おはようございます!
いよいよ今週から3月!
一気に気温も上がるそうで
街中が春めきますね^^
先日から「我慢できない」時の
対応についてお話しています
1)「我慢する力」を育てるために必要なこと
2)我慢する力を育てる声かけのポイント
今日は「我慢する力」
を育てる環境について。
ポイントは
「我慢させない」です。
我慢できない子に
我慢させなかったら
とんでもないことになるのでは?
と思う方もいらっしゃると思います。
けれども我慢できない子に
「あれダメ」「これはダメ」
と言っても正直効果がありません。
パステルキッズの「我慢できない」は
衝動性や見通す力が弱いといった
特性も絡んでいることが多いため
抑えようと思っても
なかなかうまくいかないんですね。
そもそも好奇心が旺盛で
やりたいという気持ち自体は
これからの子どもの未来の糧になる
可能性が高い。
だからこそ危険なこと以外は
できる限りやらせてあげる。
そんな環境があることで
子どもらしいキラキラとした
表情を見ることができるんです^^

また我慢させずに、
子どもの好きなことをやっていい
という空間があることで、
「ここでは我慢しなくてはいけない」
というメリハリがつきます。
もちろん
お菓子を見えなくする
テレビをご飯中は隠す
など「視覚情報を制限する」ことも
「我慢しなくて済む」環境の1つですが、
欲求を適度に満たし発散させることも必要なんです。
かといって、じゃあ家の中全てで
好きにやっていいよ〜となったら。。。
感情のコントロールが
上手にできない子であればあるほど
家はひっちゃかめっちゃかになりますよね。
そして行動力のあるタイプの
お子さんであれば
危険なことも増えてしまうでしょう。
これではいくら
子どものためと思っていても
ママの心は休まりませんね。
そこでおすすめなのが
家の中を「静の空間」と
「動の空間」に分けること
そもそも子どもの発達には
「静の活動」:集中力を高める活動
絵本やお絵かき、勉強など
「動の活動」:体を動かし発散させる活動
運動、ゴッコ遊びなど
この2つのメリハリが大切です。
元々脳の発達が未熟な子どもの集中力は短く
この静と動を繰り返すことで
両面から脳を発達させていきます。
けれども家の中であると
どうしても「動の活動」が限定されがち。
動の活動に満足が得られなければ
つまらないと感じて
日用品を散らかしたり
危険な行動を行おうとします。
(そもそも危険かどうか判断できない)
そのため、
「ここなら好きに動いていいよ」
という空間を作ってあげる。
例えば、「子ども部屋」ではなくて
遊ぶ部屋、体を動かす部屋
を作ってあげるんです。
部屋や空間にメリハリをつけて、
ここは好きにしていいから
リビングでは静に活動しよう
というルールを決める。
本人の欲求が満たされる空間が
明白であれば、
子どもも行動しやすくなりますし、
ママも空間を決めておくことで
心に余裕が持てたりします。

余談ですが昨日我が家の2歳の次男が
ちょっとめくれていた障子を
見事に破きまして。笑
その表情がもうワクワク以外の
何者でもなかったんですよね^^
キラッキラとした表情で
破く音や破く感触、
破いた時の状態を
楽しんでいる感じでした。
子どもはまだまだ知らないことばかり。
様々な経験を通して
感性を磨き、言葉を覚え、
自分の人生を歩んでいきます。
私たち親ができることは
危険なことが判断でき、
その上で子ども自身が自分で決められる
練習する場所を提供できること
なのではないでしょうか。
もちろん!
毎日忙しいママさんの
心の平穏も保つことが第一^^
だからメリハリ空間って
すごく大切なんです!
明日は静と動の空間を作る
メリットについて
詳しく解説しますね!