トラブル続発!付き添いなしでの登校を認めてもらえなかったギフテッド✖️発達凸凹キッズが笑顔で学校に通えるようになりました!

入学式から、トラブル続発!付き添いなしでの登校を認めてもらえなかった子がお母さんの声かけで落ち着いて行動できるようになり、笑顔で学校に通えるようになりました!
 

1 入学式からトラブル続発!息子が学校に通えなくなりました(泣)

 
入学式、息子は最初から椅子に静かに座っていられず前の席を蹴る、落ち着かず癇癪、じっとしていられず体育館の外へ連れ出さなければいけない状態でした。
 
 
みんなに不思議な子を見る目で見られながら、私は息子を捕まえて押さえ付けて入学式に参加…しました。
 
 
そして、問題は起きました。
 
 
壇上にみんなで初めてのクラス写真。始めはおとなしく、上段に並んでいましたが、先生が離れた瞬間階段を駆け降り、眼鏡をかけた女の子の眼鏡を取って投げました。その場が一瞬で凍りつき、息子は抑えられ外へ。私は何が起こったのか分からず息子のもとに駆け寄りました。
 
 
そこから、どんなことが起こったのか、今では思い出すこともできません。
 
 
学校の支援学級に通い出して最初から、先生の目が離れた瞬間に教室を抜け出して居なくなる、他の教室に行く、行った先の眼鏡の女の子を蹴ってしまう、休み時間に校庭に出ていき噛みつく手が出るなどなど、問題が絶えず、ひどくなる一方でした。
 
 
1ヶ月過ぎた頃に担任の先生から学校の(登校、学活、授業など)付き添いの依頼を受け、登校、ホームルーム、1時間目、2時間目、行間休みまでを付き添い、また昼過ぎに迎えに行く、その状態が1週間弱続きました。
 
 
体育は私とマンツーマン、個別学習の国語や算数も私が付ききり、先生は親に丸投げで息子はどんどん私から離れず、私が帰る時には「ママー!!」大泣き。後ろ髪引かれながらも帰り、すぐにお迎え。。
 
 
その生活に耐えられず私は体調を崩し、1週間休みました。
 
 
その間にも毎日国語、算数の宿題プリントは5、6枚でて、休みを取るたびに増えていくプレッシャー。
 
 
でも、その間も息子は『学校に行きたい、なんでいけないの?』と言っていました。
 
 
私は母子登校する事に限界を感じ、教頭、スクールソーシャルワーカー(SSW)と主人と私で面談をしてもらいましたが、︎現状、教員が足りない、ずっと教員は付き添えない、目を離した隙に問題を起こす、3.4時間目、給食の間だけならSAの先生に付いていてもらえるという事で、5月の終わりから3.4時間目から(10時半)下校(13時)で1学期はやる事になりました。
 
 
でも状況はあまり変わりませんでした。
 
 
息子が落ち着いて教室に居られるために…?授業はプリントなど席について出来るもの、体育、英語、音楽など楽しい教科はやらせてもらえませんでした。でもそれでも学校に行けてる事は息子にとっては嬉しかった。
 
 
学校に行けない間、時間割に体育があれば、私と2人で近くの公園に行きボールを使ったり走ったりして過ごし、音楽があるからキーボードを買って音楽をしたり、でも家でできる事にも限界、どうやって授業のようにできるか、考えても先生に相談しても全く答えが出ず苦しかったの覚えています。
 
 
その間にも区役所や支援センター幼稚園時代の療育のドクターにも連絡してみるも、予約を取るだけで数ヶ月待ち。。八方塞がり。その間にも息子は荒れる。私も笑顔が消え、癇癪があるたびにこちらも激昂。息子が私を叩いた瞬間、私も息子を思い切り叩いて、息子が血を出した事もありました。今思い出すだけでゾッとします。
 
 
でも、その時期は本当に苦しくて、息子に泣きながら「ママはもう死にたい!もうヤダ!」と言うと息子も大泣き、パニック状態。本当に2人で死のうか考えました。
 
 
7月に入ると息子は少しずつ落ち着いて来て、夏になるとプールの授業が入って来ました。けれども、息子はプールの授業も一度も出た事はありませんでした。けれども、授業で『プールの絵を描く』とあり、私も『は⁈どうやってやった事ないプールの授業の絵を描くの?酷すぎる』そう感じました。
 
 
けれども、息子は怒るどころか『プールの授業でたい』といいました。プールの授業も私の付き添いを依頼されましたが、絶対にそこは譲らず、先生に親の気持ちを手紙にし、伝えた所、校長が付き添います、と回答いただき、当日もなにも問題なくできました。
 
 
そして、時を同じくして、新築の家を見にいく機会があり、話がまとまり引っ越しが決まりました。
 
 
そこから私の中で何かがうごきだしました。
 
 
引っ越しが決まり小学校を転校する事になり、10月からでも受け入れてもらえる事になり、学校に見学、先生とお話ができて、私の中で希望が見えました。

 

 

2 学びたい!息子と一緒に沢山笑いたい!

