小学生の吃音×発達凸凹キッズを
育てるママ達にぜひ真似してほしい
ママスタイルをご紹介します。
Kさんは小学2年生と4年生の
お子さんを育てるママです。
お子さんの吃音と、
ちょっとしたことで癇癪をおこし、
ひどい時にはママにパンチを
するようになったお子さんへの対応
に悩み講座を受講されました。
それまでは、「ママ〜!」と
子ども達に呼ばれるたびに
話を聞いて、要望に応え、
お子さん中心の生活を
されていたKさんでしたが、
ある重大なことに気づいて、
ご自分の考動を変える決意を
しました!
それは何かというと、
産後、一度も子ども達を置いて
外出したことがなかったKさんが、
お一人で旅行に行く決意を
されたのです!
その旅の報告がこちらです!
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昨夜、無事に〇〇出張から
帰ってきました。
本当にドキドキで帰ったのですが、
息子は、宿題を済ませて、
ちゃんと1人で電車に乗って
将棋大会に出場していました。
(イエ〜イ!)
しかも、初めての入賞
賞状と賞品のラジコンを嬉しそうに
見せてくれました!
(やった〜!最高の成功体験!)
長女は、食洗機と洗濯機を回して、
部屋も掃除し、
シンガポールチキンライスを
電気圧力鍋のレシピを見て
1人で作って待ってくれていました。
(え〜〜!小学4年生で?これは凄すぎ!)
思い切って家を出てみて良かったです。
2人の事を心の底から尊敬!しました。
自分は小学生のとき、
こんなこと出来ただろうか?と。
絶対できませんでした。
(私もできませんでした!)
もっと色んな場面で褒めてあげたい、と思います!
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Kさん、嬉しいご報告
ありがとうございます!
そうなんです!
子ども達って実はもうできること
た〜くさんあるんですよね!
大人の管理が行き届きすぎて、
それをするチャンスがなかっただけ、
ということがあります。
それってもったいないことです。
できるならどんどんやらせてあげる!
その分たくさん肯定の声を
かけて自信を育てるチャンスは
生まれます。
講座をスタートして、お子さんの
「できない」を「できた!」
に変える成功体験を積み、
吃音や癇癪を落ち着かせ、
子どものやる気を上手に
引き出すことができる
ようになったKさんは、
お子さん達に、
手をかけすぎていたのかもしれない
という気づきを得てから、
Kさんご本人が変わりました。
失敗するかもしれないと思っても、
少しずつ手を離す挑戦をしたこと、
そして、
もともと好きだった仕事を再開し、
自分の時間を大切にしようと
決意されたことです。
その姿をお子さん達に見せて、
「ママも好きなことをするよ。
2人もそうしていいよ。
お互い協力していこうね。」
ということを態度で見せる
挑戦をされました!
出張でママが、
どんなことをしたか、
どんなものをみて、
どんなものを食べて、
どんな人に出会い、
どんな会話をしてきたか、
そんな話をお子さんに聞かせ、
見せることで、
「僕/私たちも行ってみたい!」
「僕/私たちもママみたいな
大人になりたい!」
というワクワクする未来の
イメージを育てることができます。
「大人になって困らないように
勉強しておきなさい」
と言葉で言われても子ども達は
ピンときません。
ママみたいにキラキラした
大人になるためには、
こんな勉強をしておくといいのか、
という気づきを与えれば、
子ども達は勝手に動き出します。
私が目指している世界は、
ただ吃音をよくすること
ではなく、
子ども達の自律です。
子どもが自分で好きなものを見つけ、
やりたいことを実践する
考動力を身につけ、
自己実現する力を育てることです。
どもっても、どもらなくても、
その力さえ育ててあげれば、
その子は自分の人生を楽しむ
ことができると思うからです。
「教えずに教える」ステージに
上がったKさんに心から拍手です!