていい?」と言うようになってきました。
 
 
さらにゲームだけでなく、些細なことでも「ママはどうせダメって言うと思うけど…。」というネガティブな枕詞を使うようになりました。
 
 
そして、このような言葉の後に行動し、うまくいかなかった時は、「やっぱりできなかった!」とひどく落ち込み、「ママのせいで!」と私に当たり散らし、癇癪を起こすこともありました。
 
 
お願いする子
 
 

4.親の言葉が子どもの自信を奪っていたと気づいた瞬間

 
 
さて、私と息子の関わりを聞いて、敏感な子どもの対応として何が問題だったかわかりますか?
 
 
「いいけど…」「けど」、そして「1時間だけね!」という限定する言葉
 
 
私は息子の行動を肯定しているつもりでしたが、「いいよ」の後に余計な一言をプラスしていたことで、繊細な息子には「否定」と受け取られていたのです。
 
 
皆さんも気づかないうちに「いいけど…。条件付き」の言葉をお子さんに投げかけていませんか?
 
 
もし、お子さんが繊細な子どもだったら、このちょっとした否定を“受け入れてもらえなかった”と感じてしまっているかもしれませんよ。
 
 
 
 

5.「いいよ!」だけで変わった!肯定の声かけの効果

 
 
このままではいけないと考えた私は、思い切ってゲームの時間制限を撤廃してみました。
 
 
そして、息子からの「どうせダメだと思うけど、ゲームしていい?」というお願いに対し、グッと我慢して「いいよ!楽しんでね!」と満面の笑顔で答えるようにしました。
 
 
すると息子は驚いた表情で「ありがとうママ!」ととびきりの笑顔に。
 
 
この子どもの素直な反応を見て、私は気づいたことがあります。
 
 
私が伝えた「いいよ☆」はゲームに対してだけでなく、
「ゲームしていい=あなたのやりたいことを尊重してるよ」
「そのままのあなたでいいんだよ」と息子に伝わったんだと。
 
 
そのことに気づいた私は、ゲームに対して、とにかく笑顔で「いいよ☆」と伝える肯定の関わりを増やしていきました。
 
 
すると、びっくりすることが起こったんです。
 
 
3日も立たないうちに息子の表情がどんどん穏やかになり、癇癪やネガティブな発言も減っていきました
 
 
1ヶ月後には、息子から「やりすぎたら疲れる」と、自分で時間制限を設けることを提案してくれるほどに成長!
 
 
今では、ゲームをする時に全くネガティブな枕詞はなくなり、私が「あと10分で時間になるよ!」と声をかけると「今やっているここまで終わらせるね!」と自分でゲームをやめられるようにもなりました。
 
 
OK
 
 

【まとめ】ネガティブな子どもへの関わり方|自信を育てる親の対応とは?

 
繊細な子にとって、親の「ちょっとした否定」も深く刺さります。
 
 
だからこそ、ネガティブな発言をする繊細な子どもと向き合うことは、親にとって大きなエネルギーが必要です。
 
 
でも、無理して完璧な親になろうとしなくても大丈夫です。
 
 
まずは
❶ 否定せずに話を受け止めること
❷ 行動を制限するのではなく、信頼して任せてみること
❸「そのままのあなたで大丈夫」と伝え続けること
 
これらの積み重ねが、子どもの「自信」になっていきます。
 
 
ネガティブな発言ばかりの子どもにイライラしていた私が、少し関わり方を変えただけで、子どもの表情がどんどん明るくなっていきました。
 
 
繊細な子は、傷つきやすいぶん、受け入れてもらえたときの回復力もとても早いです。
 
 
ぜひ今日から「そのままでいいんだよ」という思いを、言葉と態度で伝えていってくださいね。
 
 
 
 
 
 
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