夢を見つけて、それを叶える応援がしたいと思いませんか?けれどもギフテッド男子は、やりたいことや夢が正直に言えなくなることがあります。なので、ギフテッド男子が夢を語りだす秘訣をお伝えします。
1 ギフテッド男子が夢を語らない理由
こんな子いませんか?
学校のことを聞いても、「わからない・忘れた・覚えてない」と教えてくれない。
気持ちを聞いても教えてくれない。
もっと、話してくれれば、困った時にも助けてあげられるし、対処することもできるのに…
なんで教えてくれないんだろう?と思っていませんか?
なぜ、自分の気持ちを話すことができないのかというと、わかってもらえないかもしれないと考えてしまうからです。
反対に、自分の意見を言うことは得意です。
なぜなら、この答えは正しいと確信しているからです。
だから、躊躇なく、意見を言うことはできます。
反対にその意見が通らなかった時は、不機嫌になります。
この姿から、自分の気持ちを話しているように見えますが、正解がわからない・かわりやすいものだからこそ、気持ちを話なくなってしまうのです。
けれども、気持ちを話してくれない、とくに、やりたいという気持ちや夢を伝えてくれなければ、それを叶えるお手伝いをしてあげられないんです。
だから、夢を語れるようにしてあげることが重要なんです。
2 夢を語るには、注目の化学式を成立させる!
では、ギフテッド男子に夢を語ってもらうには、ギフテッド男子にお母さんは、わかってくれると感じてもらうことが必要です。
そのために肯定していることが伝わることが必要です。
これを伝えるには、
注目の化学式 肯定的な注目>否定的な注目
になることが大切です。
肯定を増やせばいいんだよね。ほめればいいんだよね。
と思っていませんか?
ちょっと、待ってください。ちょっと、思い出して欲しいんです。
ギフテッド男子は、完璧主義だから、褒めても、褒められていると感じないのです。
3 学校のことを話さない子が夢を語りだした!
我が家の長男は、小さな頃、賢く、ニコニコしていてお友だちが大好きだけど、集団が苦手でみんなと同じことをしない子でした。
それが、小学校に入学すると、字を書こうとしない、登下校でトラブルが起こるなども問題行動が増え、発達検査を受けることになりました。
結果は、IQは高いけど、発達に凸凹があると発達障害の診断を受けました。
そして、特別支援学級に通うことになりました。
発達障害の診断を受け、特別支援学級に通い出すと、私の中での息子は、問題を起こすけど、賢い子というイメージが発達障害でできないことがある子に変わりました。
すると、息子の学校での行動が悪化しだし、息子は学校でのことを話さなくなりました。
学校でのことを話してくれないから、先生から、トラブルの連絡を受けても、なぜ、そんなトラブルが起きたのかもわからない状態でした。
だから、本当は息子は悪くない!って信じたいのに、息子を信じられない。息子が何かしたんだ…息子は、できない子なんだ…
と息子を否定的な目で見ることが増えました。
しかし、発達科学コミュニケーション(発コミュ)に出会い、否定的な注目を止め、肯定的な注目を増やしていくことで、息子の行動が変わりだし、夢を語りだしました!
3 夢を語りだすための親の注目の仕方
では、実際にどのように注目をしたのかをお話ししていきたいと思います。
子どもが夢を語りだすには、肯定的な注目を増やすことが大事です。
けれども、ギフテッド男子は、完璧主義で完璧にできていないとできていないと判断します。
そして、できていないところを褒めると嫌味に聞こえ、怒り出すことがあります。
なので、褒めるではうまくいきません。
だったら、どうする?
肯定的な注目を増やせないのなら、否定的の注目を減らせばいいのです。
子どものできないことを見つけても華麗にスルーして、否定的な注目をしなけばいいのです。
褒めても喜ばないと思ったら、華麗にスルーして、否定的な注目をへらしてくださいね^^
執筆者:発達科学コミュニケーショントレーナー神山彰子
肯定的な注目の増やし方は、こちらに載ってます▼