昨日・今日と私は
次女のバレエの発表会で
朝から晩までずっと
舞台裏を走っていました。
次女はいつもおちゃらけていて、
写真を撮ろうとすると
変顔や変なポーズばかりで
とても女の子らしい、
とは言い難い子なのですが、
4才の頃に突然、
「バレエを習いたい!」
と言い出しました。
私としてはバレエというより
チアダンスの方が合っている、
と思ったのですが、
子どもが自分から「やりたい!」
と言ったことなので、
意見を言わずにさせてみることにしました。
それから小3の今まで
楽しく続けることができています。
やっぱり本人が好きなものって
意欲が違いますね!
とは言うものの、
バレエの発表会って
親が裏を取り仕切るので
なかなか大変なのです(汗)
(注:その教室にもよります)
我が子が好きで
「やりたい!」こと。
だったら、私も全力で応援したい!
やるなら最高の応援団になりたい!
と思い、率先して裏方を
やらせていただいています。
そして、私の役割だと
思っているのが、
萎縮した子どもたちを
瞬時に立ち直らせることです。
普段、狭いスタジオで
練習していた子達が、
大きな舞台で初めて踊る時、
今までとは違う距離感で
今までなかった線の上や、
線の間で踊れ、と言われます。
すると、その直後から
み〜んな舞台の床をみて
踊るようになります。
素直で一生懸命だからこそ
のことですが、
踊ることが大好き!
という笑顔が消えてしまうのです。
そこで!
舞台袖にもどってきた
子たちに、
「とっても可愛かったよ〜。
みんなのかわいい笑顔が
よ〜く見えた!
もっと観たいから、
もっと顔あげてよく魅せてね!」
と声をかけます。
たったこれだけ。
「可愛い!」と言われた女子は
素直になります。
「うん、わかった〜!ありがとう!」
と舞台に戻り、
最高の笑顔で顔をしっかり上げて
踊ってくれるようになります。
「床ばかりみないで!」
なんて言わなくていいんです。
何をしてほしいのか。
ただそれを、
肯定の声かけのあとに
伝えるだけです。
子どもたちの素直さを
伸ばす声かけで、
やる気を引き出し、
良い行動を増やしていきたい!
と改めて思いました。