「ママがいい」「一緒に寝て」小学生の一人で寝られない不安を和らげた4つの対応

「ママがいい」「一緒に寝て」小学生の一人で寝られない不安を和らげた4つの対応
「ママがいい」「一緒に寝て」が続く小学生の寝られない不安。私がコロナにかかり一緒に寝られない夜を機に、安心を増やしながら付き添い時間を短くする4つの対応で、寝る前の不安が落ち着いた体験談を紹介します。
 
 

1.「一緒に寝て」が続く夜

 
 
小学生になっても「ママ一緒に寝て」と言われ続けると、正直、毎晩ぐったりしますよね。
 
 
寝かしつけが長引くと、家事も片付かないし、ママの休む時間もなくなる。
 
 
そして頭の片隅で、こんな不安がよぎりませんか?
 
 
「もし私が一緒に寝られない時がきたら、どうなるんだろう…」
 
 
それに加えて、
 
「いつまでこの状態が続くんだろう」
「ゆっくりする時間が欲しい」
 
 
私は、寝かしつけながら、ずっとこんなことを考えていました。
 
 
ですが、突然の出来事によって、私は『安心を増やしながら一人で寝る練習』を始めようと決めました。
 
 
この記事では、『一人で寝られない』子どもへの不安や悩みを抱えていた私が、息子に行った4つの対応をお伝えします。
 
 
私の体験談を通して、急に一緒に寝られない日が来たときにも慌てないように、あなたとお子さんの不安が少しでも和らいだら嬉しいです。
 
 
泣いている男の子
 
 

2.不安が強まった「ママと一緒に寝られない夜」

 
 
息子が2年生の頃、私がコロナにかかり、家族と別の部屋で寝なければならなかった時のことです。
 
 
隔離期間、一人で寝られない息子をパパに任せることにしました。
 
 
私は内心、「パパがいれば平気でしょ」って思っていました。
 
 
でも、寝る時間になってパパが息子を寝室へ連れて行こうとしたら、息子が私の部屋の外まで来て、泣きながら言ったんです。
 
 
「ママがいい!ママ一緒に寝て!」
 
 
私は高熱で動けなくて、ドアの向こうで泣く息子を前に、どうしていいか分かりませんでした。
 
 
息子が悪いわけじゃない。
 
 
でも、
 
「こんな辛い時にも、一緒に寝ないといけないの?ゆっくり休ませてよ…」
 
と思ってしまう自分もいて、胸がぎゅっと締め付けられました
 
 
私は「コロナうつっちゃうからごめんね」と伝えるのが精一杯でした。
 
 
隔離期間、息子と離れてみて、はっきり感じたことがあります。
 
 
また私が一緒に寝られない状況になったら、同じことが起きるかもしれない。
 
 
それは、いつ起きてもおかしくない。
 
 
このままだと、親子で苦しい夜が増えてしまう。
 
 
そんな気がしました。
 
 
だから、また一緒に寝られるようになってから、『安心を増やしながら一人で寝る練習』を始めようと決めました。
 
 
また同じ夜を繰り返さないために。
 
 
でも、なぜ息子はあの夜あそこまで「ママがいい!」と泣いたのか。
 
 
あとからようやく見えてきたことがあります。
 
 
寝込んでいる女性
 
 

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3.あの夜の「ママがいい」は寝られない不安のサインだった

 
 
あの夜、息子は「ママが辛い」と分かっていないように見えました。
 
 
でも今思うと、息子はわがままで泣いていたわけではなかったんだと思います。
 
 
あの夜を振り返ると、息子にとっては「いつもと違うこと」が一度に起きていました
 
 
子どもはこうした変化が重なると、不安が強くなりやすいと言われています。
 
 
・寝る環境が違う
・いつものルーティンが違う
・ママがいない
 
そうなると頭の中が「どうなるの?どうしたらいいの?」と不安でいっぱいになって、落ち着かない
 
 
先が読めないと、不安はもっと大きくなります
 
 
だからこそ、息子は『いちばん安心できる人=ママ』を求めたんです。
 
 
ママのそばにいくことで、気持ちを整えたかったんだと思います。
 
 
この視点に立ったとき、私はやっと、責める方向から安心を届ける方向に視点を向けることができました。
 
 
「甘えさせたらダメ」ではなく、安心が足りない夜には、安心を増やす
 
 
そう考えた私は、安心を増やしながら、少しずつ離れる練習をしていくことにしました。
 
 
安心と書かれたハート
 
 

