吃音×発達凸凹キッズを想った無意識の言葉の数々が吃音を悪化させている

脳を育てる

吃音や子育ての困りごとは、
どもらないような話し方の練習や、
悪いことをしたら叱る!
というしつけでは、

表面的な対応になり、
根本的な解決になっていない
ため悩みがずっと続くことになります。

吃音も年齢が上がると悩みは
複雑になり、
治りにくくなっていきます。

子育ての困りごとも
成長と共に姿を変え、
ママは新たな悩みについて
調べ、相談先を探して、
ず〜っと翻弄されることになります。

吃音も子育ての悩みごとも
いかに早い段階で
親子でポジティブ脳を育て、
使う言葉を変えていくか、
にあるのです!

が!

実際には、
子どものためと思って
しているママの声かけが
逆にネガティブ脳を育て
吃音や子育ての困りごとを
根深くさせてしまっている
ことがあります。

今日は、そんなふうに
ネガティブ脳が
自然と育てられる
実体験をしてきたので
シェアさせていただきますね。

昨日、我が家はまた
スキーに行っていました。

スキー場に行くと、
スキーが上手で面倒見のいい
スキー仲間がいるので、

娘達はその仲間と一緒にすべり、
私は後からみんなを追うように
練習しながら滑る、
というスタイルで、
スキーを楽しんでいます。

ところが、昨日は、
仲間達が仕事の都合で来れず、
長女は女子の都合で来れず、

久々に小3の次女と2人で
滑ることになって
しまいました!

スキーに自信のある次女は、
すべりながら私の悪いところ
ばかり指摘してきます。

「ママ、肩が上がってる!」

「ママ、体硬い!」

「ママ、また固まってる!」

いいところは一つも
言ってくれず、
ダメなところの
オンパレード><

楽に自由にすべる
娘からしたら
私のガチガチスキーは
「なんでできないの?」
ともどかしいもの
なのでしょう。

しかし、私は
気持ちが萎えて、
元気がなくなってきました(涙)。

Youtubeで
イメージトレーニングをして
「今回はこれをマスターしよう!」
と息混んでいたのですが、

全然そんなのできる気が
しなくなって、
やる気が0
になってしまったのです。

落ち込む姿を見せながら、

「ダメなところばかり
 言われる子どもの気持ちが
 わかったよ。」

と娘に打ち明けると、
ハッとした表情で
言いすぎた!
と思ったようです。

そこで、娘は何か良い
アドバイスをしよう!
と思ったようで、

少し考えてから

「もっと自由で
 いいんだよ!」

と言ってくれました。

私のすべりは硬いんです。
よく知っています。

スキーもしたことがない私が、
娘達をただスキー教室に
連れていくだけの
送迎おばちゃんが、
40を過ぎてから始めたので、
頭でっかちなんです。

何も考えずに体で
覚えていく子どもとは
学習のスタイルがまったく
違います。

今回、娘のアドバイスが
ぐさっと胸に刺さりました。

やる気0だったけど、
素直さが取り柄の私!
1分で復活!

娘の言葉にならって
自由に楽しそうに
すべる娘を見習うことに
しました!

おかげさまで、
午後には本来目標としていた
ゴールに入ることができて
満足して帰ってくることが
できました!
(前荷重がどうしても
できないんです(T^T)
昨日は少しだけ「これか!」
という感触を掴めました!
イェイ!)

この体験から、
言葉によっていかに
脳が左右されるか
実感できました。

ママ達は、
子どものできていない
ところを見つけると、

「できるようになってほしい」
という想いからつい
言葉にしてしまいます。

よかれと思って
言っている言葉が
ダメ出しのように聞こえて
逆にネガティブ脳を
育ててしまうのです。

一方、
ポジティブな言葉を
かけられると、
脳がポジティブに変わり、
「できる気がする!」
とイメージがわいて、
パフォーマンスが伸びます。

脳は言葉によって
大きく左右されるのです。

ささいな言葉であっても
一言であっても
変わる時は変わります。

だから、
吃音×発達凸凹キッズには
どんな言葉をかけるかが重要
なんです!

そこで、
ただ言葉を表面的に
変えるのではなく、
物事の見方・捉え方を
ママ達が変えていくこと
が重要になります。

ママ達が世間に溢れる情報の中から
何が重要で、
どのような視点で
見極めていくか

考える軸が決まれば、
考え方が変わり、
言葉が変わっていきます!

ただのノウハウではなく、
普通の子育ての価値観でもなく、
もっと長い目でみて、
脳をどのように
育てていくか!

ただ吃音をよくする
のではありません。
ママも子どもも一緒に
見方・捉え方を変えて、
吃音にも困難なことにも
負けない脳を育てていきましょう!

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