またケンカ⁈友達トラブルが絶えないADHDグレーキッズが変身する親子のコミュニケーション術

遊んでいるときにお友達とのトラブルが絶えず、いつも仲裁に入っていて落ち着いて過ごせたことがない!と疲れているママはいませんか?そんなママにオススメしたいのは、叱るのではなくコミュニケーション!
 
 

1.友達トラブルが絶えなかったADHDグレーの長男

 
 
我が家には、幼いころから家族ぐるみで仲良く遊んでいるお友達家族がいます。
 
 
子どもたちが小さな頃からよく遊んでいて、お互いのきょうだいも集まってワイワイ・ガヤガヤと楽しい思い出がたくさんある気心の知れた仲です。
 
 
小学校にあがってからも、仲良く遊べるという関係に感謝していました。
 
 
だけどこのメンバー、小さいころは顔を合わせればいつもケンカしていました。
そのケンカの中心にいたのは我が家の長男です…。
 
 
毎回私は仲裁に入り、ゆっくりママ達と話す余裕もなくバタバタと時間が過ぎてしまっていました。
 
 
 
 
それでもこのメンバーなら笑って許してくれていたので、長男も大きな問題になることはなく遊べていました。
 
 
ところが、小学校2年生のときに小学校の編入という環境の変化をきっかけに長男は怒りっぽくなってしまい、お友達とのトラブルが絶えなくなってしまったのです。
 
 
学校から毎日「息子さんがお友達とこんなトラブルを起こしました。」という電話がかかって来て、当時は私も電話が怖くなるほど追い詰められていました。
 
 

\アンケート調査実施しました/

11月はトラブルが多いって知っていますか?教育現場の実態ママ目線の対応のポイント

ズバッと解説しています!▼

 
 

2.もともと感情コントロールが苦手なADHDグレーキッズ

 
 
長男は小さいころから良く言えば元気いっぱいのタイプ、悪く言えば落ち着きがない子でした。
 
 
そのことについては一人目の子どもということもあり、「男の子ってこんなものかな?」とあまり気にとめていませんでした。
 
 
そんな長男が怒りっぽくなり、お友達とトラブルになりやすくなってしまったのは急に学校での対応が変わったことが原因でした。
 
 
荒れる長男に学校から受診を勧められて、注意欠陥多動性障害(ADHD)グレーゾーンの特性を持っていることがわかりました。
 
 
その頃の私は、長男が何かトラブルを起こすたびに、「もう二度と同じことをしないように、ちゃんとしつけなければ!」きつく叱っていました。
 
 
それでも長男の態度は一向に改善されず、むしろ悪くなっていくばかりでした。
 
 
それもそのはずです。
 
 
なぜなら、ADHDグレーキッズは特性から感情のコントロールが苦手なので、いくら注意されたり叱られても自分の意識で直すということができないからです。
 
 
考えてみれば、長男なりにお友達との関係の中で我慢したり頑張っていたことがあったはずなんです。
 
 
だけどそのときの私は長男の振る舞いが自分が思うレベルに達していないことに注目し、そこをずっと責めてしまっていました。
 
 

\今日から使える実践テクニック付き!/

▼朝起きてから→夜寝るまでのトラブルタイムを

ゼロにする!脳が育つ会話のルーティーンがわかる!

 
 

3.ここがポイント!叱るのではなく、変えるのは親子のコミュニケーション

 
 
さて、ここで質問です!
 
 
今までお子さんが好ましくない行動をしたとき、”叱る”ことでお子さんの良くない行動が改善されたことはありますか?
 
 
 
 
きっと改善されなかったのではないかと思います。
 
 
叱れば一時的にその行動はおさまるけど、また次の日には同じことを繰り返していたりしますよね。
 
 
そこでやってほしいことは、お子さんとの「コミュニケーション」を見直すことです。
 
 
お子さんができないことばかりに注目して、その部分だけを伝えることは子どもの脳に言葉が届きにくくなってしまいます。
 
 
大人でもできないところや失敗したところばかりを指摘してくる上司の話は聞きたくないなぁという気持ちになりますよね!
 
 
逆にどんな小さなことでも気付いてくれて褒めてくれる上司の話は、積極的に聞きたくなるのではないでしょうか?
 
 

4.ママトークが叶うように…!友達とのケンカが激減した息子の変化

 
 
以前はすぐにケンカになりトラブルになりがちだった仲良し家族との時間も、今では子ども達をほったらかしてママトークに花をさかせることができるようになりました。
 
 
長男がケンカになりそうになってもお互いに譲り合ったり、年下の子にも気遣いができるようになって穏やかに遊んでいる姿をみて、「本当によかった!」と心から思いました。
 
 
長男がここまで変化できたのも、私がコミュニケーションを変えたからです。
 
 
長男が荒れてしまったときに正しいコミュニケーションの方法を知れたことが、私にとっても子どもにとっても本当に良かったと感じています。
 
 
 
 
そして今ではこのコミュニケーション術を、過去の私と同じように子どもの行動に困っているママに伝えることを仕事にしています。
 
 
私のもとで学ばれ、「子どもとのコミュニケーションを見直そう」と決心してくださったママは、スタートから約3週間したところで変化を感じられる方が多いです。
 
 
「子どもが落ち着きだし、元の素直な彼が戻ってきました」
「離れていったお友達とも仲直りすることができ、学校からの電話も激減しました」
「穏やかに過ごせていて、兄弟のことまで思いやれるようになりました!」
などうれしいお声をいただいています。
 
 
ママの「コミュニケーション」が変わったことで、お子さんが穏やかな子に変化するんです。
 
 
お子さんのために1歩踏み出してみようかなと思われた方は、ぜひ一度ご相談くださいね。
 
 
 
 

お子さんの近くにいるママが二次障害を理解すれば悪化を防げる

 
 
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
 
 
本来ADHDグレーキッズは素直で優しいことが多いです。関わり方一つでその良さを奪うことになってしまいます…!気になる!という方はメルマガでも情報をお届けしています。
 
 
タイトルとURLをコピーしました