 
以前連絡していた支援センターの方からお電話いただき、息子に会ってもらったり、放課後デイを紹介してもらったりと動き始め、私も前進するにはどうしたらイイんだろう…と考えていた時に、知り合いの小児発達心理士の方から息子が『ギフテッド』だよ!と言っていただいていたのもあり、調べていくうちに、ギフテッドと発達障害を併せ持つ『2E』に辿り着き、発達科学コミュニケーションの神山彰子先生に巡り会いました。
 
 
もう居ても立っても居られない、メルマガを読ませていただくたび泣きそうで、腑に落ちること、目から鱗、沢山気持ちが溢れました。なかなか勇気がなく、最初はメールも出来なかったけど、神山先生と繋がりたい!という気持ちが日に日に大きくなりました。
 
 
それからは自分の中の学びたい!一緒に沢山笑いたい!どうやったら息子の笑顔を増やせるだろう?学校に楽しく通えるだろう、お友達と、人とコミュニケーションを取れるようになるだろう?ととにかくガムシャラに、でも気持ちがワクワクしたのを今でも憶えています。
 
 
その時の自分はただただひたすら前に進んで行きたい!光の差す方を目指して、光を掴みたい!と必死でした。
 
 
面談をしていただく前に、ずっと見ていた発達科学コミュニケーション(発コミュ)の記事で、『褒める』という事の大切さ、を見ていて少しずつ息子にやってみる事がありました。
 
 
それから少し手応えがあったり…難しい!と感じたり。。だからこそ、ちゃんと学んで自分のものにしたい!ただ、周りの人を説得し、発コミュを説明するのは簡単ではなく、まだやったことも無い事をちゃんと説明できないし、周りから、『本当に大丈夫?セミナーとか、神山さん?よく分からないのにお金もかけて…』と言われ挫けそうになりました。
 
 
でも、私の中の絶対的決意は変わりませんでした。これで来年は絶対笑顔で過ごすんだ!と希望を持って、『とにかく進みたい!』と決断し、10月に神山先生のレクチャーに参加することが決まりました。

 

 

3 180度私の考えがひっくり返りました!

 

発コミュを始めた当初は、ぎこちなく意識しすぎてなかなか出てこない言葉、、改めて自分が如何に今まで『褒める』事をしてこなかったことを痛感しました。
 
 
できない所ばかりをみて、そこを正すために注意時に言い聞かせ怒って、こちらの言う事をやらせる。
 
 
それが教育
 
 
自分もそうやって大きくなったんだな、と思いました。
 
 
発コミュは180度私の考えをひっくり返してくれました。
 
 
『褒める』は私達の知ってる褒めるだけではないと言うこと。
今まで自分のやる事に自信がなく何でも『ママやって、ママが決めて!』と言っていた息子が少しずつ自分のやる事に躊躇なく出来るようになった、これ言ってもダメって言われると思って言い出せなくて、途中で諦めていた言葉が、ちゃんと自分の気持ちを話して、こうしたい!』と言えるようになって来た。
 
 
『捻くれてる?』と思っていた事もあったけど、実はママやパパに甘えたい!と思っていた裏返しだと気付きました。
 
 
お友達や人が嫌いで手が出たりしていたと思っていたのも真逆、本当は人にとても興味があって、知りたい!の塊で人が好きで近づきたい気持ちがどこかで間違えてしまって、近づいてくる人を敵と思ってしまったり、怒られた記憶が息子に負の感情を作ってしまっていただけでした。
 
 
なので、声かけで怒られた記憶をプラスの感情に書き換えてあげると、逆に気になった子に近づいて『こんにちは!』と言えるようになりました。突然すぎるのでびっくりさせてしまう事もありますが、そこはご愛嬌で!笑
 
