「こんなにやっているのに」が私の怒りを大きくしていました。

ママの気持ち

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「こんなにやっているのに」
が私の怒りを
大きくしていました。
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「こんなにしてるのに、
どうして集中できないの?」

長男が小学生の頃、
私はいつもそう思っていました。

長男は、
周りの人の動きや声を
全部キャッチしてしまう子でした。

宿題をしていても、

テレビの音が聞こえれば気になる。

誰かが横を通れば気になる。

ちょっとした物音にも
すぐに意識が向いてしまう。

だから私は、
宿題に集中できるように


テレビを消して、

家族にも
静かにするように言って、

できるだけ物音を
立てないようにして、

一生懸命、
「集中できる環境」
整えていました。

ところが、
それでも集中できない。

1問解くたびに
ぼーっと別のことを考えて、

また1問解いては止まる。

簡単なプリント1枚
終わるのに、
1時間近くかかる
こともありました。

すると私は、

「こんなに
やってあげているのに!」

という気持ちが
どんどん大きくなって、

ついには、

「みんながあなたのために
我慢してるのよ!」

と、長男を責めていました。

今振り返ると、

テレビを消すことも、
静かな環境をつくることも、

決して間違っていたわけでは
ありません。

ただ、私はずっと、

「どうすれば
この子を集中させられる?」
ばかりを考えていたんです。

けれど、

発達科学コミュニケーションを
学んでから、

長男と同じように
集中することが苦手な子
目の前にしたとき、

私が最初に考えたのは
違うことでした。

「この子が
今発揮できる集中力は
何分くらいだろう?」

「やる前から『嫌だ』と
言うのはなぜだろう?」

「この子が
『これならできる』と思えるのは、
どのくらいだろう?」

私は、

その子が今できる状態を見て、

10分ほど集中すればできる
量と内容を選んで手渡しました。

すると、その子は、
「これならできそう!」
と始めて、

あっという間にやり切りました。

そして、

「できた!」

と笑ったんです。

私は、

「最初から最後まで
集中していたね」

と声をかけました。

これは、
宿題を10分にすればいい、
という話ではありません。

同じ「集中できない」でも、
その子が
今どんな状態なのかによって、

必要なサポートは違うからです。

声かけを変える前に、
環境を変える前に、

まず、

「うちの子は今、
どんな状態なんだろう?」
と見てみる。

子どもを見る物差しを
少し変えるだけで、

「できない」と思っていた子の中に、

「ここならできる」

が見つかります。

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