繊細なギフテッド男子が感情をコントロールできるようになる脳の育て方

 

この記事では、ちょっとした一言に傷ついたり、怒り出したり、とっても繊細なギフテッド男子がストレス耐性をつけるために必要なことをお伝えします。
 
 
 
人間の脳が発達したのは、いつだかわかりますか?
 
 
 
人間が猿から進化し、脳が発達したのは、何万年も続いた狩猟をしていた時代です。
 
 
 
この時代は、
危険(異常)=命の危険につながります。
 
 
 
だから、危険を感じたときに
いち早く逃げる、もしくは、戦うことをしなければいけません。
 
 
 
この逃げる・戦う準備をするのは、脳の偏桃体と言う部分です。
 
 
 
この偏桃体という部分が
いち早く、身の危険を感じ、
警報を鳴らし、ストレス反応をひき起こすのですが…
 
 
 
このストレス状態が長く続いてしまうと、人はパニックを起こします。
 
 
 
そこで、パニックを起こさないように
 
記憶をつかさどる海馬と
物事を分析する前頭葉が働きだし、偏桃体の暴走を止めてくれます。
 
 
 
例えば、上から、何かが落ちてきた!
 
 
偏桃体が騒ぎ出し、心臓がドキドキ!逃げる?戦う?
 
 
 
そんな時に、よく見たら、木の枝だった…(記憶を探り、木の枝の情報から判断)
 
 
 
木の枝だったら、危険はないな(分析)
 
 
 
で偏桃体の警報が収まる。
 
 
 
 
と言うことが起こります。
 
 
 
 
ギフテッド男子は、
情報に敏感で小さな危険に過剰に反応してしまうということは、こちらでお伝えしました^^
 
 
 
 
 
もし、この過剰な反応が、
偏桃体の暴走から起きているのだとしたら?
 
 
 
海馬と前頭葉を育てたら、
海馬と前頭葉が偏桃体の暴走を止めてくれるようになって、
 
 
ちょっとしたことにも過剰に反応しなくなった未来が想像できますよね^^
 
 
 
 
じゃあ、海馬と前頭葉を育てるには、どうしたらいいでしょう?
 
 
 
それは、運動をすることです。
 
 
 
 
身体を動かすことで脳が刺激される、血流が改善されて、脳に栄養と酸素がいきわたる、つまり、活性化されるので育つのです。
 
 
 
 
運動をすると
「BDNF(脳由来神経栄養因子)」というたんぱく質が分泌されます。
 
 
 
これが、
海馬の神経細胞が生成・発達するうえで不可欠な栄養素だということも研究によってわかってます^^
 
 
 
 
じゃあ、運動しよう!
 
ってなるのですが…
 
 
 
 
実は、運動することが苦手なギフテッド男子も多いのです^^
 
 
 
そこで、提案したいのが…
 
 
 
机の上から飛び出した、体験学習です^^
 
 
 
え?運動するんじゃなかったの?
 
って思いますよね。
 
 
 
運動って言われると、
スポーツを思いだすのですが、
運動とは、身体を動かすことなのです。
 
 
 
だから、とにかく、身体を動かせば、脳は育っていくんです^^
 
 
 
 
 
だから、机に座って、学ぶのではなく、実際に行って見て、体験して、本にはない知識を吸収して欲しいのです。
 
 
 
運動に誘っても、
なかなか動かないギフテッド男子ですが…
 
 
 
知的好奇心を刺激する活動にうまく誘うと、のってきて、さらに自分で情報を求めて、動き回りますよ。
 
 
 
動き回って、脳が発達すると
感情をコントロールできるようになってきますよ♪
 
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