 
私もその後に「挨拶できたね!とっても良かったよ!」と頭をナデナデします。すると、息子も嬉しそうだったり、「うん!」と納得した顔をします。
 
 
今では、学校や、放課後デイと情報を共有しながら、『最近落ち着いて過ごせてます!お友達に手が出なくなりました。今日はこんな事できました』と先生から連絡帳に沢山ハナマルをもらって帰って来ます。
 
 
前の学校では怖かった先生からの連絡が今では怖くありません。私は、家でいかに息子がリラックして過ごせるかを考えて、今までは怒って対処していた事も、怒らず、出来た事に注目して、声かけをするだけで息子が自分のことをできるようになりました。
 
 
トラブルや問題も(その場で思い付きもありますが)どうしたら落ち着いて対処できるか、息子に響くのか、と考えられるようになりました。
 
 
息子と一緒になって怒りモードにならず、優しい落ち着いた声色や笑顔で対処できる事が増えました。
 
 
きっと発コミュに出会わなければ、いつまでも出来るようにはならなかったと思います。
 
 
 

4 息子も私もまだまだ発展途上!

 
私は、息子も私もまだまだ発展途上だと思っています
 
 
けれども、息子が落ち着いて過ごせるようになると周りの見方も変わるし、協力、応援してくれる。私が笑顔になると周りも笑顔になってくれるし、私が笑顔でいることがなによりも息子が笑ってくれる秘訣だな、と思います。
 
 
転校して息子は毎日学校に通っています。家での遊びがやめたくなくて「学校行かない!放デイ今日行かない!」と言いますが、私がその言葉に騙されることなく、対応することで学校や放デイに行きます。そして、そこでの息子の表情はめちゃくちゃイイです!
 
 
最近は帰ってiPadタイム30分終わるとちゃんとiPadの電源を自分で切り、自分の机に向かい宿題をパパッと終わらせられるようになりました
 
 
学校ではみんなと体育や楽しい活動も沢山あり、クラスメイトの名前もよく出て来ます。
 
 
 
 
先日の授業参観では、歌や劇をみんなと一緒に、縄跳びも出来ないなりにちゃんと覚えてお友達と合わせてできている姿を見せてもらえて、涙が止まりませんでした。本当に感謝しかありません。
 
 
2年生を目前に少し不安もあるのかな?と思う行動も見られますが、あまり注目し過ぎず、たまに気持ちを聞いたり、時に見て見ぬふりをして息子の気持ちが落ち着くまで待っています
 
 
わたしが1番大切にしているのは、息子と沢山のハグする事、『ママは○○くんが世界で1番、宇宙1大大大すきだよ!』と言う事です。
 
 
最近では、息子が『○○くんもママが大好きだよ!ママは○○くんの事無限大数すき?』と聞くので『もちろん!無限大数大大大すきよ!』と答えると、『うん!』と言って私の首に腕を回してポンポンと優しく撫でてくれます。可愛いです。幸せです。
 
 
パパにも『パパは○○くんの事好き?』と聞きます。パパは好きが言い慣れないせいかなかなか言葉が出て来ませんでしたが、再度息子が『パパは○○くんの事好き?好きって言って。』と言うやりとりがあり、パパも『好きだよ』と言えました。笑
 
 
先ずはパパの訓練から始めなきゃですね笑笑。
 
 
これから先、幾度となく困難が待ち構えていると思います。でも私はもう迷わずこの道を進んで行きます!
 
 
迷ったとしてもなんども戻ってやり直します。
 
 
まだ、息子の大きな夢は見つかりませんが息子には夢が沢山詰まっています。
 
 
それがはっきり見えるまで時間がかかるかもしれませんが、私はそれでいいと思います。
 
 
今土台を作って人との関わりを沢山持って、経験を沢山してもらいたい。
『経験は宝』これからの息子の未来が明るくなるように。
 
 
未来を見られるようになった事が1番大きいです!本当にありがとうございました!

 

 

執筆者:HくんママのKさん

 

 

Hくんと笑顔で過ごしたいけど、うまく行かない。学校に行かせてあげたいのに、行かせてあげられないと悩んでいたKさん、最初のレクチャーを受けた後、褒めることが得意な方だと思っていたのに、可愛い我が子だからこそ、言葉が出てこないことに気が付いて、どうしたら、褒めてあげられるだろう?一生懸命に息子くんのいいところ探しを頑張ったKさん。

 

 

少しずつ、否定的だった視点が肯定的に変わっていきましたね^^

そこから、どんどんKさんの表情が明るくなって、いきましたね。

Hくんとパパと三人でたくさんの経験をし、人生を楽しくしていきましょうね♪

 

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