「どうせ無理」を卒業する!特集
今日は7回目になりました!
ここまで読み逃したかも!?と言う方のために
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第1回
うちの子、どうして「どうせ無理?」ってすぐあきらめるの?
第2回
「どうせ無理」の正体はこれだ!
第3回
わが子の「どうせ」に隠れているSOSと思い込み
第4回
「どうせ無理」を卒業するたった1つの方法
第5回
子どもの「どうせ」にはワケがある
第6回
「苦手、できない、やりたくない、やらないの負のスパイラル」にはまっていませんか?
前回の記事から、発達凸凹キッズが
「どうせ」と言ってしまう理由を
お伝えしています。
1つめは「失敗体験」でしたよね。
そして、2つめは
「期待」なんです。
親が子どもに期待するのは当たり前のことですよね。
心理学的にも
「周囲が子どもに期待することで
能力や成績が上がる」
という心理効果が示されています。
それが「ピグマリオン効果」。
聞いたことあるよ、って方も
いらっしゃるでしょう。
幼稚園や小学校の子どもたちを
対象とした研究でも、
期待をかけられた声かけをされた
児の方が成績の伸びが良かった
ということが示されています。
ですが、親の期待が過剰になってしまうと
「どうして○○できないの?」
って思ってイライラしたり、
親の
「こうなってほしい」
「こうあるべき」 姿
に子どもがきちんとはまるように
声かけや行動をしてしまいます。
「ママカルテ」の個別相談での
お母さん方とのお話でも
「朝起きてきた瞬間からちゃんとして欲しくて
2つも3つも指示を出してしまう。」
「何時から勉強するって子どもに決めさせて
『必ずやりなさいよ!』って
念をおしてしまう」
「言ったことが100%できるまで
ほめないから、そもそもほめるチャンスが
ありません」
と、子どもへの期待が
「どうせ…」を招いてしまう声かけに
なってしまっているのかも、とおっしゃるママが
多いです。
この言葉たち、
私は子どもに全くかけてない!って言える
お母さんはどれくらいいらっしゃるでしょうか。
少なくとも私は…
/
全部やってました
\
今でもたま〜に出てくることもありますが、
最近を振り返ってみたら
そういえばこういう声かけ、
ほとんどしなくなったなあ。
それはなぜかというと、
わが子の特性を知り、
脳の特徴を理解しているから。
そして、どんな声かけをしたら
わが子の脳が伸びるのか・伸びないのか。
そんな、対応の「軸」を
持っているから。
いわば
「わが子の専門家」に
なれているからなんだと思います。
完璧に終わってからほめる。
つまり、100を求めると、
結局「どうせ…」が出てきてしまって
チャレンジすることをやめてしまう。
つまり、0になってしまう。
こんな子育てになってしまう。
過去の私も、そんな子育てになっていた。
だけど、知ることで抜け出せることって
あるんですよ。
じゃあ、こういう声かけをしてしまうママが
子どものやる気を引き出すママになるには
どうしたらいいのか。
続きは次の記事でお話ししますね。