起立性調節障害、進級ラインの伝え方で子どもが潰れるか救われるかが決まる

朝起きられない

さて今日は

「進級ラインの伝え方で

 子どもが潰れるか救われるかが決まる」

というお話です。

 

私のところには主に

小学4年生から中学生のお子さんのママが

こられますが、

 

中には高校生のお子さんをお持ちのママ

おられます。

 

そんなママの悩みは

進級のデッドラインをどう伝えるか?

です。

 

「あと◯日休んだら危ないらしいよ…」

「そろそろ行かないと留年するよ…」

 

そんな“現実の話”を

コンディションの悪い我が子に

どう伝えたらいいのか、

悩むママがとても多いです。

 

不登校や起立性調節障害の子にとって、

このテーマは避けて通れません。

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なぜなら、

思春期で症状が出てくる子が多いから、

どうしても進路選択の時期に

重なってくるのです。

 

 

でもとっても難しい問題ですよね。

 

“伝え方”を間違えると、

子どもは動けなくなると

おうちの方も知っているからです。

 

実は、

出席日数や進級ラインは

「伝え方」だけがすべてではありません。

 

ここからは

伝え方ではなく根本解決したい

ママだけ読み進めてください。

 

・ プレッシャーだけになると
→ 不安が爆発し、動けなくなる

・ 黙っていると
→ いざ現実が迫った時に
親子でパニックになる

 

だから必要なのは、

“脅し”でも“放置”でもなく

親子で同じ地図をもつこと。

 

例えばコンディションを崩した子に

現実を伝えようとすると荒れる

引きこもる、ふさぎ込んでしまう…

こんな風に反応するでしょう。

 

思春期の脳は、

偏桃体がとても敏感で、

“危険情報”を強く受け取ります。

 

特にもともと「偏桃体の過敏さ」があり、

強く負荷のかかった子には

より刺激が強いんです。

 

ましてや「失敗したくない!」

「完璧でありたい!」

と思っているお子さんです。

 

その心労は計り知れません。

 

そのため、

「留年するよ」

「進級できないかも」

この言葉は、

 

子どもの脳には

“脅威”として届いてしまい、

 

行動どころかますます

固まって動けなくなるんです。

 

さらに起立性調節障害の子は、

・体がしんどい

・朝、覚醒しにくい

・不安が強くなる

という生理的ハードルもあるため、

「わかってるのにできない」状態に

なりやすいといえます。

 

だからこそ、

脳の成長&伝え方の順番

極めて大事になります。

 

①脳の成長についてですが、

お子さんが自信を回復し、

現実を受け止め、

冷静に判断できるようになるには

少なくても2、3か月かかります。

 

これは毎月開催のセミナーで

詳しくお伝えしていますので

興味のある方は次回1月に

お越しください。

 

②それでは、

いつ、どのタイミングで伝えるのが正解?

かについてです。

 

✔ 子どもが“元気な時”

✔ 余裕がある夕方・夜

✔ 次の日の予定を一緒に考える流れで

✔ 本音を話しやすい

「安心の空気」がある時

 

こんなタイミングです。

お子さんをよく観察してみましょう。

 

逆にNGなタイミングは…

✖ 朝の起きられない時間

✖ 体調が悪い時

✖ ママが焦っている時

✖ 子どもがイライラしている時

 

このタイミングで伝えると、

話がすべて「脅し」に聞こえてしまい、

不安だけが残ります。

 

子どもが本音を出せるのは

“この人なら受け止めてくれる”

と感じる相手だけ。

 

だから

子どもが一番安心できる

存在であることが大事です。

 

では、どう伝えれば動じずに

進路を選択できるようになるのか?

 

ここまで「脳を育てておく」のが

必須課題ではありますが、

 

そのうえで今日からできる3ステップ

おつたえします。

 

①まず「あなたを信じてるよ」の

土台を作る

いきなり現実を言わないで、

普段の肯定を増やしましょう。

 

笑顔や声のトーン、

挨拶やスキンシップなどです。

 

普段の生活に

これがあるだけで脳の扁桃体が落ち着き、
 

 “現実の話”が受け取れる状態に

なりやすいです。

 

② “脅し”ではなく“事実”として淡々と伝える

例)
「今のままだと、

この科目だけぎりぎりみたい」

「だから一緒に作戦を立てたいと

思ってるよ」

 

ポイントは

ママの感情を乗せないこと。

 

「困るよ!」ではなく、

「事実としてこうだよ」と淡々と。

 

ママのメンタルはフラットに

キープしましょう。

 

③ 最後は“作戦会議の

主導権を子どもに”

例)
「どうしたいと思ってる?」

「どんなサポートがあれば動けそう?」

「朝の起こし方、工夫したいことある?」

→ ここで初めて子どもの脳は

考えることにシフトチェンジし

“子どもが動けるスイッチ”が入ります。

 

現実を伝えることは、

子どもを追い詰めるためではなく、

子どもが自分で未来を

選べるようにするためです。

 

だけどそこまでに大事なのは

お子さんの自信を回復し、

冷静に納得してそして希望をもって

進路を選択できる状態にしてあげること。

 

ここをすっ飛ばして

結論だけ急ぐから拗らせていくんです。

 

それが叶えば、

どんな選択肢でも

「この子は大丈夫!」

そう確信できます。

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だからこそ、

伝えたいんです。

 

ぎりぎりまで様子を見るのは

やめてください。

 

焦りが生じてからでは、

親も子も“守りの動き”になってしまい、

実践がうまく進みません。

 

そしてもうひとつ。

本当に大事なのはお子さんの

5年後・10年後の未来です。

 

今、表面的に登校したり

進学先を決めたりしても

お子さんの脳を成長させない環境では

これから先も同じ壁にぶつかります。

 

だからこそ、

早めのサポートで“未来の土台”を

つくることが大切なんです。

 

しっかり早めのサポートで

親子が同じ方向を向き

明るい未来を選択していきましょう。

 

今日はここまでです。

 

 

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