雨が降る日が続くと、外遊びに行けず子どものストレスが溜まりやすいですよね。室内では大人しく過ごしてほしい…と思ってしまいがちですが、ママのアイディア次第で遊びながら発達を促すことができます!参考にしてみてくださいね。
1.雨の時期はきょうだいゲンカや室内での大騒ぎにストレス
雨の日が続いて外遊びができないと、ストレスが溜まってなんだかイライラしているというお子さん、多いのではないでしょうか?
ちょっとしたことで癇癪を起こしたり、きょうだいゲンカが勃発したり…。
我が家も先日の雨続きの際に、いつもなら夕方まで外で遊んでいる子どもたちが、外出もできず引きこもり生活になってしまったときはとても大変でした。
我が家は男2人兄弟ですが、長男は注意欠如・多動症(ADHD)グレーゾーンの多動性が強いので、じっとしていられません。
やんちゃなお子さんを持つ親御さんなら想像がつくと思いますが、遊び盛りの子ども達が家の中で大人しくしていられるわけがありませんよね。
とくにじっとしていない長男が率先して家じゅう走り回る、跳ね回る、そしてベッドの上で闘いごっこ!と大騒ぎでした。
想定内ではありましたが、「早く雨やんでくれー!」と自分の中のイライラと闘いました…。
だけど、子どもたちがあり余る体力を発散させたい気持ちも分かります。
今回は、そんな雨のときでもお家でできる運動のお話をしていきます。
2.子どもの雨の日の過ごし方は大人しくさせるより運動する方がオススメ
運動と聞くと、なんとなく健康に良さそうとか、ストレス発散というイメージがありますよね。
実際、運動をすると身体が丈夫になったり、スポーツが得意になることもあります。
また、汗をかくことで体がスッキリしたり、血流が良くなるという効果もあったりします。
実はそれ以外にも運動には、「脳の発達」を促す効果があるんです!
運動をするために使う脳の部分(運動野)は、だいたい脳の真ん中のあたりにあります。
そして運動野の周りには、理解力・判断力・記憶力といった部分があります。
そのため、運動野が発達すると、その周囲にあるほかの部分も一緒にひっぱりあげられて発達が進みます。
だから、たとえば記憶力を伸ばしたいと思ったときに、運動をすると記憶力の部分にもアプローチしていることになるのです。
記憶力といえば、「暗記」を思い浮かべる方も多いと思います。
一生懸命暗記の練習をすることも悪くはありませんが、とくに発達に凸凹のある子どもの場合、興味が向かないことにはチャレンジしたがらなかったり、繰り返しの練習を嫌がったりするケースが多いです。
発達凸凹キッズがチャレンジする気持ちになれなかったり、繰り返しの練習を嫌がるのは脳の発達がゆっくりな部分があるためなので、暗記や勉強をするよりも先に発達を促してあげることに取り組んでほしいと思います。
だからこそ、子どもには雨の日でもお家でじっとさせるより運動できるようにすることがオススメです!
3.ママのアイディア次第!雨の日でもできる室内遊びで促す子どもの発達
雨の日でもお家でできる運動は、室内遊びの中で考えてみましょう!
ママのアイディア次第で色々な遊びができます 。
我が家では、どうしようかなと考えた結果、長男が年長さんのときに購入した鉄棒を利用しました!
本来は長男の逆上がりの練習用に購入したものだったのですが、すっかり存在を忘れていてパパのハンガーラックになっていました。
久しぶりにリビングに登場させた鉄棒に、子ども達は大興奮でした!
その鉄棒を夢中で遊んでいるうちに、なんと長男は空中逆上がりが、次男は逆上がりができるようになりました。
鉄棒のほかには、
・音楽を流して兄弟でオリジナルダンスバトル
・本気でラジオ体操
・ビニール袋を膨らませたバレーボールごっこ
などで遊びました。
・音楽を流して兄弟でオリジナルダンスバトル
・本気でラジオ体操
・ビニール袋を膨らませたバレーボールごっこ
などで遊びました。
こうしてこのように家の中を見てみると、意外と身の回りにあるものやアイディア次第で室内でも体を動かして遊べるものだなぁと気付かれたのではないでしょうか?
マンションにお住まいで下の階への足音が気になるというときは、雨の日でも子ども達が遊べるような屋内施設を利用してみるのも良いと思います。
地域の児童館や子どもセンターなども意外に空いていたりして、穴場スポットですよ♪
ママに覚悟がいりますが、お子さんにカッパと長靴を装備して行き帰りの途中の水たまりでバシャバシャさせると、これだけでも運動になってストレス発散もできます。
水たまりで遊ぶときは着替えをご用意くださいね!
子どもたちは身体を動かすことが得意ではなくても、遊ぶことは好きですよね。
遊びで運動もできて、理解力・判断力・記憶力も伸ばせるなら、とってもオトクだと思いませんか?
遊び盛りの子どもたちには、たくさん身体を動かして「身体」も「脳」もどんどん発達してもらいましょう!
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執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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