愛情が裏目に出てた子育ての沼から抜け出した吃音キッズママ

お客様の声

 

今日はとてもお子さん想いで、

勉強熱心なKさんについて

ご紹介します。

 

教育熱心なKさんは、

毎日幼稚園から帰ると

一緒にプリントワーク

取り組んでおられました。

 

ところが、息子くんが

5歳になった頃に

突然、吃音を発症して

しまったのです。

 

Kさんは行動力があるので

すぐに吃音について調べて、

大きな病院に相談にいきました。

 

そこで環境調整法

勧められたのですが、

なかなか踏み切ることが

できませんでした

 

環境調整では、

大人の要求は一旦取り下げて、

極力本人の負担になるような

ものを排除していきます

 

 

勉強の習慣をつけて

就学後、苦労をしないように

してあげたいと、

思っていたけど、

負担だったのかもしれない、

 

でも、本人はとても

楽しんでやってくれている、

嫌がることはない、

 

将来を考えると

吃音ごときに今までの努力を

水の泡にはしたくない。

 

結局、通院を断念し、

プリントワークを

続けることにしました。

 

ところが、吃音の症状は

悪化するばかり。

 

これでは就学後、

吃音をからかわれて

傷つくかもしれない、

と心配するようになり、

ご相談にこられました。

 

 

そこで、Kさんには

いったん毎日の課題を

本人が言い出さない限り、

口に出さないということを

してもらいました。

 

その代わり、息子くんが

していることをニコニコ笑顔で

実況中継してもらうことを

4週間挑戦してもらいました。

 

こちらはKさんからの

メールです。

 

ーーーーーー

先生、◯◯の吃音は

時々ぶり返すことはあるけど

落ちついています!

 

はじめはプリントの話をしない

私に対して

「ママ、どうしたの?」と

不安そうでしたが、

 

 

「今日は◯◯のしたいことをしよう」

というと、

いつものプリントをやりたがるので、

やっぱり本人も望んでいる、

と思っていました。

 

ですが、4日目にして

「本当はすぐにお家に帰らないで

公園に行きたいんだ」

本音を打ち明けてくれたんです。

 

その日は幼稚園から家に帰らず

公園に行くことにしました。

 

すると、本当に楽しそうに

ずっと笑っていて

なぜか私は涙が出てきて

しまいました。

 

その日の夜は本当に

吃音が落ち着いていて、

こんなことで変わるんだ!

という私の成功体験になりました。

 

息子は本当に優しい子なんですね。

親の私の気持ちを察して

期待に応えようとしてくれて

いたのだと、

ようやく気づきました。

 

あの時気づくことができて

本当によかったです。

 

ーーーーーーー

 

Kさん、ありがとうございます。

子どもはママやパパが大好きです。

 

認められたい!

もっと好きになってもらいたい!

という想いがあらぬ方向に

進むこともあります。

 

ママが期待することをすると

ママが喜んでくれる姿をみて、

もっと喜んでもらいたい!

 

と、いつの間にか

自分の気持ちよりも

ママの気持ちを優先し、

自分がどうしたいのかわからなく

なってしまうことがあります。

 

ママも息子くんも

何も悪くない。

お互いを想う気持ちが

とっても強いだけ。

 

だからこそ、

小さなすれ違いに

気づけなくなることがあります。

 

彼は自分の正直な気持ちを

ママに言っても、

ママが否定しない、

ということがわかって、

自分を出せるようになりました。

 

ですが、

彼の吃音は一進一退を

繰り返しました。

 

息子くんはとっても頑張り屋さんで

園でもお友達や先生に

気を遣ってしまうんです。

 

一見、元気に見える日も、

吃音がで始めると、

「園で頑張っているんだな」

とKさんは察することが

できるようになったので、

 

たくさんスキンシップして

おうちでまったりしたり、

 

息子くんの大好きなものを

食べに行ったりして、

症状を緩和させることが

上手になってきています

 

そしてプリントワークも

彼の調子をみながら継続

できています^ ^

 

Kさん!

たくさんの葛藤があったと

思いますが、

本当によく頑張っています!

 

そして、学んだことを

よく理解してくださり、

上手に実践されていて

本当に嬉しいです!

 

これからは頑張り屋の息子くんが

自分でペース配分できるように

少しずつ教えていって

あげましょうね!



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