過干渉ママが子どもに思わず使っている言葉 ”あなたには後悔してほしくない” 私は今、失敗がいちばんの学びだと思っています。過干渉卒業には、反抗的、無気力な子が自分で行動するまで耐える力、ネガティブケイパビリティがいちばん大事だと感じます。
”あなたには後悔してほしくない”と子どもに言っていませんか?
”あなたに後悔してほしくない”言っていないでしょうか?
過干渉子育てで、数々の失敗をしてきた私が現在、受験生の息子に今、必死に言わないようにしているコトバです。
”今、頑張らないと後悔するよ”
いろんな人生経験をしたことがあるからこそ、大人目線でつい、言いたくなるコトバだと思うのです。
ですが、子どもにとっても後悔して初めて気づくことがあると思うから、私は今、あえて言わないで実は、堪えています。
どうして堪えられているかというと人は待っている時に成長すると知ったからです。
失敗して気づく=自分で考えるというステップをすっ飛ばしては、うまくいかない時に人のせいにする、環境のせいにすることで逃げてしまうからです。
私は自分の人生においてできる範囲で頑張ってきたつもりですが、うまくいかない時に何かのせいにするところが多々ありました。
裕福ではないから、住んでる場所が田舎だから、時間がないから、誰にもわかってもらえないから・・・色々言えばキリがありませんが、
”なんだか、カッコ悪いな”って発達科学コミュニケーションを学びながら、思ったんです!
子どもにもその思考を植え付けるのは、なんだか嫌だなって。
”あなたには後悔してほしくないから!”は脅しのコトバ?
”あなたには後悔してほしくない”は、親切で言っているように表面的には捉えられますが、まるで絶対に後悔するよと決めつけているかのような脅しのコトバです。
子どもの不安を煽り、子どもが脳を使わなくなってしまう、NGワードだと思うのです。
過干渉とは子どもに脳を使わせない関わりのことを言います。
当然、無意識ですし、良かれと思って子どもに言っている親御さんは非常に多く、もし、お子さんに反抗的な態度、無気力な様子が見られるようであれば、ほぼ該当しているといっても過言ではありません。
ですが、そもそも、後悔ってそんなに悪いことなのでしょうか?
私は、いちばんの学びだと思うんです。
そこからどう行動するかが大事だと思うから、ピンチの時こそ、チャンスだと今では思っています。
ピンチがチャンスに変わるポイントは3つ。
⭐︎失敗してもやり直せることを経験すること
⭐︎小さな成功体験を積み重ねること
⭐︎失敗も笑い飛ばせるようになること
これらの3つが体験できたら、だんだん自信が溜まり、次の2つのチカラが育ちます!
⭐︎⭐︎失敗しても、 苦しい時は助けてと言えるチカラ
⭐︎⭐︎失敗しても、きっとうまくいくと思い、這い上がろうとするるチカラ
予測して動くことが苦手な子ども(私)だからこそ、時には壁にぶち当たることも想定内として生きることが、何よりも大事だと気づいたのです。
だから、私は、この仕事をしています。
発達科学コミュニケーションに救われ、こよなく愛し、おばあさんになるまでこのメソッドを続けてもっともっと究めたいと思ってますし母子手帳に記載してもいいくらい、憲法にしてもいいくらいと思っていますが、押し付けるつもりは一切ないです。
私は、これまでの後悔をメルマガや記事でも散々、語ってはいますが、(語り尽くせません 笑)そんな私でも、心から共感して、一緒に学びたい、私もそうなりたい!と思ってくださる人としかお会いしないようにしています。
”あなたには後悔してほしくない”は、今の私にとっては、たとえ思い通りにならなくても納得しながら選択していくことも悪くないんじゃない?に捉え方が変わったのです!
つべこべ言わずに素直に従うことが素晴らしいことのように捉えられる時代ではありましたが、(過去形)なかには、疑問に思ったことをそのままにできない子もいるでしょう。
私たちの子どもってまさに、こういう子!!! だから、理解し難いのかもしれません。
じゃあどうするかというと、自分の脳を通して考え抜いて出す答えがその子にとっての正解だと私は思うのです。
もし、子どもが親の顔色を見て答えを出しているかもしれない、それにモヤモヤして動けなくなっていたり、暴力などでの反発に耐えきれなくて軌道修正をしたいなって思ったら方法はあるのです!
すぐ答えを出せない時に待つチカラ ネガティブケイパビリティ
子どもが気づくまで、ちょっと待つ。これって親の耐えるチカラが問われているかもしれませんよね。
この力を、ネガティブケイパビリティと言います。
気づくまでのスピードを少しでも早めたいならば、コミュニケーションを変えること!
思ったことを、良好なコミュニケーションで伝えられる関係になれたら、こうあるべきだ、こうねばならないなんて押し付けることもなく子どもが一つ一つステップを踏みながら行動するのを待つことができるんじゃないかな。
自分でやると言ったけど実際にはやらない子どもは、そんな時に、子どもは自分の本心と親がどんな答えを求めているかにギャップを感じていると思うんです。
やりたいけどできないことで葛藤している時に、さらに追い詰めるのではなく、こうあるべきだと押し付けるのでもなくできるかどうかは別として本当はどうしたい?とさらっと話せる関係性でいたいですよね(^_−)−☆