吃音×発達凸凹キッズの自己肯定感を下げる大人の声かけ

脳を育てる

 

先日は、

吃音×発達凸凹キッズには

吃音を気にしないぐらいの

自己肯定感を授けましょう!

というお話をしました。

 

 

大人としては、

そんなつもりがなくても

ついうっかり口から出てきた言葉で

子どもの自己肯定感を

下げていることがあります。

 

 

その代表が、

どもっている時に

うっかり言ってしまう

 

「ゆっくり話してごらん」

 

 

「深呼吸して」

などの声かけです。

 

 

ゆっくり話した方がどもりにくく

なるのですが、

それを言われたことで、

 

「今の話し方はダメだったんだ。

もっと上手に話さなきゃ。」

 

 

と否定的に受け止められて

しまうことがあるからです。

 

 

他には、

 

 

洗濯物を片付けるように

何回か言ってようやく片付けた時、

 

「次からは言われなくてもやってね」

 

と余計な一言を言ってしまう

ケースです。

 

 

子どもなりのお片付けをしたのに、

 

「本が逆さまじゃない!

 ちゃんと入れて!」

 

と文句を言ってしまうなども

ありますね。

 

 

一緒に生活していると、

細々としたことがママの

イメージ通りにできない、

またはしないことがあります。

 

 

そうするとママが常に、

ダメ出しすることが

増えてしまうので、

その子はいつの日か

 

「どうせやっても文句を言われる」

 

と自己肯定感が低い子に

育っていきます。

 

 

褒めていれば自己肯定感が育つ

というわけではないんです。

 

 

褒めると同時に否定的な注目を

どれだけなくせるかが重要になります。

 

 

毎日、仕事が忙しくて

心に余裕がなくて、

ついつい子どもに厳しくしてしまう、

という方もいると思います。

 

事情はよくわかります。

 

私もずっと同じ悩みを

抱えていました。

 

 

ですが、

 

対応を変えたら子どもが変わった。

子どもが変わったら

もっと自分の対応を変えたくなった。

 

 

その結果、子どもの自立が進んで

ダメ出しや小言を言うことが

減りました。

 

 

最初の一歩が大変かもしれません。

「私が変わる!」と決めて、

はじめにちょっと

頑張ってもらえると、

 

自己肯定感が育ちやすい環境を

作ってあげられると思います。

 

 

タイトルとURLをコピーしました