子どもに好奇心がない…そう感じたときに知ってほしいこと

虫取りする男の子
「子どもに好奇心がない」と心配になることはありませんか?好奇心は安心できる環境の中で少しずつ育つことがあります。私が実感した、子どもの世界が広がった関わり方をお伝えします。
 
 

1.好奇心、育っていますか?

 
 
お子さんは今、どんなことに興味をもっていますか?
 
 
アニメのキャラクター、ゲーム、スポーツ、それとも他の何かでしょうか?
 
 
子どもは好奇心旺盛で、いろいろなことに興味をもつもの。
 
 
そんなイメージを持っていると、もしわが子があまり物事への興味を示さない子だったら少し気になってしまうかもしれません。
 
 
「子どもなのに好奇心がないなんて…」
 
そう諦める前に知ってほしいことがあります。
 
 
この記事では、好奇心が育まれにくい理由と、私の息子の好奇心が育っていった背景にあった親の関わり方についてお伝えします。
 
 
悩んでいる女性
 
 

2.好奇心がない息子

 
 
私の息子は、小さな頃から興味の幅が狭い子どもでした。
 
 
特にぬいぐるみが大好きで、小学生になってからもぬいぐるみが息子の世界の中心にありました。
 
 
他のことに全く興味を持たないわけではないのですが、新しい興味はどれも長続きしませんでした。
 
 
「ぬいぐるみが好き」という息子の気持ちは大切にしたい。
 
 
けれど、
 
「この先もずっとぬいぐるみだけでいいのだろうか」
「他のことにも興味を持ってほしい」
 
そんな気持ちが私にはずっとありました。
 
 
クマのぬいぐるみとおもちゃ
 
 

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3.好奇心は「安心」から育つ

 
 
その後Nicotto講座で学んでいるうちに、大切なことを知りました。
 
 
それは、「好奇心は、人が安心できている状態のときに生まれる」ということです。
 
 
振り返ってみると、私の息子は小さな頃から不安の強い子どもでした。
 
 
不安の強さから、私のそばを離れなかったり、外では話せなくなってしまうこともありました。
 
 
ぬいぐるみも不安の表れの一つだったのかもしれません。
 
 
息子はどこへ行くにも、お守りのようにぬいぐるみを持ち歩いていました。
 
 
もしかしたら、あの頃の息子の興味関心が広がらなかったのは、「安心できていなかった」からかもしれない、と気づかされたのです。
 
 
それと同時に、今は少しずつ息子の好奇心が育っていることにも気づきました。
 
 
息子のその変化は、私がNicotto講座で学び、息子への関わり方を何カ月もかけて変えてきたことによるものでした。
 
 
不安の文字と不安そうな人形
 
 

4.好奇心を育んだ3つの関わり

 
 
私はNicotto講座で学びながら、次の3つのことを心がけて過ごしていました。
 
 

① 注意と指示をなるべくしない

 
「できていないこと」ばかりに注目して、注意したり、指示出しするのをなるべく少なくしました。
 
 
そして、息子がしていること、やろうとしていることを認めていく声かけをしていました。
 
 
例えば、
 
「まだ着替えてないの?」ではなく、「今から着替えるんだね」
「早くしなさい」ではなく、「今準備してるんだね」
 
こんなふうに、そのままの息子を受けとめていくような声をかけるようにしていました。
 
 

② 興味関心を否定せずに一緒に楽しむ

 
例えゲームや動画に夢中だったとしても、「まだやってるの?」と声をかける代わりに、
 
「何観てるの?」
「面白そうだね」
 
そんな声かけをするようにしていました。
 
 
自分が楽しんでいることにママも興味を示してくれると、子どもは「安心」してその世界を楽しむことができるのです。
 
 

③ 息子からの疑問を大切にする

 
子どもから出てきた疑問を一緒に不思議がることを大切にしました。
 
 
大人だったら当たり前に受け入れていることにも、子どもにとっては「なぜ?」がたくさんあります。
 
 
「ママもわからない」
「昔からそう決まってるから」
 
こんなひと言で終わらせてしまうと、子どもは自分の疑問を意味のないもののように感じてしまい、それ以上考えるのをやめてしまうかもしれません。
 
 
「確かにどうしてだろうね」
「するどい質問だね」
 
こんなふうに息子の「知りたい」という気持ちを大切にして、一緒に掘り下げていく関わりをするようにしていました。
 
 
「自分の疑問をママも不思議に思っているんだ」
「どんなことを聞いてもいいんだ」
 
息子自身が自分の疑問を大切に感じられるように、私の関わりを変えたのです。
 
 
親子で楽しそうに会話をしている様子
 
 

5.安心が息子の世界を広げた

 
 
このような関わりを続けていくうちに、不安の強かった息子が「安心して過ごしているのかもしれない」と感じられる姿が見られるようになっていきました。
 
 
気づくと、少し私から離れて行動できる場面が増えていたり、以前は話せなかった知らない人とも、少しずつやり取りができるようになっていたのです。
 
 
そして、色々な質問を私にしてくれるようになっていきました。
 
 
時には、当たり前すぎて疑問にも思わなかったことを聞かれたり、とても鋭い質問をされ、日々私の好奇心も刺激されています。
 
 
これまでは「ぬいぐるみ」という一つの世界を大切にしていた息子が、今では昆虫や日本の歴史などにも興味を持つようになりました。
 
 
息子の姿を見ていると、安心できるようになることで、「知りたい」「やってみたい」という気持ちが少しずつ育っていくのだと感じています。
 
 
もし、「子どもに好奇心がない」と感じているママがいたら、
 
「この子は今安心して過ごせているのだろうか?」
 
そんな視点で一度お子さんを見てほしいと思います。
 
 
日々の安心を積み重ねることで、子どもの好奇心は少しずつ育ち、世界は広がっていくのかもしれません。
 
 
虫取りする男の子
 
 

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執筆者:三谷 のぞみ
発達科学コミュニケーション アンバサダー
 
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