吃音×発達凸凹キッズに教えたい!コミュニケーションの基本の「キ」がわかる体験型レジャーのススメ!

脳を育てる

 

私は今、伊豆大島

来ています^ ^

 

夏休みの旅行のテーマは、

「コミュニケーション」!

 

伊豆大島に決めた理由は、

馬のお世話をしながら

コミュニケーションを学べる

ホースセラピーというものが

あることを知ったからでした。

 

これが期待以上の内容だったので、

みなさんにもご紹介したいと

思います!

 

お世話になったのは、

ブルーヘイズ農場平山秀茂さん!

ブルーヘイズ農場 平山秀茂さん
伊豆大島に暮らす人にお会いし、お話をお伺いする企画、その名も「島人Focus」。今回は沖縄県与那国町の天然記念物に指定されている日本の在来種、与那国馬を飼育されている日本在来馬保存活用サークル ブルーヘイズ農場の平山秀茂氏にお話を伺いました。

 

この平山さんの口から

出てくる言葉がすべて奥が深かった!

 

人間関係にもすべて置き換え

できる言葉の数々に

私は感動の連続でした!

 

こちらでは、

いきなりお馬さんに

乗ったりしません。

 

まずは、準備体操から

スタート!

 

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大自然の中で、

おもいっきりきれいな空気を

吸ってストレッチをします!

 

それから一頭一頭に

人参をあげていきます。

 

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一頭たりとも

同じ食べ方をする子はおらず、

みんな性格が違うんだ!

ということを実感させてもらいます。

 

もっとほしい!

と前足を動かしてアピールする子。

 

おとなしそうにしているけど、

鼻の穴を大きくふくらまして

実は欲しがってることを

アピールしている子。

 

馬の目線よりも高い

ところから人参をあげようと

すると怖がって耳が後ろに

下がること、

 

馬の目線の高さから人参を

あげようとすると、

安心して耳を前に持ってくること、

 

そんなお馬さんの気持ちが

わかるサインを教えてもらうと、

 

娘たちもお馬さんたちの

反応をみて、

どうしてあげたらよいか

考え始めるようになりました。

 

人参をあげた後は

ブラッシングです。

 

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ブラッシングしながら

馬との距離感や

馬との接し方を学びます。

 

ブラッシングに夢中になると

いつのまにか馬との距離が

近くなるので、

 

「足を踏まれないように

 気をつけて!」

 

と言われたのですが、その矢先に

次女は足を踏まれていました^ ^

(普段から距離感近い子なので)

 

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馬一頭ずつの性格がわかり、

馬たちも私たちがどんな人間か

認識したところで、

引き馬の練習です。

 

・馬を歩かせる

・止まらせる

・草を食べ始めたらやめさせる

 

この3つを実行するための

方法を学びましたが、

この時の平山さんの言葉が

子育てにも置き換えできる

貴重な内容でした。

 

「ストップと合図を出しても

止まらないことがあります。

 

それは、『伝えてるつもり』

で伝わっていないから、

伝わるように工夫しないと

いけない。

 

ちゃんと私のことを

気にしてるかな?

 

勝手なこと考えていないかな?

 

って、よ〜く観察して。

 

私のこと気にしてなかったら

名前を呼んで、

私の話聞いて!って言うんだよ。

 

それから合図を出す。

聞いてくれなかったら

聞いてくれるまで工夫する。

 

イライラして首を振り出す

ことがあるけど、

それは長くても3分。

 

3分待てば落ち着くから

その時に慌てたり、

怒ったりしない

 

そうするともっと

イライラするからグッと我慢。

 

3分待てば落ち着くから。

落ち着いたら、

 

『落ち着いたね。

いい子。いい子。

じゃ、いくよ。』

 

と合図を出す。」

 

おぉ〜〜〜〜(拍手)!

 

これって子育てでも日常的に

よくある話だと思いませんか?

 

ママがYoutubeおしまいにして!

と言ったけど子どもが言うこと

聞いてくれない。

 

ママとしては言ったつもり

かもしれないけど、

 

Youtubeに夢中になっている子には

届いていないということがあります。

 

そんな時は、

お子さんのそばまで行って

お子さんの視線の先に

ママの笑顔の表情を見せて、

 

肩などに触れてスキンシップ

しながらしっかりとママに

注意を向けさせるということを

してほしいのです。

 

Youtubeを切る時間だとわかって

お子さんが癇癪を起こした場合は、

 

子どもの感情に巻き込まれずに

スルーします。

 

一緒に感情的になると泥沼に

なってしまうので

お子さんの気持ちが整理されるまで

待つということをします。

 

癇癪に取り合わず、

落ち着いてYoutube を切れたら、

「自分で終えられたね」

と肯定していきます。

 

引き馬の解説が、

発コミュでお伝えしている

お子さんの対応にバッチリ

合っていて感激しました!

 

それを娘たちがお馬さんを

通じて学べるということに

感謝しかありませんでした!

 

草を勝手に食べ始めて

しまうお馬さんたちに

娘2人は苦戦しましたが、

 

最後はお馬さんと信頼関係ができて

しっかり指示を出して

一緒に歩くことができるように

なりました。

 

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「言ったからと言って

相手に伝わるとは限らない。

 

伝わるまで伝え方の工夫を

する必要があること。」

 

このことを娘たちが

理解することができたことが

大きな収穫でした。

 

次回は、娘たちが1人で乗馬

できるようになるまで!

について何をしたかご紹介しますね!



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