不登校の小学生の家での過ごし方に悩む日々
不登校の小学生がいる家庭では、家での過ごし方に悩むことも多いと思います。
ゲームや動画も無理やりやめさせない方が良いと学んだけれど、本当にこの生活を続けていていいのかとモヤモヤしていませんか?
我が家の息子は小学校入学直後から不登校になり、家での過ごし方はゲームや動画を一日中という生活が始まりました。
不登校の小学生の家での過ごし方と言っても、絵や工作が好きだったり、本や漫画を読むのが好き、お出かけが好きな子はゲームの時間は長くならないかもしれません。
ですが、息子は手先が不器用で絵も工作も嫌い、読み書きが苦手で本や漫画も読めません。
また完璧主義で勝ち負けにこだわりがあり、ボードゲームやカードゲームもやろうとしないのです。
スライム作りなど、楽しいことに誘ってもゲームに夢中…
家で色々な体験をさせてあげたいものの、ゲーム以外の過ごし方が難しいのが現実でした。

特に小学校低学年のお子さんだと、「やりたい事がない」「それは嫌だ」「ママ遊ぼうよ」と1日中お子さんに付き合う生活に、疲れ果ててしまう事もあるのではないでしょうか。
ゲーム以外のことを無理にさせなくても大丈夫です。
好きなゲームも、関わり方次第で子どもの発達につながる時間に変えることができます。
この記事では、ゲームや動画が大好きな不登校の小学生が、ゲームを活かして脳を発達させるお家での過ごし方についてお伝えします。
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不登校の小学生の家での過ごし方がゲーム中心になる理由
不登校の小学生の家での過ごし方がゲームや動画中心になる理由はなんでしょうか。
報酬系という脳の仕組み
脳には「ドーパミン」という物質があり、面白い!と感じたときに分泌されます。
「報酬系」と呼ばれる仕組みです。
ゲームは少しずつ難易度が上がるように設計されています。
一つステージをクリアするたびに脳内で「ドーパミン」が分泌されます。
このとき、脳の「報酬系」が刺激され、「達成感」や「自信」を感じやすくなるのです。
苦手な事、困り感を抱えている
不登校の小学生は、学校生活や集団生活に困り感を抱えている場合が多いです。
学習や創作、スポーツ等が周りの子のようにはできない、集団行動が苦手など、「周りの子に比べて自分はできない」という思いを抱えています。
ゲーム内では何度失敗してもやり直しができるため、リアルでは味わえない成功体験を味わえます。
現実では「できない」と感じていても、ゲームでは「自分はできる!」という感覚が強まります。
ゲームの経験を通じて、自分に自信をつけているのです。

ただし、ゲームをするだけでは、情報を得たり考えたりするインプットが中心になります。
これだけでは、脳の発達に十分つなげることができません。
ではどうしたらいいのか、次にご紹介していきますね。
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ゲームや動画を脳の発達時間に変える
ゲームや動画を活用して、不登校小学生の家での過ごし方を発達時間に変える方法を、2つご紹介します。
質問して、ゲームで考えたことをアウトプットしてもらう
ゲームや動画はインプット中心なので、どんなゲームだったかを話したり、他の活動に活かすなどアウトプットをする機会を作っていきます。
「どんなゲームだった?」(記憶を思い出す)
「どのキャラが一番好き?」(思考力を働かせる・伝える)
「なんでそのキャラが好きなの?」(自分の考えを伝える)
「どうやってやるの?ママに教えて」(整理して、順序立てて話す)
こんな会話が、子どもの脳を活性化し、言葉の力を伸ばしていきます。
例えば、我が家ではこんな会話をよくしています。
母「なんでそんなに敵を倒せるの!?」
子「この敵は、必殺技を出したあとにしばらく休むんだよ。その隙に攻撃するんだよ。」
ゲームをしながらも、たくさん考えている事がわかります。
私も、「ゲームばっかりして、成長が止まっちゃう」と思っていました。
ですが、会話をすることで、
「子どもも頭を使ったり、工夫したりしてるんだ」
と子どもの成長を感じる事ができて、ほっとする瞬間にもなります。

ゲームの中でできていることを言葉にして伝え、自信につなげる
子どもの言葉に対して、母がポジティブな感想を言葉にして伝えます。
「そこまで考えてるんだ!びっくり!」
子どもが話した事に、ママがポジティブな反応をすると、
「僕が話すとママは喜ぶんだ」
「僕って、〇〇ができてるんだ」
と成功体験の記憶になっていきます。
学校生活では、「自分の考えを言う」事を求められることの連続です。
自分の考えを話すのが苦手な子でも、好きな動画やゲームの話ならたくさん話すことができます。
ゲームを子どもの脳の発達時間に変えるのは、ママの「質問力」です。
子どもが答えたくなる質問は何か、いろいろとためしてみてくださいね。
好きなゲームから自信が育ち、行動が広がった息子
息子は「僕はゲームが得意だから」と自信満々でよく言っています。
ゲームを通じて話す事が楽しくなり、ゲーム実況をしてYouTubeに動画をあげるようになりました。
今は週1回小学校に通っていますが、先生や友達にゲームやYouTubeの話をすることがモチベーションになっています。
また、「ゲームを一緒にやれる友達が欲しい」と言い出し、
「フリースクールに行ってみる!」という行動にもつながりました。

私は息子が不登校になった事がきっかけで、発達科学コミュニケーションを受講しました。
その中で、不安症キッズ子育ての専門家北華ゆかさんに
「ただゲームをやらせるだけじゃない」
「ゲームを発達に生かすんだよ」
と言われて、衝撃を受けました。
と同時に、「ゲームばっかりしていても、子どもは成長はできる」と希望にも思ったのです。
自分の強みを持っていることは、生きていくために必要なことです。
不登校小学生の家での過ごし方が、ゲームや動画中心になっている場合は、ママとの会話で脳の発達に活かし、子どもの自信にしていってくださいね。
不登校の子を持ち、同じ悩みを抱えているママはたくさんいます。
一緒にこの日々を生きていきましょう!
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不登校の小学生の家での過ごし方についてのよくある質問(Q&A)
A. 無理やり、ゲームをやめさせる必要はありません。
ゲームをする事で、達成感や自信につながっています。「どんなゲームだった?」「なんでそのキャラが好きなの?」等と質問し、子どもが言葉で伝える機会に変えていくことで、脳の発達にもつながります。
A. 無理にゲーム以外のことをさせなくても大丈夫です。
ゲームが、子どもにとって数少ない「自分はできる」と感じられる場所になっていることがあります。好きなゲームそのものを親子の会話に取り入れ、発達につながる時間に変えていきましょう。
A. ゲームをしているときも、子どもは情報を得たり、考えたりしています。
「どんなゲームだった?」「どうやってやるの?」と質問し、考えたことを言葉にするアウトプットを加えてみましょう。好きなゲームを、考える・話す経験へと広げることができます。
不登校の小学生の家での過ごし方をもっと知りたい方へ
発達科学コミュニケーションマスタートレーナーの北華ゆかが、不登校の小学生のお家での過ごし方について、こちらの動画で詳しく解説しています。
お子さんの好きな事を起点にして、「行動できる脳」に育てる3つのルーティーンを参考にしてみてください。
<執筆者>
発達科学コミュニケーションアンバサダー
松原みのり






