椅子に座っていられないギフテッド男子に、絶対に言ってはいけないNGワード

ギフテッド男子が座っていられないのには、理由があります。

 

①知的好奇心に敏感に反応しすぎる。(知的過興奮性)

 

②精神的に落ち着かなくて、座っていられない。(精神運動の過興奮性)

 

大きく分けるとこの二つです。

 

 

1つ1つ説明していくと…

 

 

①知的好奇心に敏感に反応してしまう。(知的過興奮性・過敏性)

 

 

知的好奇心を刺激されるとじっとしていられない。確かめたくなっちゃう。

 

 

例えば、気になるものを見つけたら、道路に飛び出してしまう。お母さんは、目が離せません。

 

 

②精神的に落ち着かなくて、座っていられない。(精神運動の過興奮性

 

実は、これを知って欲しいんです!

 

 

この精神運動の過興奮性って、どういうことかと言うと緊張したり、ワクワクしたり、不安だったり、精神的なストレスを感じたときに体が動き出しちゃうというものです。

 

 

実は、我が家のギフテッド長男は、小学校低学年の頃は、授業中も席に座っていられたのです。

 

 

しかし、3年生の頃から、席に座っていられなくなりました。

 

 

なぜ、席に座っていられなくなったか?

 

 

というと、間違えたことをするとみんなに指摘されてしまうと緊張感が高まってしまって、じっとしていられなくなっちゃったんです。

 

 

そこで、私が知って欲しいのは、座っていられない時は、精神的ストレスがかかっている時だということです。

 

 

この時に、絶対に言っては、いけない言葉が『座ってなさい!』です。

 

 

これ、つい言っちゃいますよね。

 

 

例えば、電車に座っているときなど…

 

 

だけど、この言葉は通じません!

 

 

むしろ、悪化します!

 

 

なぜなら、ストレスを増やすことになるからです。

 

 

座っていたいんだけど、座っていられないから、実は、本人が一番困っています。

 

 

例えば、明日は、大事な会議がある、だから、早く寝なくては…と思いながらも、眠れない時ってありますよね?

 

 

寝なきゃ!と思えば思うほど、眠れなくないですか?

 

 

だから、『座ってなさい!』は、効かないし、言って欲しくないんです。

 

 

じゃあ、そんな時には、どうするか?と言うと電車の中だったら、席を移動しましょう。

 

じゃあ、そんな時には、どうするか?と言うと電車の中だったら、席を移動しましょう。

 

 

例えば、あらかじめ、先頭車両までに乗り、動き出してしまったら、運転席をのぞいてみる。

 

 

立って運転席をのぞいていれば、身体が動いていても気になりませんし、見える景色が変わったり、身体を動かしただけで気持ちも変わり、落ち着けます^^

 

 

立って運転席をのぞいていれば、身体が動いていても気になりませんし、見える景色が変わったり、身体を動かしただけで気持ちも変わり、落ち着けます^^

 

 

他には、お子さんの気持ちが落ち着くものを持って行っておいて、それを渡すのも効果的です。

 

 

我が家の長男は、常にお守り代わりの本を持っていきます。

 

 

本に集中することで、自分で精神的なストレスを緩和しています。

 

 

刺激に敏感なギフテッド男子、刺激を排除するのではなく、その刺激への対処法を体得していってくださいね。

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