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1時間かけて教えたその問題、
明日1人でできますか?
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2学期が始まり、
授業はどんどん進んでいく。
それなのに、家では、
宿題を開くたびに
「わからない」と泣く。
一問間違えただけで怒る。
鉛筆を持ったまま固まり、
なかなか手が動かない。
毎日、宿題を終わらせるだけで
1時間、2時間とかかってしまう。
こんな状態が続くと、
このまま授業に
ついていけなくなったら
どうしよう。
今わからないところを
そのままにしておいたら、
もっと遅れてしまう。
そんな不安が大きくなりますよね。
だからママは、
泣いても、怒っても、
問題を一緒に読んだり、
わかりやすく説明したり、
解き方を何度も教えたりして、
なんとか宿題を
最後まで終わらせようとします。
すべての問題の答えが書けると
ママは、
「今日も最後までできた」
「わからなかった問題も
わかるところまで説明できた」
「きっと明日の授業に役立つ」
と、少し安心します。
けれども、そのとき
子どもの中に残ったのは、
教えてもらった解き方よりも、
「やっと終わった」
「もう考えたくない」
「宿題なんてなければいいのに」
という気持ちかもしれません。
そして次の日。
昨日教えたはずの問題で
また「わからない」と止まる。
数字が少し変わっただけで、
解き方がわからなくなる。
一人でやらせると、
最初の一問から手が動かない。
ママは、また同じ説明をする。
「昨日はできたのに、
どうして今日はできないの?」
そんなことはありませんか?
もしかしたら、
昨日、答えを書けたことを
「わかった」と思っていたのは、
ママだけだったのかもしれません。
宿題が全部埋まっている。
正しい答えが書けている。
最後まで終わっている。
それは、
子どもが勉強を
わかるようになった証ではなく、
ママに教えてもらいながら、
その場で宿題を終えられた
という事実だけ。
ママが本当にほしいのは、
「これ、昨日やった問題と似ている」
「たしか、こうやって解くんだった」
と、自分で考え始められる。
すぐに答えが出なくても、
「まずは、ここまでやってみよう」
と手を動かせる。
間違えても、
「もう一回やってみる」
と問題に戻れる。
わからないときには、
「ここまではわかる」
「ここだけ教えて」
と、
自分に必要な助けを求められる。
こんな「できた」では
ないでしょうか?
「どうせできない」と
最初から諦めていた子が、
「ちょっとやってみようかな」
と自分から問題を読む。
ママが横につきっきりに
ならなくても、
宿題で覚えたことを
次の日の授業でも使える。
もし、こんな
「できた」を育てたいなら、
ママがするのは、
泣く、怒る、固まるという
勉強中の問題行動をなくす
かかわり方をするだけ。
なぜ、
ママが勉強を教えない方が
勉強がわかる子になるのか、
なぜ、わからない問題より先に
勉強中の問題行動を
なくす必要があるのか、
その理由と、
勉強中の問題行動をなくす
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