1.ギフテッド男子はわがまま⁉育てにくいと感じていませんか
意思を曲げずに自分の意見ばかり主張する。
人の言うことには耳を貸さない。
そんな姿から、ギフテッド男子は、自信満々で頑固!わがまま!
なんて、周りからは見えてしまいます。
親の言うことは聞かないし、お友だちとのトラブルも絶えず、育てにくいな…と感じた経験はありませんか?
頭がいいはずなのに、なぜこちらのいうことを聞けないのか。正論がわからないのか・・・。
わが子のことが理解できない…と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
2.実は本人もつらい、ギフテッド男子の特徴
なぜ、ギフテッド男子は自分の意思を曲げないのでしょうか?
その理由は、2つあります。
- こうすればできる!という道筋が見えているから、そこから、外れることを嫌がる。
- 相手の意見を聞き入れる心の余裕がない。
実は、周りからは自信満々に見えるけど、本当は自信がないから、受け入れることができないんです。
大人でも、素直にアドバイスを聞き入れない人は自信がある人ではなく、自信がない人ですよね^^
自信がある人は、一旦相手の意見を聞き入れて、考えてみて、そちらが正しければ、そちらの考えを採用する人ですよね。
だから、自信がつけば素直にスッと相手の提案について考え受け入れる、もしくは、より良い案を提案できるようになっていきます。
これができれば、学校でも先生の指示の通り方が変わります。
では次に、なぜギフテッド男子は自信を失ってしまうのでしょうか?
それは、ギフテッド男子の特徴である『完璧主義』という特性があるからです。
完璧にできる自分の理想の姿が見えていて、それと現実の自分を比べてしまうのです。
特に、発達に凸凹があると不器用で思い通りにできなかったり、やらなければいけないことがわかっていても取り掛かれなかったり、自分はできていないと感じることが多くなります。
完璧にできていない自分はダメだと思ってしまい、勝手に自信を失っていくというつらい負のループに陥ってしまいます。
だから、ママがお家での声かけでしっかりと自信を育ててあげることが大切なのです。
才能は伸ばせます!
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3.ママだからできる!自信を授けるアプローチ法
自信をつけてあげるには、どんな声かけが良いでしょうか。
やはり『褒める』こと。
これはとても重要かつ有効な方法です。
しかし、ギフテッド男子は「上手だね!」などの褒め言葉を受け取ってくれないことがあります。
なぜ受け取ってもらえないのか?
それは、『完璧主義』が邪魔をするからです。
自分では上手にできていないと思ってるのに、「上手だね。」と褒められてしまうとおだてと感じてしまうのです。
そんな時は、『興味・関心を示す^^』
私はこの方法から、不登校になり、褒め言葉を受けとらなくなってしまった長男に肯定の言葉を届けることを始めました。
本を読んでいれば、「何読んでるの?」
ゲームをしていたら、「そのゲーム、どんなゲーム?」と聞いてみる。
最初は、正直、うるさいなぁと嫌な顔されます。けれども、繰り返し聞いていると少しずつ説明を始めます。
話してくれたら、「教えてくれて、ありがとう^^」を伝えます。
ただ機嫌をとるために褒めるのではありません。褒めなくても、スムーズなコミュニケーションをできるようにするため、自信を育てるために肯定する。
そのために、『興味・関心』を示す。
ギフテッド男子は自信がつけば、本来持っている才能を伸ばすことができるようになりますよ!
ぜひ、使ってみてくださいね^^
執筆者:発達科学コミュニケーショントレーナー神山彰子
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