吃音×発達凸凹キッズに優先すべきこと

吃音があると、

「どもらずスラスラ

　話せるようにしてあげたい」

発達凸凹があると、

「他の子と同じように

　普通になってほしい」

と親なら願ってしまいます。

だって、我が子にはいつも

幸せであってほしいから。

であれば、てっとり早く

幸せにしてあげましょう！

苦手なことに向き合わせて、

努力させることは後回しにして、

好きなことや、得意なことを伸ばして

成功体験

を積み上げることを優先してください！

それはなぜかというと、、、。

オリンピック選手が

毎日、辛い練習を耐えて

頑張れるのはなぜでしょう？

毎日、努力することで

タイムが縮んだり、

成績がよくなったり、

体の動きが変わるなど

小さな成功体験を

重ねているからです。

さらに、頑張れば、

大きな大会で1位をとれる！

という未来への期待感があるから

頑張れるんです。

それでは、吃音キッズはどうか？？？

というと、吃音はそこが問題なんです。

吃音は

頑張って、頑張って

隠そうとすればするほど

予期不安

が強くなり、

どもりやすくなってしまいます。

予期不安というのは何か？

というと、

どもる前からどもりそうな予感

がして、不安になり、

どんどんどもってしまう、

という吃音を悪化させる犯人です。

だから、

吃音体質の子は、

頑張っても無理・・・。

頑張ってもどうせ・・・。

と自信を失い、

孤立感を高め、

未来に希望が持てなくなって

行動しなくなっていくんです。

そんな成功体験が

積み上がりにくい世界で

生きている子にどうしたらいいか？

それは、最初に述べたように、

吃音以外の

好きなこと、得意なことで

成功体験を積み上げていくことです。

だったら好きなこと

させとけばいいのね〜。

とやりたい放題に

放っておくだけでは

効果はなかなか出てきません。

お子さんの脳をポジティブ脳に変換

させるためにも、

子ども自身が気づいていないことも

肯定していき、

僕、イケてる！

私いい感じ！

もっとできそう！

と思わせていきます。

お風呂に入っただけで、

「あ、お風呂入ったね」

寝る前にトイレに行っただけで、

「寝る前、トイレにいけたね」

とできていることを

言葉にして伝えます。

そして、好きなこと、

得意なことについて、

「なになに、面白そう！」

「どこが難しいの？」

「どんな工夫したの？」

「へ〜、そんなことできるんだ〜」

「うわ！細かいことしてるね！」

「ママが子どもの頃は

　こんなことできなかったよ！」

などなど、興味関心を示し、

驚き、感心し、

子どもの脳に

小さな成功体験をたっくさん

積み上げていきます。

すると、自信がついて、

リラックスできると、

吃音はス〜っと

落ち着いていきますよ。　

ぜひ、試してみてくださいね。