【ひろこ先生の本棚】きみが「したいこと」だけがきみの一生をささえる

 

今日は日曜日。

「ひろこ先生の本棚!」

の日です!

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なんと!6月は今日が初めての「本棚」の日。
「本棚」ファンの皆様、
お待たせしてすみませんでした。

 

毎日頑張ってるママたちに

少し頭を休めて
新しい価値観に出会う日にしてほしい!

 

 

そんな思いで書いています^^

 

 

初めて読む方のために説明しておくと、

「ひろこ先生の本棚」コーナーは

私が、小児科医の視点から、
凸凹キッズの母親の視点から、

そして、脳科学と発達診断のプロ!
としての視点から

 

選りすぐりの1冊をお届けする企画です。

 

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皆さんは、

「したいこと」ってありますか?

 

私は、アラフィフの肝っ玉おばちゃんだけど、
「したいこと」がた〜くさんあります。

 

 

息子たちと、毎年夏休みに
短期語学留学をしながら

 

いろんな国から
メルマガや「ママカルテ」を
お届けしてみたいし

(ハワイの海岸からLIVEもいいな〜^^)

 

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毎日、子どもたちに夕飯を作れるような
タイムスケジュールで働きたい!

という野望もあります。

 

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「ママカルテ」で得られた
いろいろなデータを
たくさんの医療関係者に届けるべく
論文も書きたいし、

 

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でっかいキャンピングカーを買って

子どもたちが絵本を読んだり
ゆっくり休んだりできる
移動リラクシングスペースをつくり、

 

毎日小学校が終わる時間に
市内のいろんな小学校の前で
子どもたちがきてくれるのを待つ

 

「駄菓子屋のおばちゃん」
みたいなこともやってみたい^^

 

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こんな風に、私には、
溢れるほどの
具体的に叶えたい夢があるんです。

 

 

これまでは、

そんなのできっこないと思って
口に出せなかった、

いや、頭の中で描くことすらできなかった
大きな夢を

堂々と語れるようになったのは

 

夢って具体的に描いたら叶うんだ!
と知ったから。

 

 

今日ご紹介する本の帯には
こんな言葉が書いてあります

 

〜きみが「したいこと」だけが
きみの一生をささえる。〜

 

そして、これは、こう続きます。

 

〜きみの「したいこと」が
きみの一生をささえる。

そして誰かに託されていく〜

 

 

自分のしたいことが実現して
自分の一生を支えてくれる。

 

そして、誰かの手に渡り
自分がいなくなったあとも
ずっと続いていく。

 

そんな「バトン」を
誰かに渡すことができるんだ。

 

 

こんな素敵な言葉を教えてくれたのは
今日ご紹介するこちらの本

 

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(今日は息子たち&モササウルスのもさ太郎と
ご紹介^^)

 

ミライの武器
~「夢中になれる」を見つける授業~

吉藤オリィ 著

 

 

オリィさんはロボット開発者。

 

分身ロボット「オリヒメ」
開発された方です。

 

分身ロボットというのは、
病気やいろんな理由で外に出られない
方達が、最先端の技術で
家の中からロボットを遠隔操作して

 

外に出ることを楽しむことができる
コミュニケーションロボット

 

 

ロボットが見たもの、聞いたものを
自宅のベッドの上で、寝たきりであっても
まるで自分が体験したように
体験できる。

 

そんな
「ロボットだけどAIじゃない」

ロボットの向こう側に人がいる、
そんなロボットです。

 

 

私は以前、
病気で外出できないお子さんが
オリヒメを操作して
クリスマスマーケットを楽しむ姿を
目の当たりにしました。

 

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(上から二段目の記事です)

詳しくはこちらから
https://xmas-kumamoto.com/chirashi2022.pdf

 

 

その時の子どもたちの笑顔

分身ロボットという技術がなければ
絶対に見られなかった笑顔です。

 

その時から、このオリヒメの開発者
吉藤オリィさんに注目してきたんです。

 

 

この「ミライの武器」という本は
今を生きる子どもたちのために
書かれた本です。

 

子どもたちに「夢中になれること」
届けたい!という
オリィさんの思いが
ぎゅっと詰まったこの本は

 

大人が読んでも心に刺さる1冊。

 

 

オリィさんは、実は小学校5年生から
中学2年生まで不登校だったそうです。

 

一時期は全く何もやる気が起きず
毎日自宅のベットの上で
天井を見つめる日々。

 

本当の孤独を味わった方です。

 

 

そんなオリィさんの「したいこと」は

「この世界から孤独をなくすこと」

 

そのためにずっと研究を続けておられます。

 

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この本の中ですごく心に残ったのが
 
「できない」は価値になる
 
という言葉。
 
 
 
「人類は、できないを
できるに変えることができる生き物だ」
 
「どうして変えられたのかといえば、
それをやりたいという気持ちを
持ち続けたこと
 
できないへの見方を変えたからだ」
 
 
そんな言葉が強烈に印象に残りました。
 
 
 
 
できないことに困っている人ほど、
そのできないに注意することができる。
 
 
真剣に考えるからこそ、
こうすればできるかも!
という方法に人類で始めて気づくことができるんです。

 

多くの「できない」を抱え
一生懸命生きている発達凸凹っ子にも
ぜひ知ってほしい。

 

「できない」は価値なんだって
気づいてほしい。

 

そんな思いを込めました。

 

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この分身ロボットは、さらに進化して
なんと今、東京日本橋にあるカフェで
働いているんです!

 

難病で寝たきりだったり、
ご病気やお子さんのケアなどで
外出が難しい方々が、
 
 
ご自宅から分身ロボットを遠隔操作して
働いているカフェなんです。
 
 
 
このカフェでは、
実際にサービスを受けながら、
 
 
ロボットを操作している
方と会話することができちゃう。
 
 
 
もっと知りたい方はこちらから
 
 
 

 

 

この場所を知った時、
子どもたちを連れて行きたい!
って思ったんです。

 

この夏、私はその夢を
さっそく実現させてきますよ^^

 

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寝たきりで家から出られない人がカフェで働く。

そんな「できない」

 

オリヒメを使うことで

「できた」に変わる。

 

 

そんな奇跡を見ながら、
パイロット( オリヒメを遠隔操作している方)さんと
会話をしながら

 

いろんな体験をしてきたいと思います。

 

 

息子たちはどんな感想を持つのか。
どんなことをパイロットさんに聞くのか。

 

答えは1つじゃない!
だから面白いんですよね^^

 

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今日の1冊は

 

何歳からだって見つけられる
「したいこと」を見つけて、
それを叶える方法を
教えてくれる本

 

ぜひ、お子さんと一緒に
読んでみてくださいね^^

 

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