ギフテッド(2E)男子が自己 否定 が 強い原因と自己否定を克服し、才能を最大限に伸ばすために必要なことをお伝えします。
1.ギフテッド(2E)男子が自己 否定 が 強い 原因とは?
ギフテッド男子が自己否定に陥る原因は、過去の経験や彼らの繊細さ、完璧主義という特性に起因しています。
彼らは、完璧主義でどんな小さな欠点や失敗にも過剰に反応し、物事を悲観的に捉えがちです。
特に、2Eと呼ばれる発達に凸凹がある子たちは、記憶力が悪い方向に発揮されて、ネガティブな記憶を溜め込みやすい。
そして、他人のできている部分と自分のできていない部分を比べてしまうことが多く、それが「自分は価値がない」といった過小評価の習慣を形成してしまいます。その結果、自己評価が低くなります。
そして、自己評価が低くなると自分にできるわけがないと挑戦を避けるようになるため、才能が十分に発揮できずに、才能を伸ばす機会を逃してしまうことがあります。
きっとやったら、才能が伸びていくのに、もったいないと感じますよね。私自身、息子が挑戦できなくなった時に何度もできるからやってみよう!と伝えて息子をやる気にしようとしました。
けれども、うまくいきませんでした。けれども、アプローチを変えることで息子が挑戦できるようになりました。
2.僕には無理!自分の能力を信じられなかった息子のチャレンジが始まりました!
「僕には無理!」これは、IQが高く、発達に凸凹のある息子の口癖でした。
周りから見たら、きっとできることでも息子は「僕には無理!」やる前から諦めてしまう、「やってみなくちゃ、わからないでしょ?」「あなたなら、きっとできるよ。」いくら伝えても、息子はそれを信じてくれませんでした。
この状態をなんとかしたい!と自分を否定している状態を抜け出そうと自信を育てることをしていきました。
けれども、自分を否定している息子には、褒めの言葉は簡単には届きませんでした。なぜなら、完璧主義の息子には、褒め言葉はおだてに聞こえていたからです。
褒めても「ふーん。。。」「〇〇くんのが上手だもん!」全く響いていませんでした。
なので、そもそも自分のできないことを見て、自分はダメだと思っている息子のできないところに私が目を向けることをやめました。
すると、私の息子への視線も息子が自分へ向ける視線も変わっていき、息子の「僕には、無理!」と言う言葉が消えていきました。
そして、ちょっとやってみようかな?少しずつ息子が挑戦へと向かっていくようになりました。
才能は伸ばせます!
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3.挑戦することでギフテッド(2E)男子の成長は加速する!
ギフテッド(2E)男子が自己否定を克服し、自信を持って自分の才能を伸ばせるようになるためにはいますぐサポートすることが重要です。
なぜなら、挑戦することで成功や失敗を経験することで人は成長できるからです。失敗したら、どうしたら成功できるのかを考え、行動することで人はできることが増えていきます。つまり、成長できるのです。
自分を否定することに使っている時間や脳を才能を伸ばすためのチャレンジに使えるようにすれば、ギフテッド(2E)男子の才能は、伸びていきます。
4.自分を否定する状態を抜け出すために戦略的に言葉を伝えよう
では、どうしたら「できない部分に目を向けることをやめる」ことができるのでしょうか?
それは、「〇年生だから」「お兄ちゃんだからできて当たり前」と考えることをやめることです。
「これくらいできて当たり前」と考えるのではなく、できたことに目を向けることが大切です。しかし、当たり前と思っていることを変えるのは簡単ではありません。
そこで、おすすめの方法があります。
それは、「我が子が赤ちゃんだったら?」と考えることです。赤ちゃんだったら、
「起きたんだね」
「ご飯食べたんだね」
「笑ったね、かわいいね」
と、どんな小さなことでも褒めていたはずです。否定することはほとんどないでしょう。
この視点を持ち、戦略的に褒める基準を下げることで、子どもの認識を少しずつ変えていくことができます。
そして、できたことを口に出すこと。それによって、子ども自身や自分に対して、できていることを再認識させることができます。
このときのポイントは、子どもに伝えようとしないことです。お母さん自身が一つ一つ「できたこと」を確認しているように振る舞いましょう。子どもの反応は気にせず、自分の確認として言葉にするのです。
子どもに伝えようとすると、「当たり前でしょ!」「馬鹿にしてるの?」と怒り出す場合があります。だからこそ、あくまでもお母さん自身が確認しているように見せることが大事です。
すると、子どもはお母さんの言葉に対して感情的に反応しなくなり、できていることに気づき始めます。そうすると、自分を否定する気持ちから抜け出し、少しずつ「僕にもできるかもしれない」「やってみよう」という希望が芽生えるようになります。
執筆者:発達科学コミュニケーショントレーナー神山彰子
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