
ちょっとしたことで激しく怒ったり泣いたりします…
どう接したら穏やかになりますか?
また、そんな時はどのように対応したらよいのでしょうか?
▼ 癇癪(かんしゃく)への基本的な考え方
・新学期は癇癪が起こりやすい時期のため、対応が必須な問題。
・癇癪は繰り返すと癖になりやすい。
・癇癪が始まってからでは、声かけなどが届かず効果が薄いので、予防が何よりも大切。
▼ 癇癪を予防するための3つのチェックポイント
✓ ゆっくり会話する時間があるか
✓ スキンシップの時間は足りているか
✓ 外で無理して頑張りすぎていないか
もし、「できていないかも」と感じたら…
・お子さんとゆったり過ごす時間をとる
・その中で「外でどう振る舞っているのか」を引き出す
・「ありのままでいいんだよ」と言葉にして伝える
「安心感を与えること」と「ストレスを減らすこと」ができれば、癇癪は少しずつ落ち着いていきます。
▼ 実際に癇癪が起きたときの2つの対応パターン
癇癪が起きる場面には、主に次の2つのパターンがあります:
① ママの関心を引きたいとき
→ 安全を確保し、少し距離を取りながら見守る
→ 落ち着いた後は「自分で落ち着けたね」としっかり褒める
② できないことへの悔しさが爆発しているとき
→ 「悔しかったよね」と子どもの気持ちに寄り添う
→ 落ち着いたら「じゃあ、次はこうしてみる?」と一緒に作戦会議をし、悔しい気持ちをどう処理していけばよいのかを教えてあげる
癇癪は早期対応が鉄則!
正しい対応でひどい癇癪も
スーッとおさまります▼
特に新学期や新しい環境が始まったこの時期は、子どもの心も不安定になりがち。
「うちの子、癇癪が増えたかも…」と感じているママも、きっとあなただけではありません。
子どもの癇癪には、ちゃんと理由があります。
ママができることは、子どもの様子をよく観察して、その状態にあった対応をしてあげること。
完璧じゃなくて大丈夫。小さなことからでいいんです。
この記事が、悩んでいるママの心を少しでも軽くし、明日へのヒントになりますように。