吃音×発達凸凹キッズの専門家が、ハワイまで行って、ダイビングをしてきた理由について、お話します。
ハワイにあるサンシャインスキューバというダイビングショップは、ダイビングをしてみたい!と思って訪れた人が、「もっとうまくなりたい!」、「プロダイバーになりたい!」、「ダイビングのインストラクターになりたい!」と、どんどんステップアップする人が多いことで有名なダイビングショップです。
なぜだと思いますか?
結論から言うと、感動を味合わせることが得意だからです!ダイビングを経験された方なら
わかるかもしれませんが、海の中では呼吸ができません。危険がいっぱいです。潜るためには安心・安全が第一なので注意することがたくさんあります。
その注意事項を学ぶ中でジワジワと恐怖心や不安が募ってくるのです。好奇心だけでダイビングやってみよう!と思った人が、いざとなると怖気付いてまごまごしたり、海の中でパニックを起こすのです。
実は、私もその一人でした。20代の頃にダイビングのライセンスを取得したのですが、その1回のダイビングの後、「もう2度と潜らない」とダイビング離れをしました。なぜなら、とっても怖かったからです。
インストラクターさんは講習の中、毎回、海の中でこんな怖いアクシデントが起きたらどういうことになるか、と最悪の事態を想定して講習をしてくれます。「怖い〜〜〜〜!」と震えながら実践をしました。その実践が少しでもうまくいかないと、ダメ出しをされました。
まさに特訓でした!時代的な背景もあったようでしたが、何万円も払って、軍隊に入ったような特訓を受けました。途中、パニックになってインストラクターさんの指示を無視して、海面に急浮上し、ひどく怒られたことはいまだに忘れられません。命に関わることだから怒るのも無理ないのですが、パニックになってる人間に怒鳴ったりしても効果ないんです。「もうダイビングやだ…」という印象だけを残して私の初めてのダイビング経験はネガティブな記憶だけになって終わりました。
だからこそ、サンシャインスキューバさんの凄さがわかるんです。今、私の悩みは波酔いです。けれども、波のない深さまで潜れば大丈夫!だから潜りたい!という私の意思をインストラクターさんは理解してくれて、吐き気の合間に海に潜らせてくれる最大の協力をしてくれました。周りの人は、「あんな状態で潜るのは無理だろう」と船の上で休むことを勧めてくれる人もいました。けれどもインストラクターさんは理解してくれていました。タイミングをはかって私を海に潜らせてくれて、水深34mの地点になる沈船の中も探検させてくれて、「できない!」を「できた!」に変えてくれました!波酔いを克服して、もっと海の中の歴史や生き物に触れたい!という好奇心を高めてくれました。
つまり、人は苦手なことがあってもそれ以上に魅了されるもの、感動に出会うと苦手を乗り越えようと挑戦したい衝動にかられて動く生き物なのです。そこをサンシャインスキューバのインストラクターさんはよく知っていて上手に一人一人の好奇心を見抜きます。この人のつまづくポイントはどこか?(私の場合、波酔い)、この人の好奇心が刺激されるところはどこか?(私の場合、海の世界)
一度にたくさんの人を潜らせながらも、一人一人の個性を読み取り、それに合わせた対応で海で必ず感動体験ができるようにセットアップしてくれます。想像してみてください。学校の先生がそんなことができる人だったら?家のお母さんが子どもたち一人一人にそんなことができる人だったら?
人の才能は人の数だけあります。その才能を見抜いた教育ができれば、最強だと思いませんか?サンシャインスキューバのインストラクターさんのみるポイント、おさえるポイントを紐解くことができれば、日本の教育、家庭の教育は変わります。
吃音があったって、発達凸凹があったって、この子がつまづくところはどこなのか?それを上回るだけの好奇心が刺激されるところはどこなのか?これを見抜いて上手にアシストできる親になりたくないですか?そんな教育ができるようになるために発達科学コミュニケーションはリニューアルしていきます!
吃音がよくなるだけじゃない、苦手やピンチに遭遇しても乗り越える力を育て、自分の力で選択できる人生を歩ませる教育プログラムを企画してきました!近日、公開です!お楽しみに!