今日のテーマは
「パパの成功体験」
です。
子育てをやってると、
「よっしゃー、うまくいったぞ!」
という成功体験が積めるのは
どっちかっていうとママの特権。
なぜかというと、
子どもと接している時間が長いから、
成功体験をするチャンスが多いのです。
ママの場合、たとえ、
ちょっと失敗しても、
その次に成功するチャンスは
すぐに巡ってくるので
ポジティブな記憶の上書きができます。
だけど、パパはそうはいかないんです。
パパがお子さんと接する時間って
概ね少ない。
あなたのおうちではいかがですか?
その、少ないお子さんとの時間の中で
お子さんをうまくなだめられなかったり
「パパなんて嫌い、あっちいけ」
な〜んていわれてしまったら、
パパは凹む。
そして、それを挽回するチャンスも
そうは巡ってこない。
パパが成功体験を積む機会って
実は少ないんですよ。
場合によっては、パパの方が
しつけに厳しいおうちも多いですよね。
そうなると、
「パパはいつもいないのに
怒ってばっかり!」
とお子さんに印象づけて
しまうことになるんです。
わが家の夫も少し前まではそうでした。
たまに接してくれたと思うと
すぐに怒鳴って怒る。
パパが怖いから、子どもたちは
「母ちゃん〜、母ちゃん〜」
って言う。
ますますパパ怒る!
の悪循環でした。
そこで私がやった方法は
「パパに成功体験のチャンスをあげる」
ことでした。
子どもたちが大好きなゲーム。
それを一緒にやる権利を
パパに譲ったんです。
パパは昔はゲーム男子だったので、
ゲームは得意分野。
子どもたちがどうしても
クリアできない場面で
「父ちゃんにたのんでみたら?」
と言ってみました。
すると、パパはいとも簡単にクリア!
そこですかさず
「父ちゃんすごいね〜〜上手だよね」
とほめまくる!
子どもたちも目をキラキラさせて
「父ちゃん〜!すげ〜〜!」
と言ってくれます。
そして、気を良くしたパパも
「じゃあ今度は一緒にやってみようか」
と、あんなにもめ事の種だったゲームが
たちまち父子のコミュニケーションツールに
早変わり。
母は「うししし」と
ほくそ笑むのでした。
今では、「あつまれ!どうぶつの森」
に目覚めた夫が、子どもたちと
「今日父ちゃんリュウグウノツカイ
釣ったよ〜〜」
「えー!父ちゃんすげー!」
と、楽しそうに会話をするまでに
なりました。
お子さんが大きくなってくるにつれ
パパの役割、って実は大きくなるんです。
だから、小さいうちに
失敗体験ばかり積ませて
パパが子育てにネガティブな記憶を
貯めないように
ママは、パパを成功させる立役者に
なってくださいね。
私では、この作戦(!?)で
外遊びとゲームを夫に手渡しました。
あれ、一番得してるのはわたしかも?
パパには、子どもと楽しめるような
得意分野はありますか?
3連休、そして夏休みと
パパと子どもたちが接する時間が
少し増えるこの夏は、
パパの得意を生かせる方法で
成功体験を積む!
ぜひぜひチャレンジしてみてくださいね。