保育園の行き渋りが続いた繊細な娘が堂々と舞台に立てるようになった安心と連携のチカラ

保育園の行き渋りは甘えや努力不足ではありません。背景には、発達の特性による理解のズレや強い不安が隠れていることがあります。繊細な娘の実体験をもとに、行き渋りの本当の理由と、園と家庭の連携で自信を取り戻すまでをお伝えします。
 
 

1.どうして行けないの?繊細な娘の保育園の行き渋りに戸惑った日

 
 
娘は生まれてすぐ、ウイルス性脳炎を発症し、生死をさまよいました。 命を守ることに必死だった日々を越え、成長してくれたこと自体が、私たち家族にとって大きな希望でした。
 
 
幼少期から人見知りや場所見知りが強く、保育園では実習生が来ると食欲が落ちるほど、周囲に気を遣う繊細な姿がありました。
 
 
 
 
家庭では兄の影響で活発に遊び、逆立ちをしたり兄弟げんかも負けていません。
 
 
そのため、園生活でどれほど緊張を抱えていたのか、当時の私は気づけていませんでした。
 
 
年中のある朝、娘は「お腹が痛い」と訴え登園を拒むようになり、保育園の行き渋りが始まりました。
 
 
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2.がんばりが足りないわけではなかった娘の特性

 
 
保育園の行き渋りのきっかけは、運動会の練習でした。
 
 
発達がゆっくりだった娘は、ダンスの隊形移動が理解できませんでした。
 
 
「前に出て」「次は右だよ」
先生にとっては分かりやすい指示でも、娘にとっては一度では整理しきれない内容でした。
 
 
周りの子から遅れてしまい、繰り返し注意されたことで、娘は自信を失っていきました。
 
 
ここで起きていたのは、娘と先生の理解のズレでした。先生は「伝えている」と思っていたのに、娘は「分からない」と言えずに戸惑っていたのです。
 
 
 
 
今まで発達について、多少の違和感は感じていたものの、先生から指摘されたことはありませんでした。
 
 
園と話し合う中でわかったのは、娘には一斉指示を一度で理解することが難しい発達の特性があったということです。
 
 
周囲の様子を見て合わせることで、なんとか参加していただけ。理解が追いつかないまま活動が進む毎日は、強い緊張の連続でした。
 
 
娘の行き渋りは甘えや努力不足ではなく、理解してもらえない不安と、できない自分への怖さによって、安心を失った心のサインだったのです。
 
 
できないことに着目することから、なぜそうなったのか背景を理解する関わりへ。その視点を持ったことで、娘を見る目が大きく変わりました。
 
 
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3.園と心を合わせとき娘が取り戻した自信と笑顔

 
 
娘の発達について、園と話し合い連携してサポート体制を整えていくことになりました。
 
 
園では、できないことを指摘するのではなく、理解を支える関わりをお願いしました。
 
 
一斉指示の後に個別で声をかけてもらったり、視覚的に示したりしてもらい、それでも理解できないところは先生にサポートしてもらいました。
 
 
家庭では、安心して休める時間を確保し、寝る前のマッサージとハグ、「大好き」「大丈夫」という言葉を重ねていきました。
 
 
できないことを無理にやらせるのではなく、安心を回復させることを最優先にした関わりです。
 
 
すると少しずつ、娘の表情は変わっていきました。
 
 
運動会当日、先生のサポートを受けながら、娘は最後まで踊りきりました。メダルをもらったときの「できた!」という自信に満ちた笑顔は忘れられません。
 
 
 
 
そしてその後のお遊戯会では、自らセリフの多い役に挑戦し、舞台の上に堂々と立つ娘の姿がありました。
 
 
保育園の行き渋りを経験した繊細な娘は、今では習い事も「やってみたい」と自ら挑戦する力が育っています。
 
 
保育園の行き渋りは、子どもが弱いから起きるのではなく、子どもが発する大切なメッセージです。
 
 
発達の特性からくる本当の困りごとに目を向け、理解と支援を重ねれば、子どもの自信は必ず回復します。
 
 
小さな一歩を、ママと一緒に積み重ねていきましょう。
 
 
 
 

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執筆者:ひのまちこ
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)

 
 
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