私、子育て向いてないかも!イライラが止まらないお母さんにやってほしい子どもを見る視点の変え方

子どもが産まれただけで幸せだったはずなのに…。日々の生活の中で子育てのイライラが増えて自分は子育て向いてない!と追い詰められていませんか?イライラの原因は「自分の思い通りにいかないこと」が関係しています。そんなときにやってほしい子どもを見る視点の変え方をご紹介しています。
 
 

1.私、子育て向いていないんじゃない?イライラが止まらない毎日

 
 
子どもが産まれると、それまでとは環境が大きく変わり子ども中心の生活になりますよね。
 
 
お母さんは小さな命を守るために必死なので、必要以上に神経質になってしまって心への負荷は大きくなっていることが多いと思います。
 
 
私自身、息子が未熟児だったので産まれて来てくれただけで感謝の気持ちだと思う一方で、この子はなにがあっても守らなくては!と力が入っていたように思います。
 
 
息子が生まれたのはちょうど東日本大震災の直前でした。
 
 
未熟児でNICUにいた息子が退院した一週間後に起きた未曽有の事態に、これから一体どうなるのだろうととても不安でした。
 
 
不安が大きくなると、息子を守らなければと思うのになんだかイライラしてしまって、泣き声を聞くのも嫌になっていました。
 
 
 
 
その後もありがたいことに順調に成長した息子ですが、話が通じない、一瞬前に言ったことを覚えていない、言ったことをやらない、などの困った行動が目につくようになりました。
 
 
なんでこの子は私が言うようにできないのだろう?とイライラしてしまう毎日…。
 
 
もともとは子どもに関わる仕事をしたいと思うほど子ども好きだと自負していたのに、実は私は子どもが嫌いだったのか!子育て向いてないんじゃないだろうか?と本気で思いました。
 
 

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2.発達障害グレーゾーンの子どもの親がイライラしてしまう理由

 
 
子育てをしているときにイライラしてしまう原因は、思い通りにいかないことが大きいそうです。
 
 
その中でも、自分がやろうと思ったことを『途中で遮られてしまう』ことが大きな理由のひとつだとか…。
 
 
確かに私も言葉が通じないことのほかに、子どもが起こすアクシデントや思いもよらない行動に振り回されて最後までやり遂げられないことにストレスを感じていました。
 
 
すべてのことが中途半端になったまま片付かないことに、モヤモヤしていた記憶があります。
 
 
 
 
そして、発達障害グレーゾーンの子どもがいると、思い通りにいかない状況がずっと続きます。
 
 
なぜならグレーゾーンの子どもたちは脳の発達が未熟な部分があることで、できないことがあったり、人と違う行動を取ったり、話が通じなかったりしてこちらが思う通りにならないからです。
 
 
お母さんたちが想像する、「このくらいの年齢ならこれくらいができるだろう」というものが当てはまりません。
 
 
だからこそ、「うちの子はできない!」というストレスを強く感じて、余計にイライラしてしまうのです。
 
 

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3.まずは変えてみよう!子育てのイライラが自然と落ち着く子どもを見る視点

 
 
今までお話してきたことで自分のイライラの原因が「子どもが自分の思った通りのことをできないことだったわ~!」と感じた方は、ぜひやってみてほしいことがあります。
 
 
それは、発達障害グレーゾーンの子がどんなことができるのか、できるところに目を向けてみる、ということです。
 
 
世の中で言われているであろういわゆる「常識」は、一旦置いておいてくださいね。
 
 
そのできることは、お子さんは最初からできていましたか?
 
 
我が家の息子は変化が小さいので、私もよく見落としてしまいます。
 
 
例えば発達検査の数値で言うと、5年前に受けたものと最近受けたものでは全体の数値に変動はほとんどありませんでした。
 
 
STELLA*Schoolで学んだ「できないところではなく、できるところを見よう!」ということを日頃気を付けているつもりですが、それでもこのときは数値の結果に目が行き「あー5年前とあまり変わらないんだな~。課題は変わらずか…。」と思いました。
 
 
そんなとき、結果をみたサポートの先生に「座れるようになってますねー!」と言われハッとしました。
 
 
そうなんです。5年前は集中力が続かなかったり、質問されている意味が分からなかったりして座っていられる時間が短かったんです。
 
 
そのとき、できることに目を向けるとはこういうことか!と再認識しました。
 
 
どうでしょうか?
お子さんの小さな変化、見逃していませんか?
 
 
 
 
これが日常的に気付けるようになると、ほかのことが気になっても「まぁ仕方ないか。」「これはできているからいいか。」と思えるようになってきます。
 
 
そして、そんな心の余裕ができると不思議と私自身も自分がやりたかったことが途中になっても「まぁいっか!」と思えるようになりました。
 
 
もし今、子どもの行動に振り回されて余裕がない、イライラが止まらない!私、子育て向いてない…と思っているお母さんは、まず子どものできていることに目を向けてみてくださいね!
 
 
 
 

お子さんの近くにいるママが二次障害を理解すれば悪化を防げる

 
 
執筆者:しまざきあいか
(発達科学コミュニケーション STELLA*School アンバサダー)
 
 
子どもの小さな変化は、脳科学を学んで今こういう働きをしているんだろうという予測ができるようになると見つけやすくなります。脳の構造から学んでみたいという方はまず個別相談で相談してみてくださいね!
 
 
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