「もう歩けない」と言う吃音と繊細さのある小学生が思わず歩き出す声かけ

繊細
外出先で疲れた子に「もう歩けない」と言われて困ることはありませんか?頑張らせようとしても立ち止まってしまう場面で、脳と体にスイッチを入れ、一気にやる気を引き出す声かけのヒントをお伝えします。
 

吃音と繊細さのある小学生が外出先で疲れを感じやすいワケ

 楽しいと感じる場所に行っても疲れやすいタイプのお子さんがいます。
 
 
それは緊張や不安を感じやすい繊細な面があるお子さんです。
 
 
特に、行ったことない場所や初めて経験することに挑戦する時には、とてもドキドキしてしまい新しい刺激を脳の中で処理するのに必死になり、たくさんのエネルギーが必要になります
 
 
大人に比べ、小学生は初めて出会うものがまだまだ多く、楽しそうだということは分かっていても、どうなっているのかわからない未知のものに対し、不安や怖さを感じやすいです。
 
 
また、外出先では普段は目にしない事や聞かない音なども多く、見慣れない、聞き慣れない情報を脳の中で処理しなくてはいけないため、脳の中がとても忙しくなります。
 
 
 
 
それに加え、何かのきっかけでネガティブな思いになると、気持ちを切り替えることにも工夫が必要になる場合があります。
 
 
外出先で駄々をこねてしまうのはこのためです。
 
 

外出先で疲れてしまうのは体力だけでなく〇〇が関係している

 体力はあるはずなのに外出先で疲れてしまうのには理由があります。

 

 

それには敏感に周りの空気を感じ取ってしまうことが関係しています。

 

 

店員さんの忙しそうな様子や、機嫌が悪そうに文句を言っている人などの様子を意図せずに感じ取ってしまうことで、店員さんのタイミングをはかろうとしたり、文句を言っている人の言葉が自分に言われているような怖さを感じてしまったりすることがあります。

 

 

このように空気を感じ取ってしまうことで脳の中の刺激が多くなり疲れやすいことがあります。

 

 

 

 

体力はあるはずなのに、外出先で疲れやすいというのは、脳の中での処理にたくさんのエネルギーを使っているからなのです。

 

 

脳の中の情報処理量が多いということは脳の中での負荷が高く吃音にも影響しやすいです。

 

目的なく歩くことに楽しみを見つけられない吃音と繊細さのある小学生のわが子

我が家には吃音と繊細さのある小学生の息子がいます。

 

 

息子はもうすぐお昼ご飯を食べる、遊べる場所につくなど、分かりやすい目的がある場合には足取り軽く歩けるのですが、目的の場所まで距離があり、ワクワクする面白いものが何も無いようなところではすぐに「もう歩けない。疲れた。まだ?遠い。」と文句ばかり言いはじめます。

 

 

 

「もうすぐだよ」となだめたり「大丈夫大丈夫」と励ましても、すぐに「疲れた」と言い、どんどん歩くスピードが遅くなっていきます。

 

 

おやつを食べてみたり、お茶を飲んでみたりとこまめに休憩を挟んでも、ペースが上がる様子はありません。

 

 

子どもの訴えに、はじめは、優しい口調で笑顔で話すのですが、だんだんとお互いにイライラしてきてしまい「もう早く歩いてよ。早く早く」と注意することがしばしばでした。

 

 

注意をしてもお互い嫌な気持ちになるだけでどうしたら良いのかと悩んでいた時に出会ったのが発達科学コミュニケーションです。

 

 

発達科学コミュニケーションの楽しい!ワクワクする未来を想像できる声かけで、足取り軽く歩き始めることができました

 
 
 
 
 

吃音と繊細さのある小学生が思わずワクワクしながら歩き始める秘密の声かけ 

外出先での情報量の多さと、もう疲れて歩けないというネガティブな気持ちでいっぱいになっている気持ちをお子さんが自分で切り替えるのは至難の技です。

 

 

そんな時には、憧れているヒーローやアニメのキャラクラーを意識させてやる気スイッチを押してあげます

 

 

ドラゴンボールにハマっていたわが子には「たくさん歩いて疲れたね。はじめてみるものも多いし、頭もたくさん使ったね。」「もう少し歩いたら、筋肉がついて孫悟空みたいにかっこよくなれるね。」と声をかけました。

 

 

「もう嫌だ。疲れた。」というネガティブな思いでいっぱいになっている頭の中大好きなキャラクターを登場させることで、ワクワクする気持ちになりネガティブさが減っていきます

 

 

さらに疲れている足をさすったり、ふくらはぎの筋肉の硬さに驚いたりとスキンシップを届けることでポジティブなメッセージをダイレクトに脳に届けることができます

 

 

 

歩くの嫌だなという気持ちでいっぱいだった脳に、大好きなアニメの情報を届け、自分もそうなれそうだというワクワクする未来のイメージを持たせてあげることで、また歩きはじめられます

 

 

「早く歩いて!」「もう行くよ」と注意ばかりされてしまうとストレスになり吃音にも影響してしまいます。

 

 

疲れている様子の時にこそ、スキンシップとワクワクする未来のイメージを持たせてあげることで、また歩き出すことができ、脳のストレスが減ることで吃音も落ち着いていきます。

 

 

もう歩けないと駄々をこねている時、注意をするよりも、ポジティブな自分の未来をイメージしやすい声かけスキンシップを試してみませんか?

 

 

安心でいっぱいになると脳の負荷が減り、吃音も落ち着いていきますよ。

 

 

執筆者:こじま さとこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 

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