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待っても宿題を始めない子に
足りないのは“やる気”
ではありません
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「8時半になったら宿題する」
って約束したのに、
9時になっても
まだソファでゴロゴロしている。
ゲームをやめたと思ったら、
今度は、、、
水を飲みに行く。
トイレに行く。
鉛筆を探しはじめる。
そんな姿を見ると、
ママは思うんです。
「待った方がいいんだよね」
「自分で動くまで待つんだよね」
そう思って、
ぐっとこらえて待ってみる。
だけど、
5分たっても、
10分たっても、
全然始まらない。
そして最後には、
「やるの?やらないの?」
「もう9時だよ!」
「早くやりなさい!」
って言ってしまう。
すると子どもは、
「今やろうと思ってたのに!」
「もうやらない!」
と怒り出す。
ママは、
待とうとしただけなんです。
怒らないようにしようと、
頑張ったんです。
それなのに結局、
宿題バトルになってしまう。
そんな夜、ありませんか?
けれどもこれ、
ママの待ち方が悪いんじゃ
ありません。
ただ、ここで大事なのは、
“待つ”というのは、
何もしないことではない
ということです。
発コミュでいう「待つ」は、
子どもが動ける状態をつくってから、
最後の一歩を子どもに任せること。
ここが、とても大事です。
なぜなら、
今の状態のままでは、
いくら待っても、
子どもはよい行動を
選ばないからです。
これまで宿題を頑張っても、
うまくいかなかった。
時間がかかった。
何度も直された。
最後には怒られた。
そんな経験が重なると、
子どもの脳には、
「宿題=嫌なもの」
「宿題=どうせできないもの」
「宿題=怒られる時間」
として記憶されていきます。
だから、
「待ってるよ」
「自分でやってね」
と言われても、
子どもの脳は
なかなか動き出せないんです。
やる気がないのではなく、
動き出すための安心が足りない。
ここを見てあげたいんです。
では、どうするか。
待つ前に、
この3つを手渡してあげてください。
1つ目は、見通しです。
たとえば、
「今日は漢字3行だから、
5分くらいで終わりそうだね」
と伝える。
ゴールが見えない宿題は、
子どもにとっては
果てしなく長く感じます。
けれども、
「5分くらい」
「3行だけ」
「このプリント1枚だけ」
と終わりが見えると、
動き出しやすくなります。
2つ目は、選択肢です。
たとえば、
「先に漢字からやる?
それともママと音読からする?」
と聞く。
ここで大事なのは、
どちらを選んでも、
宿題に向かえる選択肢にすることです。
「やる?やらない?」と聞くと、
子どもは「やらない」を
選びたくなります。
3つ目は、安心材料です。
たとえば、
「全部できなくてもいいよ」
「わからないところは一緒にやろうね」
「まず名前だけ書こうか」
と伝える。
宿題を嫌がる子は、
宿題そのものよりも、
「できなかったらどうしよう」
「また怒られるかも」
「最後までやらなきゃいけない」
という不安で止まっていること
があります。
だから、
最初から完璧を
目指させるのではなく、
「これならできそう」
と思えるくらいまで
ハードルを下げてあげるんです。
見通し。
選択肢。
安心材料。
この3つを手渡したら、
そこから待つ。
これが、
動ける子を育てる「待ち方」です。