4.一人で寝られない子の不安を和らげた4つの対応

 
 
そこで私は、いきなり「一人で寝る」に挑戦するのではなく、安心を増やしながら少しずつ離れていく方法を試してみることにしました。
 
 
隔離期間が明けてから、実践した対応は4つです。
 
 
一緒に寝る・寝ないを一気に変えるのではなく、スモールステップで進めていきました
 
 

①ハードルを下げて提案する

 
いきなり「今日から一人で寝てみる?」と言うと、子どもも不安になります。
 
 
なので、私はこんなふうに前置きをして、提案しました。
 
 
「できるかどうかは別として、そろそろ一人で寝る準備してみない?」
 
 
『できるかどうかは別として』と前置きすることで、不安が強い子にはハードルが下がるため、子どもも構えにくくなります。
 
 

②共感して、気持ちを落ち着かせる

 
子どもの言葉を、否定せずにそのままくり返しました
 
 
「そっか。一人で寝るの怖いんだね」
「寝る前にいろいろ考えちゃうんだね」
 
 
不安が強い子ほど、『気持ちを分かってもらえた』という安心が必要です。
 
 

③スモールステップで短くする

 
部屋を暗くしてからの付き添い時間を、少しずつ短くしていきました。
 
 
30分→20分→10分→すぐに部屋から出る
 
 
ポイントは、急がないこと
 
 
「3日続けてできたら次へ」など、自分の中で進め方のルールを決めておくと、ママもブレにくいです。
 
 

④戻ってきても失敗にしない

 
部屋を出たあとに「やっぱり無理。ママ一緒に寝て」と言ってきた日もあります。
 
 
その時は、笑顔で「OK」と言って、その日は一緒に寝ました
 
 
大事にしたのは、「できなかった=ダメ」にしないこと
 
 
子どもにとっては、戻れたことが安心になる日もあるからです
 
 
次の日はまた、前の日にできたところからやり直しました。
 
 
この4つの対応を、時には戻りながら、スモールステップで『安心できた経験』を重ねて行きました
 
 
そうすると、息子に変化がでてきました。
 
 
ステップアップ
 
 

5.「一緒に寝て」が減っていったわが子の変化

 
 
最初の頃は、「無理!一緒に寝て!」と言いに来た日が何度もありました。
 
 
ですが、繰り返していくうちに、少しずつ一人で寝られる日が増えていきました
 
 
朝起きてから「昨日一人で寝られたねーすごいじゃん」と褒めると、「いつの間にか一人で寝てた」と嬉しそうにしていました。
 
 
朝に出来たこと肯定することで、さらに「昨日は一人で寝られたんだ」という成功体験を思い出して、また自信にもなっていたんだと思います
 
 
今では、寝る時間になると「さぁ寝るか」と言って、一人で寝室に向かえるようになりました。
 
 
なかなか寝つけない時も、「あー寝れないけど、目つぶってればそのうち寝れるか」と言いながら、また一人で寝室に向かっています。
 
 
毎日完璧にできたわけではありません。
 
 
でも、安心を積み重ねながら少しずつ練習していくと、子どもがちゃんと変わっていきました。
 
 
息子が一人で寝てくれるようになってから、私もゆっくり休む時間を取れるようになりました
 
 
もし急に一緒に寝られない日が来たときも、親子で苦しくならないように。
 
 
そして、あなたが夜、ゆっくり休む時間を持てるように。
 
 
まずは「付き添い時間を少し短くする」ことから始めてみてください
 
 
ゆっくりコーヒーを飲む女性
 
 

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執筆者:えはら みさ
発達科学コミュニケーション アンバサダー
 
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