「子どもを信じましょう」と言われるたびに苦しくなるママへ

不安で動けない

さて今日は、

『「子どもを信じましょう」と

言われるたびに苦しくなるママへ』

というお話です。

 

「起立性調節障害だから、

今は休ませましょう。」

「子どもを信じて待ちましょう。」

そんな言葉を聞くたび、

「そうですよね。」

と頷きながらも、

心の中では違う声が聞こえてきませんか?

 

「でも、勉強は?」

「出席日数は?」

「高校受験は?」

「このまま夏休みに入って

本当に大丈夫?」

「やればできる子なのに、

このブランクがもったいない…。」

 

私もそうでした。

 

息子が起立性調節障害で

学校へ行けなくなった頃、

「信じよう。」 そう思えば思うほど、

 

「あの学校に合格できなかったら

人生終わり。」

と泣く息子の姿を見て、

本当にこのままでいいのだろうか。

 

そんな不安でいっぱいでした。

993040.jpg

娘が不登校になった時も同じです。

「見守る。」

「受け入れる。」

頭ではわかる。

 

でも、 日本の学校制度や

受験を考えると、

この時間が未来を閉ざしてしまうようで

怖い。

 

だから、

子どもを信じられない自分を

責めてしまうこともありました。

 

でも今なら、

あの頃の私にこう伝えます。

 

実は、

ママが子どもを信じられないのでは

ありません。

 

“未来を知らない脳”は、

不安になるようにできているんです。

 

人の脳は、

見通しが立たないことを危険だと

感じます。

 

だから、

「この先どうなるかわからない。」

と思えば思うほど、

「何とかしなきゃ。」

「今動かさなきゃ。」 と焦るのは、

ごく自然な反応なんです。

 

つまり、 信じられないのは、

愛情が足りないからでも、

器が小さいからでもありません。

 

未来が見えないから。

ただ、それだけなんです。

 

だから私は、

「とにかく信じましょう。」

とはお伝えしません。

 

まず必要なのは、

未来を知ること。

 

起立性調節障害の子の体で

何が起きているのか。

学校だけが進路ではないということ。

不安が強い子の脳は、

どういう順番で回復していくのか。

 

そして、

今、お子さんはどこで

止まっているのか。

 

ここが見えて初めて、

「今はこの関わりでいいんだ。」

という安心が生まれます。

 

私はよく、

車のナビに例えてお話しします。

 

目的地だけ入力しても、

工事中なのか、

渋滞しているのか、

迂回した方が早いのか、

それがわからなければ

不安になりますよね。

 

子どもの回復も同じです。

「学校へ戻る。」 という

目的地だけでは足りません。

 

必要なのは、 現在地

そして、 そこからのルートです。

26152150.jpg

だから、 情報だけを集めても、

不安は消えません。

 

道路標識をたくさん集めても、

目的地には着けないのと同じです。

 

情報だけ集めても、

ゴールにたどり着けないんです。

 

必要なのは、

地図全体を見て、

「今、この子はここだから、次はこれ。」

と判断できること。

 

それが見立てです。

 

私は、 これまでたくさんの

お子さんを見てきました。

 

だから、

「肯定を始めたら一時的に

要求が増えることがある。」

「学校の話ができるようになったら

次の段階。」

「家で笑顔が増えたら、

その後に気をつけたいこと。」

 

そんな、 ガイドラインや

医学書には書いていない

回復の途中も知っています。

 

だからこそ、

上手に私を活用しながら

ママが安心して、

お子さんを導けるようになってほしい。

私はそう思っています。

 

いち早くその大切さを知って

動き出したママたちの

昨日のセミナーのご感想です。

・回復段階の見立てがあると
知りました。

・自分一人では難しいと感じました。
個別相談でお願いします。

・子どもの段階がわかりました。

 

「どうやったら学校へ行けるか。」

ではなく、

「今、お子さんはどこにいて、

次に何を育てればいいのか。」

 

その現在地と回復までのMAPを

お伝えしました。

 

きっと、 セミナーが終わる頃には、

「信じなきゃ。」 ではなく、

「この子なら大丈夫かもしれない。」

そんな見え方に変わっているはずです。

 

現在地とルートMAPが見えたら、

夏休みの一日一日が、

ただ不安に過ぎる時間ではなくなります。

 

2学期を怖がって待つのではなく、

「この子にはこの順番で進めばいい」

と、ママが落ち着いて導ける時間に

変わります。

 

そんな希望を持って、

夏休みを迎えられるはずです。

 

今日、画面越しにお会いできることを

楽しみにしています。

今日はここまでです。

 

タイトルとURLをコピーしました