「ママ、ママ!」うるさい!子どもが何度も呼ぶ理由と今日からできる対応

ママの姿が見えないとママ!ママ!と何度も呼んで居場所確認をする小学生に「うるさい!」と思っていませんか?それは甘えではなく、不安が背景にある場合があります。この記事では、ママ!と何度も呼ぶ原因と関わり方を解説します。

「ママ、ママ!」うるさい…何度も呼ばれてついイライラ!

少し姿が見えないだけで「ママ!ママ!」と何度も呼ばれて疲れる

「呼んだだけ」と言われるたびに、イライラしてしまう

小学生なのにここまでママを求める姿に不安を感じる

「うるさい!」と怒ったあと、自己嫌悪になってしまう

 

そんな経験はありませんか?

 

毎日何十回も「ママ!ママ!」と呼ばれると「うるさい!」と言いたくもなりますよね。

 

実は、『ママ、ママ!』と何度も呼ぶのは、困らせたいからではなく、不安を落ち着かせるために安心を確認している行動です。

やめさせようとするより、不安を安心に変える関わりをすることで、少しずつ呼ぶ回数は減っていきます。

 

我が家の小学生の娘も、私の姿が見えないと「ママ!」と用もないのに呼んで私の居場所確認が毎日何十回もありました。

 

最初は「はーい!」と優しく返事ができるのですが、何度も呼ばれるとだんだんイライラしていき、「いるって!!何度も呼ばないで!うるさい!」なんて、怒って返事してしまうこともありました。

 

「ママ着いてきて」

「ママどこ?」

「ママ待って」

 

毎日「ママ、ママ」と呼ばれる。もう小学生なのにこの子は大丈夫?そんな風に心配していました。

 

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子どもがママを何度も呼ぶ3つの理由

小学生にもなって「ママ、ママ!」と言う子どもは不安が高まっているサインで、次の3つの不安があります。

まだ起きてもいない事に対する不安

ママがいない時に怖い人が来たらどうしよう。出来ない事があったらどうしよう。など起きてもいないことばかり想像し考えてしまい不安が大きくなります

 

その為、ママの姿が見えない=自分一人では不安と感じてしまうのです。

 

見通しが立たない事が不安

 

ママはどこに行ったの?いつ戻ってくるの?いつまで一人?

 

不安が強い子どもは先が分からないと、不安が一気に大きくなります

 

母子分離不安

 

母子分離不安とは母親など特定の保護者から離れることに対して、強い不安や恐怖を感じる事です。

 

乳幼児期に現れる自然な反応ですが、年齢が上がっても続くことがあります。

 

ママから離れると不安を感じ、安心を求める為に「ママ!」と呼んで居場所を確認しているのです。

 

なので、うるさいからといって突き放してしまうのは逆効果です。

 

何度も何度も呼ばれるとイライラしてしまうかもしれませんが、不安が大きくなっているサインなのです。

 

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何度も呼ぶ子どもに今日からできる3つの対応

 

それぞれの不安に対して、安心を作る関わりをしていく事が大切です。

 

私が気をつけていた関わりは次の3つです。

 

実況中継で今できていることを言葉にすること

 

「着替えているんだね」

「たくさんご飯食べてるね」

「その動画楽しそうだね」

 

今できている事、やっていることを実況中継のように伝えました。

 

ちゃんといつも見ているよと伝えることで安心が積み重なります。

 

見通しをたてる声かけをする

 

姿が見えなくなる前に、見通しを伝えるようにしました。

 

「2階に洗濯物干してくるね」

「家の前にゴミ捨て行ってくるね、すぐ戻るよ」

 

どこへ行くのか。何をするのか。どれくらいで戻るのか。この3つを伝えるだけで、見通しがたち不安は大きく下がるのです。 

 

できていた事を伝える

 

「一人で待てたね」

「待ってくれてありがとう」

できていた事を伝えました。

 

そうする事により、私は待てた!と自分ができた事に気づくことができ、次もできる自信に繋がります。

何度も「ママ!ママ!」と呼ばれてイライラしたからといって「うるさい!」と言ったり、無視したり、急にいなくなる事は不安がさらに強くなるので逆効果なのです。

 

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「ママ、ママ!」が減った!我が家の変化

 

もちろん、すぐ変わったわけではありません。何度も呼ばれる日もありました。

 

けれど、 以前みたいに 「うるさい!」とイライラすることはほとんどなくなりました。

 

「あ、今は不安が強い時期なんだな」そう見られるようになったことで、「今は安心が必要なんだ」と考えることができ、私自身の気持ちが大きく変わりました。 

 

そうしていくうちに、子どももママを呼ばなくても大丈夫という安心感が育っていきました。 

 

 

実際に、

  • ゴミ捨てに一人で行ける
  • 2階に着いてこなくなった
  • 呼ぶ回数が減る

といった変化が起きていきました。

 

もちろん、環境の変化やストレスで一時的に戻ることもあります。

 

でもそれは後退ではなく、「今は不安が強い時期」というサインに気づくことができるようになりました。

 

そのサインに気づき、不安を安心に変える関わりをすることで不安は減り、「ママ、ママ!」は少しずつ減っていきます。

 

「ママ、ママ!」がうるさい子どもによくある質問(Q&A)

 

「ママ、ママ!」と何度も呼ばれたとき、どう返せばいいですか?

A:まずは短く安心を返すことが大切です。

「ここにいるよ」「大丈夫だよ」と一言伝えるだけでも、不安は落ち着きやすくなります。

長く説明するより、すぐ安心できる言葉を返しましょう。

何度も呼ばれるとイライラしてしまいます。どうしたらいいですか?

A:イライラするのは自然です。

ただ、「やめさせる」より「安心を満たす」視点に切り替えると対応が変わります。短く返事+見通しを伝えるだけでも効果があります。

どれくらい続けると変わりますか?

A:安心できる関わりを続けることで、少しずつ変化します。

すぐにゼロにはなりませんが、「呼ぶ回数が減る」「一人で待てる」が少しずつ増えていきます。

 

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<執筆者>

発達科学コミュニケーションアンバサダー

澤村祐依

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