自分で考えて行動する子どもになるには?それが、ママの少しのサポートで叶うのならチャレンジできそうですよね!我が家の社長1号が誕生したきっかけを交えて、子どもの行動力を伸ばすコツをお話します。
お家でのお手伝いを通じて、子どもが自分に自信を持てるようになり、新しいことにもチャレンジできるようになったら、子どもの世界はどんどん広がります。
自らお手伝いもしてくれて、子どもが成長できるならママも嬉しいですよね!
私が考案した『こども社長メソッド』は、お手伝いを「お仕事」と称して、子どもが社長になって自ら活動してもらいます。社長として仕事をすることで、発達凸凹キッズの隠れた才能を引き出すことができます。
そんな『こども社長メソッド』にチャレンジしてみたいと思ったけど、「こんな時はどうしたらよいの?」などという声をいただきました。
不安を感じてチャレンジできないというかたもいるようなので、ここで不安や疑問を解消してもらいたいと思います。
今回は、最終回の記事となります。前回の記事をご覧になりたい方は、こちらをご覧ください。
発達凸凹キッズがやる気をだすにはどうする?こども社長メソッドにチャレンジする前に不安を解消
お手伝いで子どもの才能を引き出す!こども社長メソッドのお仕事選びのポイントは?
発達凸凹キッズのやり抜く力を育てるお家キャリア教育!こども社長メソッドでのポイントは?
最終回の質問は、「社長としての朝の時間の過ごし方や段取りは、お子さんが自分で考えて決められたのですか?」です。
自分で考えて行動する子どもだったら…ママもとっても楽になりますよね!そんな夢のような話が現実になるかもしれません。我が家に社長が誕生したキッカケをお話します。
自分で動かない子どもに疲れていませんか?
ママが何も言わなくても自分で考えて行動してくれたらどれだけ楽だろう…と考えたことはありますか?
私は何度もあります。
例えば、毎日の宿題
やらなければ困るのは自分なのに、どうしていつまでも言われないとできないの?
言われてやるならまだマシ・・・
うちは言っても聞こえてないのか、やる気がないのか、言ってもやらない・・・。
そんな毎日に、「もう正直うんざりしている」というママも少なくないはず 。
発達凸凹キッズの子育てをしているママの気苦労はさらに大きいでしょう。
強制せず、共感し、親の求める答えにも誘導しないほうが良いという事は分かっていても、とても難しいですよね
どうして、声をかけてもなかなか動かないんだろう。と心配しているママは多いと思います。
実は、声をかけてもなかなか動かない理由があるのです。
子どもがなかなか動かない理由は?
子どもの脳は大人と比べて情報を処理するために時間がかかります。
一見、声をかけても言うことを聞かないように見える時や、なかなかお子さんが動かない時は、何かを考えていたり、別のことに脳を使っている場合があるからです。
そんな時に、ママからあれこれ言われてしまうと、
「もう!わかってるよ!」
そんな返事がかえってきたり、イライラした感情が脳に残ってしまうので、サクサク動く行動力に繋がり辛いのです。だから、なかなか動けないのです。
さらに、子どもが自分から行動するには、必要なものがあります。
それは、「やる気」です。しかし、発達凸凹キッズは、そもそもやる気があっても思い通りに動けないこともあります。
そんな状況で、指示出しや叱られてばかりだと、どんどん自信がなくなり、ますます動けなくなってしまうんです。
これでは悪循環ですよね。では、子どもが自分で行動できるようになるにはどうしたらよいのでしょうか。
わが家の社長1号の話を交えてお伝えします。
自分で考えて行動する子どもになるポイント
◆自信を持つ
自分で考えて行動できるようになるには、まずは自分に自信を持つことが必要です。
そのためには、どんな小さなことでも良いので、お子さんが自分からした行動に褒めポイントを見つけて褒めてあげましょう。
褒められたことで自信をつけると、次の行動へのやる気に繋がります。
◆ちょっとしたことでも自分で行動したことを褒める
Nicotto!ライブの中でわが家の長女(社長1号)が毎朝の朝食作りをしている話をしたところ、『「社長としての」朝の時間の過ごし方や段取りは、お子さんが自分で考えて決められたのですか?』という質問をいただきました。
実際、朝の時間の過ごし方や段取りについては、長女(社長1号)が考えて決めたことで、私は全然口出ししていません。
社長1号が朝食を作り始めたきっかけは、私が早朝5時半から7時ごろまで起業家トレーニングがあった際、子どもたちの朝食を1度作り忘れたことでした。
その時、朝に好きな動画を見たりマンガを読む時間をとっている社長1号が起きていて、自分でパンを焼いて食べていたんです。
その瞬間を逃さずに、自分で考えて朝食を準備できたことを大絶賛しました! (パン1枚焼いて食べただけでしたが、めちゃくちゃ褒めました。)
そしたら、その次の日から妹の分もパンを焼く、目玉焼きも作ってみる、トマトも添える、というように少しずつバージョンUPしていったのです。
自分で行動をしたことを褒められて、嬉しかったという気持ちが自信に繋がり、「またやってみよう」という「やる気」に変化していったのだと想います。
もしも、「朝ご飯作ってて!」と私に頼まれてしたことだったら、次には続かなかったかもしれません。
『自分で考えて、行動する』ことの大切さを娘から教えてもらった出来事でした。
社長1号の朝食作りはまさに、「やらされないお手伝い」です。朝食作りをきっかけに娘のこども社長としての活動が本格的に始まりました。
自分で考えて行動する子どもを伸ばすコツは、やってみたことが例え失敗したとしても否定せずに、「やってみたことが○」と肯定してあげることです。
社長業にお悩みでしたら、学校がお休みの日は、朝の時間も少し余裕があると思いますので、自分で朝食を準備する、洗濯を手伝うなどの、朝のお手伝いが取り入れやすいと思います。
しかし、子どもの「やってみたい」という気持ちが1番です。やらされたお手伝いではなく、お子さんが考えて行動したことを見逃さずに、褒めたり、肯定することで、やる気スイッチが入り、お仕事が見つかることもあると思います。
我が家のように、ふとしたきっかけが思いもよらない良い方向になることもあります。焦らずに、お子さんの自らの行動を待って、小さなことから始めてみてはいかがでしょうか。
やらせないお手伝いから、発達凸凹キッズの未来を描く力を育てていきましょう。
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