ギフテッド(2E)男子が学校に行きしぶりをするのは、彼らの特性が原因であることが多いです。しかし、休んだ日の過ごし方を工夫することで、学校に通いやすくすることが可能です。学校に戻るための準備として、休んだ日を有意義に過ごすことがカギとなります。
1 ギフテッド(2E)男子が学校を休んだ時になぜ過ごし方が重要なのか?
ギフテッド(2E)男子は、みんなと仲良くするのが苦手です。
なぜなら、知能の高さから自分の意見は周りの人に理解してもらえないという経験から、自分の気持ちを隠して我慢することが増えるからです。
そして、発達に凸凹がある子は、ギフテッドの特徴、完璧主義があるのにうまくできないことがあり、自信を失い、できない僕は学校で頑張らないといけないと感じるようになり、学校にいくことが辛くなります。
なので、無理やり学校に行かせることは絶対にやめて欲しいのですが、学校に行かない日が続くと、生活リズムが崩れます。
そして、学校に行けていない自分はダメな子がと自分を否定するようになり、学校に行っても失敗するだけなのではないか?不安が強くなり、再び学校に通うのがますます難しくなるのです。
そこで大切なのは、「休んだ日の過ごし方」です。
休むこと自体は悪いことではありませんが、その日の過ごし方が子どもにとってリフレッシュになるか、それともさらにストレスを蓄積するかで大きく違ってきます。
休んだ日を上手に使うことで、心と体のリセットする、そして、ママの声かけで自信を回復させることで学校に戻りやすくなるのです。
2 親子で気分を切り替えることが行き渋りを解決する
私の息子は、ギフテッド(2E)の特性を持ち、学校に行きしぶりをしていました。
朝起きた時点で不機嫌、「今日は行きたくない」と言い続ける息子・・・。毎日、朝の登校の時間が苦痛でした。
勉強ができないわけではない、友達は好き、なんで行き渋るんだろう?どうしたら学校に楽しくいけるようになるんだろう?とても悩んでいました。
しかし、どうせ学校を休むなら、その時間を才能を伸ばす時間にしよう!そう考えて息子が休んだ日の過ごし方を見直してから、少しずつ学校に戻る準備が整い、やがて通える日が増えていきました。
3 思考の転換で休んだ日が才能を伸ばすための時間になる
行きしぶりが続いている場合、無理に学校に行かせるのではなく、一旦休むことを恐れず、休み方を見直すことが重要です。
ただ休むだけではなく、次に進むためのエネルギーを蓄える時間として、休みの日を活用するんです。
学校には行かなければいけないという考えを捨てて、休んだ日に子どもの才能を伸ばして、いかに自信を育てるのか?を考え行動することが将来、学校に戻る大きな一歩となります。
4 ギフテッド(2E)男子が休んだ日を有意義に過ごす方法
ギフテッド(2E)男子は、知的な好奇心が強いです。なので、休んだ日には、興味を引く活動や好きなことに集中させる時間を作りましょう。
例えば、好きな本を読む、科学実験をする、アート作品を作るなど、興味を持てる活動で脳をリフレッシュさせることが大切ですが一番のおすすめはお出かけすることです。
なぜかというと、出かけることにより、歩く量が増え、簡単な運動になり、セロトニンが活性化され、気分転換になるからです。
それと、疲れて寝ることが早くなったり、生活習慣を崩しにくくなるからです。
学校に行かないで遊びに行ってはいけないという常識を捨て、休日には混んでいて、なかなか行けない場所に子どもの才能を伸ばすために行っているとポジティブに捉えて欲しいと思います
そして、その出かけた先で小さな成功体験に気が付く声かけをする。
ギフテッド男子は、完璧主義でできたをできたと感じません。なので、成功体験を成功体験と感じる機会が少なくなります。
なので、ママの声かけで成功体験だということに気付かせていくことが大切です。
効果的な方法としては、実況中継をしていく。例えば、「〇〇したんだね。」と伝える。この時に決して、「〇〇できたね。」とは言わないでください。
なぜなら、本人がうまくできたと思っていない場合、できてないし!と反発されます。なので、「〇〇したんだね。」という事実を伝える。
ぜひ、休んだ日こそ、気分転換しながら、お子さんの自信を育ててくださいね。
執筆者:神山彰子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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