ASDタイプの脳の発達をあきらめない!

脳を育てる

先日、ASDタイプの子の

脳には「体積異常がある」

というお話をしました。

 

▼見逃した方はこちら▼

小さいのに博士のように難しい言葉を使って話が止まらないおしゃべりさんhttps://www.agentmail.jp/archive/mail/3198/10383/598723/

 

それについて読者様から、

「うちの子はこれなのかも?

と思いましたが、

脳の問題ということは

治らないのでしょうか?」

というお問合せをいただきました。

 

私もこのような研究報告を読むと、

「脳の器質的異常なら

 変えられないのか」

と以前は落ち込んでいました。

 

でも、今は違います!

脳にはまだわからないことが

たくさんあります。

 

別の研究では、

腸内細菌に注目し、

腸内の便を入れ替えたところ、

ASDの特性が落ち着いた

という報告もあります!

(こういうのを読むと
腸内細菌系のドリンクを
大量に買ってきて
試してしまう悪い癖があります。
お腹がゴロゴロになって
中止しましたが・・・。)

 

発達障害の話をすると、

「まさか!そんな!」

と名前を聞いてショックを

受けられるママと、

 

「やっぱりそうか!

だからこんなに育てにくいんだ!」

納得するママ

色々な方がいらっしゃいます。

 

診断名とか、

治る/治らない、

変わる/変わらないとか、

は重要ではないと思ってください。

 

大切なのは、

吃音も発達凸凹も

フラットな気持ちで

一旦、受け入れてあげる

マインドです。

 

まずはそこをスタートに

しないと、

 

・吃音をなくして

スラスラ話せるようにしなきゃ!

 

・発達凸凹をなくして

人に迷惑をかけない子にしなきゃ!

 

「0ベース」にすることを目標

とするようになり

子どもをみる目が

変わってきてしまうからです。

 

私たちが目指すのは

「0ベース」ではなく、

その子の持っている力を

最大限発揮させてあげること!

 

ASDの特性かな?

と感じられる、

「他者の気持ちの読み取りにくさ」

については一旦置いておきませんか?

 

それよりも、ASDの特性を

生かして好きなことへの

探究心・研究心を伸ばすなど、

 

長所を伸ばして、

自信を育て、

あなたにはこんなことも

あんなこともできる

未来があるんだよ!

 

子どもが自分の未来に

希望を持てるように

育てることを目標としませんか?

 

自信が育つと、

子どもは勝手に得意分野を

伸ばしていきます。

 

行動量が上がり、自立していきます。

「自分ならできる!」

という想いから辛いことでも

自分がやりたいことなら

最後までやり遂げられる

ようになります!

 

そうなると、

人の話に耳を傾ける余裕が

でてきます。

 

そこから、

 

「人は一人一人違う感じ方、

考え方があるんだよ。」

 

という話が素直に聞けるように

なっていきます。

 

ASDグレーの方は、

知識を蓄えることによって

問題なく社会生活を

送っている方がたくさんいます。

 

人は国、人種により

考え方に違いがあることなど

徐々にその事実を理解し、

思考の柔軟性が育つからです。

 

小さい内から焦って

他者への思いやりや

空気を読む力を

強制しないでくださいね。

 

とは言え、

体積異常だからと諦めたくは

ないですよね!

 

私はその特性を受け入れつつ、

だ・け・ど!!

あきらめてもいません!

 

そこで、もう一つ

別の研究をご紹介しますね。

 

ASDの治療研究ってたくさん

進行中ですが、

そのうちの一つが、

オキシトシン投与の研究です。

 

私がスキンシップは

できる内にたくさんしてください!

とお伝えしている理由にもなります。

 

 

続きは次回の記事で!



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